フィリピンのスラムの女性を支援する社団法人セブサポートとは


セブサポート

フィリピンでは海外のNGO団体をはじめ、多くの日本のNPOやNGOがスラム街の貧困層のサポートをしています。それは女性が収入を得て自立できるようになるためのサポートだったり、スラム街に生まれた子どもがしっかりと教育を受けることのできる支援活動です。

スラム街の貧困層の収入は500円

スラム街で定職を持っている人はいません。フィリピンは女性が一家の大黒柱として、鶏肉を焼いたバーベキューやバナナでつくったお菓子を露天で販売し、家族が生活するための収入を得ています。また、洗濯物や掃除などを請け負っている母親もいます。
母親の収入は売り上げや請け負った仕事の数によって決まりますが、1つ売れても15円、1日平均にすると500円にも満ちません。スラム街の家族は子どもが5~7人いるケースも珍しくはないのでこの収入では暮らしていくことはとても困難です。
父親は無職が多く、仕事があっても港や市場でのポーターで家族を支えていくだけの収入にはなりません。

 

セブサポートの支援

 

セブサポートの役割

フィリピン セブのNGO団体グローリアセブはフィリピンのスラム街に住む貧困層の支援を目的に2016年、社団法人セブサポートを設立しました。日本のみなさんにフィリピンの貧困の現状を知っていただき支援の輪を広げ貧困層の自立と教育を支援する活動を行っていきます。
現地に在住しているセブサポートの理事は1992年からスラム街に暮らす人々の暮らしのサポートを行ってきました。

スラム街の女性の生活をサポートする活動

スラムの家族が毎日食事を摂れ、子どもが学校に通うためには収入が必要です。2006年にはフェアトレード工房を設立しスラムの女性を雇用してリサイクルバッグやキャンドル、アクセサリーをつくるサポート活動をはじめました。
スラムの女性がつくるフェアトレード製品は、日本人による品質チェックを受けた後、フィリピンそして日本で販売され、その売り上げ金は貧困女性の収入になっています。

 

また、サポート活動は工房内だけにとどまらず、スラム街でフェアトレード製品づくりの講習を行い、貧困家庭の母親がつくったフェアトレード製品の販売、売り上げの還元を行っています。売上金の40%が貧困層の母親の手に渡ります。

 

セブサポートの支援

 

フィリピンのスラム街の子どもが学校へ行くためのサポート

フィリピンの公立学校は無償で授業を受けることができますが、文具や制服の購入代などが掛かります。このお金を払うことができずに学校へ行きたくても行けない子どもがスラムにはたくさんいます。

 

社団法人セブサポートでは里親を募り、スラムの子どもが学校へ行くための奨学金を支給しています。里親になっていただいたスポンサーさんへは子どもからのお礼の手紙、近況報告、学校の通信簿などをお送りしています。

継続的な支援活動の大切さ

セブサポートはすでに25年前からフィリピンで支援活動を行っています。その支援はスラム街に限らず、台風や地震などの災害が起きた時には支援物資を集め被災地へ届けるサポートも行い、2013年11月4日に起きたヨロンダ台風での支援活動は日本のマスコミにも取り上げられ、現地の被災状況や支援についてインタビューを受けました。

 

フィリピンで本当に役立つ支援とは一過性のサポートではなく、現地に在住してフィリピンの人たちと日ごろから信頼関係を築き、継続的にサポートを行うことが大切です。
フィリピンのことを知っているからこそ、現地の人たちが求めていること、効果的なサポートがわかります。

 

セブサポートの支援

フィリピンのNGO グローリアセブと日本の社団法人セブサポート

フィリピンでのボランティアやインターンシップの募集、現地でのサポートはNGO団体グローリアセブが、子どもを支援する里親会員、女性の自立を支援するサポート会員、そしてご寄付などの窓口は社団法人セブサポートがそれぞれ担っています。
私たちはフィリピンの行政や教育機関、NGOと協力してフィリピンの貧困を少しでも減らすこと、そして日本人にフィリピンのことをもっと知っていただくことを目的に活動を行っています。

 

フィリピンの女性と子どもの自立を支援する社団法人セブサポート

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