フィリピン人のイメージ

フィリピンで使われている言葉は170種類

日本人が使っている言葉は日本語。
地方ごとに方言はありますがすべて日本語です。

フィリピンでは国語のタガログ語、公用語は英語、そして地域ごとに異なる言語が使われています。

共通言語はタガログ語

日本でも良く耳にするタガログ語。
実はフィリピンの国語ではなく元々はマニラのあるルソン地方で主に使われていた言語なんです。

1987年の憲法で決められたフィリピノ語はタガログ語をベースにした国民共通の言語。
その他、セブのあるビサヤ地方で使われているビサヤ語をはじめ、イロカノ語、ビコール語など、その地域によってさまざまな言語が使われていて、フィリピン全体では111もの言語があります。

タガログ語は学校の国語の授業で教わりますし、テレビなどのメディアでも使用していますので全国民が理解します。
でも、他の地域の人が喋っている言語はわからない。

例えばセブの人たちはイロカノ語とかビコール語はわかりません。

フィリピンの公用語は英語

日本では将来的に小学校の高学年からの英語の授業化が検討されていますが、フィリピンでは幼稚園から英語の授業が行われ、小学校からは基本的にすべての授業が英語で行われています。

ちょっと改まった場所での会話や、ビジネス、教育、マスコミなどの分野では国語よりも英語の方が多く使われます。
新聞もすべて英字。

フィリピンで英語が公用語になった理由は、戦後アメリカに占領されていた時期があったから。
「アメリカはフィリピンに教育を広めた」
と、言われているぐらい学校制度や言語についてフィリピンはアメリカの影響を強く受けてきました。

日本も70年ほど前、アメリカに統治されていた時代がありました。
その時にもし英語が公用語になっていたら、今どうなっていたでしょう。

日本でも日本語と英語の2つの言語が公用語になっていたら、日本人の考え方や行動が今とは大きく異なっていたことでしょう。
おおげさではなく今とはまったく違う社会になっていたかもしれません。

現地の言葉を覚えよう

フィリピンは東南アジアで唯一、英語が一般的に使われていますので言葉で困ることはありません。
でもその地域で使われているフィリピンの言語を事前に調べ、あいさつ程度の言葉を覚えておくと、現地の人たちと打ち解けやすくなります。

例えばセブに来る方でしたらビサヤ語を。
フィリピンで使われている言語は、英語の「R」とか「L」のような、日本人が苦手とする発音は少なく、カタカナ読みのようにはっきりとした発音が多いので日本人には覚えやすいです。

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簡単ですよね。

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