病気でも病院に行けないフィリピンの貧困家庭の理由

フィリピンの医療

薬が買えない

不衛生な生活環境と栄養が不足している食生活によって貧困層の子どもが病気になる確率は高いです。

 

汚染された水や腐った食品から細菌やウイルスが体内に入り食中毒や肺炎、皮膚病などを患います。
 

貧しい家庭の子どもには咳や発熱、発疹などの症状が。
 
 

すぐに医者に診てもらいたい症状でも診察費や薬代が工面できず家で寝ているしかない貧困層。
 

抗生物質は1錠 100円
 

医者から処方されても薬が買えず、結局病院に行く意味がないのです。

フィリピンの医療費用

マニラやセブなどフィリピンの都市部には私立の総合病院が多数あり日本人でも違和感ない医療サービスを受けることができます。
 

システムは日本と異なり、総合病院の一般外来はオープンシステムの形式で病棟の中に個人の開業医がテナントのように入り開業しています。
 

レントゲンなどの検査、入院施設は病院に帰属。
薬は調剤薬局で購入します。
 
 

単独で検査専門のラボラトリー施設もあり、そこでの検査結果を病院に持参し医師の検診を受けます。
 

検査ラボラトリーでの費用は血液検査、尿検査、レントケンなど安価な一般的なコースで800円~1,000円ほど。
 

医師に支払う診療費は1,000円~2,000円ぐらい。
 

その後処方された薬を薬局で購入。
この薬代が高く抗生物質だと指定された日数分で数千円に及びます。

お金がなければ病院に行けない

重い症状だと医師から入院を勧められます。
 

施設の整った大きな総合病院の場合、部屋はホテル並み。
個室にはバスルーム、キッチン、大型テレビが備え付けられ不自由なく過ごせます。
 
 

しかしこのような病室に入院できるのは裕福層か海外保険に加入している外国人のみ。
 

貧困層の入院する施設は劣悪で入院することで感染症に掛るほどの不衛生な病室。
 
 

また、入院前に5~10万円もの保証金を入院費とは別に病院に支払う必要があるので貧しい家庭の人は病状が悪くても簡単には入院できません。
 
 
 

貧困層のために地域の役場には無料で診療が受けられるヘルスセンターが併設されています。
 

ヘルスセンターには医師が常駐し、一般的な風邪や発熱、軽度の怪我にはその場で薬も受け取れます。
診察費も薬代もすべて無料。
 
 

しかし検査施設はなく、深刻な症状の場合はヘルスセンターでは対応できません。

グローリアセブの医療支援

子どもが咳き込む、発熱や頭痛が続くといった症状の場合、親は不安になり精密検査を望みます。
 

血液検査、レントゲン、MRI。
 

しかし医療検査には多額の費用が必要で、その後の検診、薬代を加味すると貧困層にとっては途方もない医療費。
 

結局、検査も通院も諦め、街のドラッグストアで安価な薬を購入し子どもに与えるだけ。
一時的な気休めにしかなりません。
 
 
 

グローリアセブでは、支援している奨学生が病気になった場合、検査費、治療費、そして薬代のすべてを負担しています。
 

また、どのような対応をすべきか知らない親も多く、症状によって検査施設や病院の案内も。
 
 
 

フィリピンでは適切な治療を受けられず、また不衛生な環境と栄養不足によって子どもの死亡率が高く生後一か月以内の死亡率は1.2%。
1,000人の赤ちゃんが生まれ、一か月後に12人もが死亡してしまう現実。
 
 

途上国の子どもたちに必要なのは、貧富に関係なく誰もが平等に受けられる医療です。
 
 

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