フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

けんじ 帝京平成大学
 
僕がボランティアに参加した理由は、1年前に母の妹の家に1ヶ月半暮らしていた時に出会った1人の少年の子がきっかけでした。
 
自分とは全く違う環境で、しかもその環境も決していいとは言えないところで過ごしているにも関わらず、その少年は食事ができて、住むところがあるだけで幸せと言っていました。
 
しかも、その顔は本当に幸せそうだったのを見て、その少年と似た環境で育っている子達ともっと触れ合いたいと思ったからです。
 
 
実際にフィリピンに来る前のまでは可哀想と思っていて、貧しい子達にもっと便利な物とか楽しく遊べるものをあげるといったことがボランティアなのかなと思ってしまっていた自分がいました。
 
だけどフィリピンに来て少し環境は違うけど貧しい子達と触れ合ってみて、可哀想といった表現の仕方は少し違うなという風に思いました。
 
 
インターネットなどでは食事が十分でない子たちの痩せている身体だったり、ゴミ山の子達の写真だったりと、やはりネガティブな印象を与えるものばかり。
 
でも実際はその中の笑顔の部分に自分たちはフォーカスするべきなのではないのかと思いました。
 
その笑顔を少しでも多く守るためのボランティアというものをしてあげていがなければならないと思いました。
 
 
 
1週間しかいれていないので、まだ表面の部分にしか触れられていないとは思います。
 
その中で思った子供達の笑顔を守り、育てていくことができるボランティアは、やはりゴミ山や海辺、瓶のところなど健康に害がある所は、きれいにしてあげて、仕事も何か代わりになるものを見つけてあげるべきだと思いました。
 
 
しかし、それは僕たちには難しい事だと思います。
 
なので、今、僕たちにできることは斉藤さんがおっしゃっていたように、ここで経験したことや感じたことを、日本にいるここに来る前の自分と同じ考えを持っている人たちに伝えていくこと。
 
少しでもイメージと現実とのギャップを少なくすることだと、まずはそこから始めていこうと思います。

 
 
2019年8月
 
 

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