セブ島の海の上のスラムでボランティア


セブのスラム

海の上にできたスラム

フィリピン セブのスラム街は海の近くと川沿いに集中しています。
 

セブ空港からセブ島の市街地へ向かう途中、大きな橋を渡ります。
セブ空港が位置するマクタン島からセブ島を結ぶ、日本のODAで建設された長さ1kmほどのブリッジです。

 

橋の上から海を見ると海にせり出すようにトタン屋根の家がたくさんあるのを見ることができます。
これがセブの海の上にできたスラム。

 
 

海の上のスラムにも住所がありひとつの地域として行政から認められた場所ですが、スクワッターと呼ばれる不法居住者が大勢住みつき、役場の調べでは居住者は5万人とされていますが登録されていないスクワッターの正確な人数は不明。

 
 

住人は海の上に竹や木材で柱を建てベニヤ板で囲いをつくり、水上にひしめき合うように暮らしています。
海の上を通る小さな通路は竹で作られた脆弱な橋で、踏み外せば海に落ちてしまいます。
 

セブのスラム

海に住む理由は仕事があるから

フィリピンのスラムの居住者で定職を持った人はいません。
男性はポーターとして船積みする荷物を運んだり、海に運ばれてくる鉄くずを拾い売る仕事をしています。
 

誰かに雇用されて働いているのではなく、自主的に行い賃金を払ってくれる人を探すんです。

 
 
女性はアクセサリーづくりなどの内職や洗濯の請負などで収入を得ています。
観光客がセブで買う土産物のアクセサリーはスラムの女性が作っています。

 
 

セブの海の近くに住むもうひとつの理由は汚水や生活用水を海に垂れ流せるから。
スラム周辺の海は現地の子どもは泳ぎますが一般の人たちや、まして観光客が泳げる場所ではありません。
 

セブのスラム

セブのスラムをボランティアで支援する人たち

フィリピンの役場の予算はその地域の税収で決まります。
スクワッターが多く住む海のスラムには企業はもちろん税金を払っている人も少ないので役場には住民を支援をする十分な予算がありません。

 
 

スラムでは海外のNGOや教会がスクワッターの生活支援をしている場合が多く、ボランティアで食事を配給したり子ども教育の支援がされています。
 

セブの海から山岳へ

フィリピンでは数年以内に街からスラム街をなくす目標を立てていて海のスラムの居住者もいずれスラムから強制移住を勧告され違う場所へ移り住んでいきます。
移住先はセブの山岳地帯。

 

移住先では仕事がなく、またスラムへ戻ってくるスクワッターもたくさんいます。
スクワッターの暮らしはセブのボランティアで知るスクワッターの意外な居住先でご覧ください。
 

セブのスラム

セブの海から山へ、そしてまたスラムへ戻るスクワッターの生活。

セブのボランティアでは貧困層の居住地の変遷をも学んでください。

 

但し、注意したいのは絶対にひとりや日本人同士では行かないこと。
昼間のスラムの風景はのんびりとして穏やかな場所に見えますが、フィリピンのスラムは犯罪の温床となっていて薬物や銃器の売買が行われているスラムがあります。
 

スラムを訪問する際はスラムを管轄している役場のスタッフに同行してもらうか現地を知り尽くしている信頼のおけるフィリピン人と一緒に行ってください。

 
 

グローリアセブのボランティアでは海や街中のスラムと強制移住先の山岳地域を訪問し食事支援のボランティア活動を行います。

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