途上国のボランティアで気づいたゴミ問題とフィリピンの政策


途上国のゴミフィリピン セブ 地域開発ボランティア体験談

梨紗 東京国際大学3年

 

初めての途上国、かつ途上国におけるボランティアで、たくさんの気付き・発見・体験がありました。

 

フィリピンに渡航する前、カンボジアでボランティア活動を行っている友人にボランティアでセブ島に行くことを伝えた際、「観光地じゃん」と言われたことがありました。

 

その時途上国の経験がゼロだった私は、スラムやストリートチルドレンといっても観光地のフィリピンにいる子だろうと勝手に思い込んでいました。

 

しかし実際に私が想像もしていなかったような地域に住む人々、そんな生活の中無邪気に笑顔で遊んでいる子どもたちの姿を目の当たりにして衝撃を受けました。

オリエンテーションで斉藤さんがおっしゃっていた1%のリゾート地と99%の途上国としてのセブ島を実感した5日間でした。

 

 

私が特に気になったのは

ゴミの存在

子ども

フィリピン政府

の3点です。

 

ゴミの存在
初日、空港から宿舎までの道のりの間、道端に溜まっているゴミの数々が目につきました。

その翌日、山岳地域と海沿いのスラム地域に行ってみて、いわゆる市内と呼ばれる地域と比べ物にならないほどのゴミが散乱していることに驚きました。

 

4日目、スラム街の家庭訪問でさらに衝撃を受けたのは、ドブの隙間という隙間がゴミで埋め尽くされていることでした。

 

2日目や3日目で我々が子どもたちに渡した蒸しパンの入った袋やお菓子の包みを彼らが食べ終わるとその場で地面にポイと捨てている姿を見て、ゴミの問題を解決するためには、彼らの意識を変える必要があると感じました。

 

実際、スラム街になぜハエが多いのかと考えた時、ゴミが多いからという考えに至りました。

また、4日目のゴミ集積地では息を深く吸えないような環境で暮らす人々を見て、彼らの健康が心配になりました。人々の生活や衛生を考えると、この「ゴミの存在」はなんとしてでも改変すべきだと思います。

 

子ども
ボランティアの間、いろいろな子どもたちを軸として活動してきて、彼らに笑顔と元気をたくさんもらいました。

1日1ドル以下の生活は苦しいものであるだろうにも関わらず、笑って友達や家族・兄弟と遊びながら、時には助け合いながら生活している姿を見て、本当に心が豊かなのは日本人より彼らの方ではないかと思いました。

 

フィリピン政府
あまりフィリピン政府についての知識がないので偏見になってしまいますが、スラム街の黙認の件や立ち退き後のケアやプラスチックやビン・カンのゴミ処理の件から、フィリピンの現地環境やスラムの対応よりも観光客寄りの意見を気にしているのかな、と感じました。

 

今回の地域開発ボランティアを通して、非常に政府政策について興味が湧いたので日本で調べたいと思いました。

 

 

5日間、実際3日間の活動ではまだまだ物足りなさを感じました。

また、自分には子供と遊ぶ、配給の手伝いをすることしかできないという無力さを実感しました。

 

夜のストリートチルドレンやスラム街の人々の今後の政策など、知りたいことが増え、また再度このような途上国でのボランティアに参加したいと思いました。

参加期間 2017年9月21日~25日

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