継続的な国際協力は誰もができる

海外の支援活動を継続的に行うのは難しくはありません。
自分が気づかなかったちょっとした行動が海外の貧しい人の喜びや役立ちにつながります。

海外に長期間滞在しなくても誰にでもできる継続的な支援をお伝えします。

国際協力は現地を知ることから

短期の1週間でかまいません。
まずは海外に出かけ現地の様子を知ってください。

そして自分が見た事実、感じた内容を帰国してから周りの人に伝えてください。

「映像や写真で見た貧困社会を、実際に見てみたかった」
「少しでも貧困支援の役に立てば」

と言う目的で海外ボランティアやスタディーツアーに参加をされる方が大勢います。
そして、ストリートチルドレンと交流したり貧困層の人の暮らしを見ていただくと、みなさん感動しそして自分の知識や先入観が間違えだったことに気づきます。

東南アジアの途上国フィリピン。
街にはモノ売りやモノ乞いをしている子どもが大勢います。

日本では絶対に見れない光景です。

今日、食べるものにも困り、お腹を空かせて路上で寝泊まりしている貧困層に食事や物資を配給したり子どもの教育を支援するボランティア活動を、現地在住の日本人や世界各国の団体が継続的に行っています。

海外でのボランティアに参加したらそこで見たものや経験をご家族やお友達にたくさん話してください。
海外に行かなければわからなかった貧困層の暮らし、仕事、住まい、食事・・・

自分の体験をお友だちや家族に伝えれば、相手は海外支援や途上国の現状に興味を持ち、いつか自分も海外の人の役に立つ支援に関わってみたいと思うかもしれません。

実際に海外に行かなくても興味を持ってもらっただけでも途上国と日本の友好につながります。

継続的な海外ボランティア

互いの理解と友好関係が継続的な支援に

お互いをわかり合い友好関係をつくるのは大切です。
海外に行けない方はネットやNGOなど専門の団体から情報を収集し途上国の文化や社会を知ることからはじめましょう。

大学生ならば春休みや夏休みを利用して海外ボランティアに短期で参加もできますね。
実際に現地の人と触れ合えば信頼関係が築けます。
途上国の人たちも日本人を理解してくれるでしょう。

そこから本当の国際支援がはじまります。

日本に戻ってから手紙や写真を送る。
古着や文房具を集めて継続的に寄付する。

あなたが自分たちのことを忘れていなかった、気に掛けてくれていたと現地の人は感動します。
もちろんあなたが継続的に再訪すれば親友のように迎え入れてくれるはずです。

海外ボランティアに参加した方はその経験を一過性で終わらせるのではなく、自分にできる継続的支援を考えてみてください。

継続的な海外ボランティア

ボランティア団体の活動にかかわる

海外で継続的に活動している団体は、日本で現地活動発表会を開催したりアルバイトやインターンシップを募集しているところも。
海外ボランティアの経験者はもちろん未経験者でも継続的な国際協力に携わることができ、途上国に関する自分の知識も深まります。

もっと直接的な支援をご希望の方は里親になってみるのはどうでしょう。
貧困国の子どもが栄養を摂り適切な教育を受けるために奨学金を支給して支援をする方法です。

奨学金を募集しているNGOやNPOの会員になり、あなたが収めた会費が奨学金として貧困の子どものために継続的に使われます。

セブで活動するボランティア団体 グローリアセブでもフィリピンの路上で物売りをしている子どもの里親を募集しています。
里親になっていただくと子どもからお礼状やクリスマスカードが届きます。

もちろん里親からも子どもに手紙を送れますので継続的な交流が生まれます。

詳しくはストリートチルドレンの里親募集をご覧ください。

求められる継続的な支援

海外で活動しているボランティア団体はより支援活動の継続性が求められます。

フィリピンでもいくつもの日本のNPOやNGOなどの団体が活動しています。
フィリピンの人たちと協力しながら、何年も継続的に活動を行っていて現地の人たちにとって欠かせない存在になっています。

2005年からセブ島の貧困層の子どもの教育と食育を支援しているグローリアセブもそのひとつ。

海外ボランティアに興味のある方のために春休みと夏休みには海外ボランティアが初めての方のためのソーシャルボランティアを募集していますので、途上国の現状を自分の目で確かめてみたい方にはお薦めです。

国際協力活動を自分にはできないものと考えないでください。

それは本当に小さな支援でかまいません。
大切なのは、まずはじめてみること。

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