セブのゴミ山の子ども

フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

そのか 大分大学 3年

 

私が今回、セブのソーシャルボランティアに参加したきっかけは、去年マニラでストリートチルドレンを見かけたことです。

 

マニラ空港に着陸する寸前にトタンの家の周りでバスケットボールをしていた少年たちを見て、衝撃を受けました。

 

 

空港のすぐ近くで危険でものすごくうるさいのであろう場所で遊んでいたあの子たちは一体どんな暮らしをしているのか、果たして幸せなのだろうか、そんな疑問に何らかの答えが欲しくてグローリアセブのボランティア活動に参加しました。

 

 

 

実際にスラムやゴミ山を訪問してみて目に飛びこんできたものは決して快適とは言えない子供たちの生活環境と、その中でも目を輝かせて明るく生きている子供たちでした。

 

子供たちは自分に出来ることを見つけて家族のために働き、日々の中に幸せを見つけて笑顔で暮らしている、そんな印象を受けました。

 

 

 

どこに住んでいる子供たちもとても明るくて人なつっこくて、英語で接してくれました。

特にゴミ山の子供たちは「アテミカ、アテミカ」と呼びながら私の手を引いてくれました。

 

後で聞くと「みかお姉ちゃん」という意味だったそうで、ものすごく嬉しかったです。

 

 

 

そんな子供たちの温かさに触れることで幸せとは一体何なのか、先進国で便利で不自由ない暮らしをしているにも関わらず、目の前の幸せやありがたさに目を向けず足りないものばかり見つけている自分たちの方こそ幸せなのか、とても考えさせられました。

 

 

今回ボランティアという形で活動に参加させて頂きましたが、子供たちにしてあげたことよりも子供たちからもらったことの方がはるかに多かったです。

 

一方で、子供たちの健康について考えずにはいられませんでした。

学んでいる看護の視点から見てみると子供たちの生活は満たされているとは思えませんでした。

あの子供たちの笑顔が下痢などの症状でうばわれているのかと思うとものすごくやるせなさを感じました。

 

 

子供たちの笑顔をどうしたら守っていけるのか、自分にできることは何なのか考えながら今後の勉学に励もうと思います。

 

 

人生観が変わるような貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。

 

2017年8月10日~16日
 
 

 
 
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