セブのゴミ山の子ども
フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

はるか 福岡女子大学 3年

 

私はこの1週間のセブボランティアで多くのことを学びました。

 

日本ではかわいそうと思われがちな貧困家族はどんなに貧しくつらい生活をしていても、みんな笑顔を忘れず今を精一杯生きているということがすごく印象深かったです。

 

 

私は今まで大学で発展途上国の貧困について学んできました。

授業で見る映像には、ゴミ山でゴミを集める子供や足場の悪いスラムで生活する子などの様子が流れていて、学校に行きたくても行けず貧困で苦しんでいる子どもたちはかわいそうだという思いを持っていました。

 

 

しかし、今回のボランティアに参加して、実際にスラムを訪れて感じたことは、そういった映像は悪い部分が抜粋されているだけで本当はみんないつでも明るく楽しく暮らしているのだなと感じました。

 

急に来た正体不明の私たち日本人に対しても、子どもたちや子どもたちの親、町中の人々はすごくフレンドリーで接してくれて、すごく人の真の温かさを感じた1週間でした。

 

 

 

子どもたちと遊んだ時間はすごく楽しかったけれど、子どもたちが生活している環境を歩いて周るときは、こんなに衛生面が整っていない状況で暮らしているのかとすごく心が痛くなりました。

 

 

特にゴミ山は毎日夜行っているミーティングで話をするときに思わず涙が出てしまうほど、想像を超えた壮絶さで、自分がいかに恵まれた環境で生活できているのかということを改めて感じさせられた日々でした。

 

 

私は2月にセブ島に旅行で来たときに、ストリートチルドレンに「give me money!」と言われ、何もできなかった事が心残りでグローリアセブのソーシャルボランティアに参加しました。

 

 

この1週間で多くの状況を知り、多くの人たちの生活環境を経験しました。

自分の中でこういう使命もあると思うので、日本に帰ったらできるだけ多くの人に伝えて、それがどんなに遠回りをしても何かしらの形でフィリピンセブ島への支援につながればいいなと思います。

 

217年8月17日~23日
 
 
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