セブのイメージ

セブは危険か安全か

「セブの治安は大丈夫ですか?」
 

海外ボランティアや留学を考えている学生から一番多く寄せられる質問です。

 

グローリアセブのボランティアは海外がはじめての方やおひとりで参加される方も多いので治安や安全についてご心配になる気持ちは良く理解できます。
 

治安についてご質問をいただいたときには、
「過度な心配をしなくて大丈夫です。但し、軽犯罪に遭わないよう最低限の注意は必要になりますです」とお答えしています。

 
 

ボランティアのみなさんが本当に知りたいセブの治安と安全対策について、シチュエーション別にご説明します。
 
グローリアセブのボランティア参加者のみなさんに、現地で日本人スタッフが説明している内容です。
これらを注意していればそれほどの心配は必要ありません。

 

グローリアセブのボランティア学生で、今まで犯罪やトラブルに巻き込まれた方はおひとりもいません。

スマホに注意

家の近くのコンビニへ買い物に行くとき、財布やスマホを手にもって歩いていませんか?
 

手に持って歩いていても大丈夫な国は世界で日本だけ。
 
 

財布やスマホはバッグの中へ入れて持ち歩いてください。
ズボンの後ろポケットに入れるのもやめてください。

 

ひったくりをする子どもがたまにいます。
最初は物乞いをするように2~3人の子どもたちが近づいて来て、そのうちに人数が増え周りを取り囲みカバンやポケットに手を入れはじめます。
 

彼らは悪い大人に利用されているストリートチルドレン。
 
 

極力ひとりでは歩かないでください。
また人通りの少ない場所へは行かないでください。

ショッピングモールで声をかけられたら

フィリピン人は社交的ですので知らない人にも良く声を掛けます。
ほとんどの人は良い人なのですが、中には騙すために声をかけてくる人がいますので、基本的に知らない人の話には乗らないでください。

 
 

「日本の友人から来た日本語の手紙に何が書いてあるか教えてほしい」
「荷物がいっぱいで運びきれないので、タクシースタンドまで手伝ってくれないか」
「用事があるのでちょっとのあいだ子どもを見ていてくれないか」
 

どれもついつい「いいですよ」と言ってしまいそうなパターンですが、Sorryと言ってその場を離れてください。
 

彼らはちゃんとした身なりをしていて、家族連れだったりと悪いようなことをする人間はにはまったく見えません。
 

その後お礼に、と言ってどこかへ誘ってきます。

観光地のスリに用心

セブにはビーチをはじめ教会や市場などたくさんの観光地があります。
そのような場所ではスキが生まれがちですのでスリには注意してください。
 

荷物は身から離さず、バッグは前に抱え、できれば友人とお互いの荷物をチェックしあうのが良いでしょう。

レストランで気を付けること

荷物はイスの上に置かずに、膝の上など自分の身から離さないようにしてください。
スマホをテーブルの上に置きっぱなしにはしないこと。
 

自分の視界に入っているから大丈夫、とは思わないでくださいね。
スリは足元に何かを落としたり、後ろから声をかけて来て相手の気をそらし、その隙にものを盗みます。
 

トイレに立つときも荷物は全部持って行ってください。
 

意外と安全なスラム

ボランティア学生が一番気にするのが、貧困層が住むスラム地区での犯罪です。
実は貧困地区は他の場所と比較したら安全な場所なんです。
 

スリはお金を持っていそうな人が集まる場所を狙いますが、貧困地区には観光客もいなければお金を持っている人もいません。
ですので外部から犯罪者は入ってきません。

 

また、貧困地区は住民同士のつながりが強く、もし住人の誰かが犯罪を犯したらもうその場所では暮らしてはいけません。
 
 

グローリアセブはスラムやゴミ山などの貧困地区で毎日のように活動をしていますが、いままでトラブルが起きた例はありません。

気になるぼったくりタクシー

タクシーを心配される人もたくさんいます。
セブのタクシーは全車メータータクシーです。
 

1時間ぐらいかかる遠い場所に行くときには乗車時に「メーター料金プラスいくら」と事前に言ってくる場合もありますが、もし高いと思ったら、そのタクシーには乗車しなければ問題ありません。
降りるときに急にボッタクリのような料金を言ってくることはまずありません。
 

タクシーで気を付けることは置き忘れ。
降車の際は必ずシートの上を確認してください。

スマホの置き忘れに注意

治安の話ではありませんが一番注意して欲しいこと。
外出先で写真を撮っていてそのままスマホを置き忘れて来てしまう方がたまにいます。
 

ボランティア活動先であれば探せるのですが、たいていの方はどこに置き忘れてきたのか覚えていませんので探しようがありません。

 
 

交番に行って紛失届を書いてもらい、その証明書を帰国後保険会社へ提出すれば代金の一部は戻ってきますが、証明書が発行されるまでに2~3日掛かってしまい帰国日を先に迎えてしまう場合も。
 

スマホの置き忘れ、
本当に注意してください。
 
 
 
 
セブの治安と安全対策についてご説明をしましたが、これらはフィリピン セブに限ったことではなく、日本を除く世界中のどの国でも言えます。
 

セブでは大きな事件を心配する必要はありませんが、軽犯罪に遭わないよう日本にいるときとは気持ちを切り替えて過ごしてください。

 
 

グローリアセブではボランティアのみなさんに安全に過ごしていただけるよう、日本人スタッフがオリエンテーションからボランティア活動、生活面のサポートまで行っています。