セブのゴミ山の子ども

フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

Rino  大東文化大学 3年

 

私はフィリピンでのソーシャルボランティアに参加する前から、スラム街や貧困層の人たちの住んでいる地区を見たことはあったけど、いつもかわいそうだな、とか怖いなといった目で横を車で通りすぎるだけでした。

 

 

ボランティアが始まり、いざスラム街に着いた時は車から出るのが怖かったけど、歩いてみるとみんな笑いかけてくれたり、なりより子供たちが元気で明るくて私が今まで想像していたスラム街とは全く違うものでした。

 

 

ゴミ山は今まで画像やTVでしか見たことがなくて、一定の地区にまとまってゴミが大量に捨てられているのかなと思っていたけど、ゴミのすぐ横に家があったり、バスケをしたり、売店があったりと、ゴミ山の中で生活しているのを知って驚きました。

 

自分たちが住んでいた所がゴミの集積場になったと聞いてショックを受けました。

 

化学反応を起こして燃えているそばを子供がサンダルで遊んでいて、とても危ないと思ったし、あの大量のゴミを放っておくと家までもいつか全焼しそうで怖いなと思いました。

 

 

 

訪問したどの地区を見ても、家と呼んでいいのか分からないくらいの住まいで、大変な仕事でもわずかな稼ぎしかない中で、みんな工夫をこらして生活しているのを見て尊敬したし、私たち日本人がどれだけ恵まれているのかが改めて分かりました。

 

フィリピンのソーシャルボランティアを通して、子供たちの優しさと明るさで逆に私が元気をもらった気がします。出会ったすべての人たちの笑顔を一生忘れずにいたいと思いました。

 

私は貧困の差が激しくても明るく幸せに生きているセブの街が大好きです。

 

2016年8月11日~17日
 
 

 
 
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