フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談
優美子 高校3年
グローリアセブのボランティアに参加する前、スラムには悪い人がたくさんいて、治安も悪く、犯罪は日常茶飯事であるというイメージを抱いていました。
そのため初めはスラムを訪問することに少し抵抗がありました。
また、スラムに住み貧困生活を送っている人は可哀想だと思っていました。
しかし、実際にスラムを訪問したことによって今まで抱いていたイメージとはかけ離れた環境であるということを知れました。
住民の方々は見ず知らずの私たちを笑顔で歓迎してくれました。
私が訪問した時間帯には犯罪が起こっている様子など全くなく、住民の方々が洗濯をしたり、ご飯を作ったりするなど、私たちと変わらない普段の生活を送っていて少し安心しました。
スラムの家は狭いしとても暑かったです。
もしも私があの家に住むことになったら絶対に生活出来ないと思います。
それでもスラムの子どもたちは家族で過ごしている時が一番幸せと言っていて家族の大切さを再確認できたし、家に帰ったらお父さんにもっと優しくしてあげようと思いました。
ミヤちゃんの家のお母さんが日曜以外ほとんど家にいないと知った時、少しびっくりしました。
もし自分がミヤちゃんだったら毎日泣くと思います。
ミヤちゃんは泣かないって言っていたし、姉妹で協力していて偉いなと思いました。
アイランドピクニックに行く途中、海のスラムから眺めた橋の上を通りました。
橋の上から海のスラムが見えて、今からリゾート地に行くのが申し訳ないなと思いました。
アイランドピクニックは楽しかったけれど、それまでに訪れたスラムとのギャップみたいなのをすごく感じました。
最終日にろうそく作りをやりました。
私はろうそく作りがすごく楽しいと思ったけど、あの作業を1日中するのは辛いと思いました。
一生懸命やっても1本1ペソにしかならないと聞いて本当に大変だと思いました。
セブ島はリゾート地というイメージが強く、私の周りの人もセブにスラムがあるということを知らない人がほとんどだと思います。
私が今回見たものや経験したことをたくさんの人に話し少しでもセブのスラムに住む方々のことを伝えたいです。
1週間貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました。
2017年3月9日～15日
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