海外インターンシップ

将来自分が進むべき道

セブの子どもの教育や貧困女性の自立支援活動を行っている国際ボランティア団体 グローリアセブでは私たちの活動をサポートするインターンスタッフを毎年受け入れています。
 

夏休みに2か月間、グローリアセブのインターンシップに参加した大学生の感想です。
 

 

愛奈 九州大学 3年
 
この一か月半のグローリアセブでのインターンシップを振り返ってみて、まず思うのはあっという間だったなぁ、早かったなぁということです。
 
 
時の流れが二倍増しにも三倍増しにでもなっているのではないかと思うほど、本当に一瞬にして過ぎ去っていきました。
それほど毎日が充実していたのだと思います。
 
 

最初の週は自分自身もNGOの活動がどういうものか分からなかったので、ボランティア参加者の人たちと一緒に新鮮な気持ちで感動したり、ショックを受けたりしながら参加させてもらいました。
 
 
2週目からは一度経験している為、適宜誘導の声掛けをしたりしましたが、あまりうまくできなかったように思います。

 
 

インターンシップであるにもかかわらず、最後まで自分自身も一緒に楽しんでいたり、学ぼうとしすぎてしまっていたりしたかなと思っています。
 
 
ボランティア団体でのインターンシップというスタンスでの行動のし方には苦悩しました。

 

どこまでがボランティア参加者と一緒で、どこからが一緒じゃダメなのかの判断するのが難しくたくさん考えすぎてしまったように思います。
 

 

ですが、同部屋の子に「自分らしく」普通に過ごしてみたら?
と言ってもらえてからは、変にインターンシップとボランティアというレベルで考えることがなくなったので、インターンシップで経験した事を伝えると言った感じで自然とサポ―トの声掛けを活動中やアパートに帰ってからもできるようになったかなと思っています。
 
 

毎週セブに来るボランティアの人たちの思いや考えに触れることができたので、みんなの体験談を見ながら考えに反論したり同調したりして、さらに自分の思いを深めることが出来たのは非常に大きな意味があったと思っています。

 

 

今回のセブでのインターンシップは自分の知らなかったセブの現状をたくさん知ることができました。
 

おそらく日本人の大半が来る前の私と同じように知らないと思います。
もしくは、スラム、ストリートチルドレン=暗い・悪いというイメージを持っていると思います。
 
テレビ番組でもドキュメンタリーなど暗い系のものが多い気がします。

 
 

そこで、より多くのひとに知らない現状をしってもらうためにテレビ関係に就職して様々な国や地域のこれまで伝えられてこなかったようなことを、メディアを使って伝えていけたらなぁと本当にぼんやりと考えているところです。
 

 

まだまだ自分の進路については未定ですが、まずは今回のインターンシップで見てきたこと・感じたことを自分のSNSを使ってしっかりアピールしていこうと思います。
 
帰国直後だけで終わらず、継続的に経験を共有していきます。

 
 
いうのは簡単ですが、実行するのはなかなか難しいと思っているので、気持ちを忘れず頑張ります。
 
 
まだまだ書き切れていませんが、グローリアセブのインターンシップを通して本当に多くのことを考え感じ、悩みました。
沢山のことを知りました。
 
 
絶対に今後の大きな財産になると思います。
 

 
 
日本での数日のインターンシップでこれほどに経験を積むことができるでしょうか。
愛奈さんはその後、念願だった東京のテレビキー局に総合職で採用されました。
 
 

グローリアセブでは夏休みや春休みにフィリピン無料インターンスタッフを募集しています。