フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

あきほ 愛知県立大学
 
今回のボランティアは本当に私にとって貴重な体験になりました。
 
初めての海外、また初めてのソーシャルボランティアで不安なことしかありませんでしたが、航空券のアドバイスなど、本当に助けられました。
 
 
セブに来る前は、スラムの子どもたちというと、ボロボロの服を着た子どもたちが、物乞いをしにくるとか、スリが危険だ、とか、インターネットで検索をするとそういった怖い情報ばかりがでてきて、貧しい地域では危険なんだとばかり思っていました。
 
でも、実際に来てみると、まわりの人がとてもフレンドリーで、貧しい=かわいそうという自分の先入観がまちがいだったと感じました。
 
 
 
一番の衝撃をうけたのは、ゴミ山に住む子どもたち。
車からおりた瞬間から匂いがすごくて、ハエもたくさんいて、それなのに子どもたちがすごく幸せそうで。
 
その一方で何不自由なく日本で暮らしているのに、満たされていない自分がすごく情けなく感じました。
 
 
ゴミ山で暮らす子どもたちは、もうそうやって生きていく生活しか知らず、その生活がずっと続いていくということ、貧困層と裕福な層の格差が非常に大きく、それが覆ることはない、という話を聞いて、ここではそういう暮らしの仕組みがもうできあがってしまっているんだと感じました。
 
 
 
今までの私だったら、ゴミ山の暮らしを先進国のような暮らしにするべきだ、とか考えていたけれど、それは私の価値観を押しつけているだけだと分かりました。
 
もし貧しい人々を支援したい、と考えている人がいるならば、自分も含めて、支援先に訪れて、本当に必要なことは何なのか、自分の目で見るべきだと思いました。
 
 
私の友人にも、海外支援をしたいと考えている友人がいるので、日本に帰ったらこのグローリアセブを紹介します。
 
 
 

2019年2月21日~27日
 
 

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