フィリピン セブ島 地域開発ボランティア体験談

愛弓 大学生
 
 
セブの地域開発ボランティアに参加して、自分が聞いただけの情報を信じすぎている。
自分の固定概念にとらわれすぎていることに気づくことができた。

 
 
実際に見たことがないのにスラム街に怖いと言うイメージを持っていたりフィリピンに観光で行った友人から「ストリートチルドレンがすごい、気を付けて」と言われストリートチルドレンに危険と言うイメージを持っていた。
 

しかし地域開発ボランティアに参加し自分の目で確認し正しい情報を得ることができた。
 
 

スラムの家の様子やゴミ山は悲惨な状態だなと思ってしまったが決して怖い場所ではなかった。
 
そこに住んでいる人は誰一人悲しい顔はしていなかった。驚きだった。
これが幸せの定義の違いなんだと感じた。

 
 

私が幸せに感じる時って何だろうと考えてもあまり浮かんでこなかったし、当たり前と思って生活していることすべてが幸せだと教えてもらった時には心から納得できた。
 

自分の固定概念にとらわれず物事を見る大切さを知った。
 
ストリートチルドレンについてもそうである。
 
オリエンテーションで良いストリートチルドレンと悪いストリートチルドレンがいることをはじめて知った。
 

路上で物売りをしなければならない子を聞くと私にはかわいそう、何をされるかわからなくて危険と勝手に想像していた。

 

 

日本人が児童労働と言う言葉を使うのは私みたいな考えの人が多いからだと思う。
 

しかし子どもたちは笑顔で私たちとかかわってくれた。
セブの言葉をたくさん教えてくれた。
こういう子どもたちを可哀想とみるのは失礼で誤解なことがわかった。
 
 

児童労働ではなく親孝行であり、親に選ばれなくても受け入れて物売りをして家族のために働いていた。
この感覚は日本人には理解しがたいものだと感じた。
 
 

だからこそセブでストリートチルドレンとかかわるという貴重な体験ができた私が友人、家族にこの地域開発ボランティアでの体験を伝えていかなければならないと強く思った。
 

短期間の海外ボランティアでしたが多くを学ぶことができました。

 
 
2017年3月23日~28日
 
 

 
 
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