フィリピンの貧困家庭の深刻な夫婦問題


フィリピンの女性

女性が稼ぎ家族を養う

フィリピンの男女平等度は高く教育の平等度はなんと世界一。
貧富に関係なく女性が社会に出て稼ぎ家族を養っているケースが多く、家庭でも奥さんが主導権を握っています。

 

貧困家庭の場合はこの事象が顕著で男性は仕事もせずギャンブルやアルコールに依存し女性の稼ぎで食べている状況。

 

このアンバランスが家族、特に夫婦間の問題を引き起こしています。

自立していないフィリピンの男性

奥さんだけでなく旦那さんも仕事に精を出せば家族の生活は楽になります。
しかし片方が頑張ると片方はそれに甘えてしまう。

 

貧困家庭では女性が行商や物売り、パートタイムなどで稼いでいるので男は仕事をしない。
生活の向上を考えなければ最低限生きていけるから。

 

 

グローリアセブが支援している家族のケース

 

奥さんの最終学歴は小卒。
住み込みの家政婦をしていて月の収入は15,000円ほど。

 

旦那さんは家具の行商をしていますが、コミッションは売れた分だけ支払われる完全ノルマ制。
フリーランスで仕事をするしないは本人の自由。

 

奥さんの稼ぐ収入に甘え、仕事もせず朝から酒を飲み昼間は寝ている日々。

 

 

こんな生活をしている旦那さんにも不満があり、それは夫婦一緒にいる時間がないこと。

 

毎日住み込みで働く奥さんが家に帰ってくるのは日曜日だけ。
それを不満に思っているのですが、家族のために働く奥さんを責めることはできません。

それよりも問題は自分が仕事もせず昼間から酒を飲んでいること。

 

自分が働き家族を養えば奥さんは大変な労働をする必要はありません。
履き違えているのです。

 

 

家族には7人もの子供がいます。
その子たちの食費や学費を稼ぐため奥さんは頑張っているのに旦那さんはそれがわからない。

 

貧困家庭に良くある夫婦問題。
問題は自立していない男性です。

 

そして母親は家を出ていく

男性が世の中に甘えて生きているケースはいくらでもあります。
そしてそんな男を見限って家を出て行ってしまう女性も。

 

酒やギャンブルに依存し働かない男性と一緒に暮らしていても家計の支出が増えるだけ。
貧困地域の家庭では奥さんが急に家出してしまうことも珍しくありません。

 

 

フィリピン国民の宗教とも言えるカトリックは離婚を禁じていますので、結婚せず同棲状態で所帯を持っている夫婦が多く、別れるのは簡単。

 

 

小さな子どもは奥さんが連れていき、中学、高校ぐらいの子は家に残す。
残った旦那さんの面倒を見させるためです。

 

 

無収入になった残された家族は、役場から子供一人あたりにつき1万円程度の給付がされるのでとりあえず食べていくことは可能です。

 

 

お金のかかる旦那さんを切り捨て、行政からは給付金が出る。
奥さんにしたら良い選択かもしれません。

先のことは考えない

フィリピンの貧困層は10代で出産、同棲する場合が多く、家族の将来設計がないまま流れで一緒に暮らし始めます。

経済的なことは考えていないので破綻するのは目に見えている。
まして男性が働かない。

 

 

先のことは考えず今だけに集中するフィリピン人の性格。
そして皮肉にもジェンダーギャップがなく女性が優秀なことも家族生活が破綻する一因。

 

 

この問題を解決するためにはフィリピン人男性の自覚と努力が必要です。

そして、フィリピンがいつまでも途上国から抜け出せないのも男性に原因がある、と言っても過言ではありません。

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