セブの子どもたち
フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

拓臣 小学校教諭

 

「もっと多くのことを知りたい」「また、ここへ来たい」

そんな思いを抱いて日本へ帰国した日から約5ヶ月が経ち、今回グローリアセブでのボランティアは2回目の参加でした。

 

 

前回とプログラム内容はほとんど同じですが、大きく変化したことが自分自身にありました。

それは「先入観なくプログラムにのぞめたこと」です。

 

 

初めてボランティアに参加したときには、スラムやゴミ山で暮らす子どもたちは“かわいそうだ”という大きな先入観をもっていました。

でもやっぱり違った。

子どもたちの目は輝いていて、「今」という瞬間を全力で楽しんでいるようでした。

 

たった1週間。ほんの一部かもしれないけれど、現地に足を運んだからこそ分かる真実もあります。

 

 

 

今回は2回目の参加ということもあり、現地の言葉で積極的に話せたのも大きな収穫でした。

活動外の時間には一人で山の集落へ足を運んだこともありました。

 

 

「今日は一人?」と始めは不思議そうにしていた子も快く迎えてくれました。そこにいた制服姿の一人の男の子。

彼は平日に学校に通い、土日は街に出て物売りをする、グローリアセブの奨学生の一人です。

 

もし観光だけでセブに来て彼を見ると「ストリートチルドレン」という切り取られたワンシーンからしかその子に対するイメージを持てないかもしれない。

 

きっと、これも先入観。

確かにセブには日本から見れば貧しい暮らしをしている家庭が多くある。

でも悲観的になることなく毎日を明るく生きています。

 

 

 

夢を聞くと「教師」「警察官」「エンジニア」。

海の写真を見せると「うわぁ、きれい」「どこの海?」「魚だ!サメはいない?」。

そんな風に、希望に満ちた答えが返ってきます。

ゴミ山では、下に落ちている英語の本を読んでいる子もいました。

 

 

「僕たちは、知らない世界をもっと知りたいんだ。」そんなことを訴えられているようでした。

 

 

 

じゃあ、自分は教育者として何ができるんだろう。

そんな大きな課題と出会い、これから歩む人生に大きな夢をもてた1週間でした。

 

 

 

活動を共にした仲間たち、セブの子どもたち、多くの学びをかけがえのないものを与えてくれてありがとう。

 

「I return here」

また、会おう。

 

2017年8月10日~16日