フィリピンの子ども
フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

葉月 社会人

 

海外へ出たのも初めてで、英語さえも話すことができない状態でボランティアに参加した自分。

 

現地に行ってフィリピンの子どもたちと関わり、最初は実際に行ってみないとわからないくらいに考えていたけれど、日が経つにつれて、毎日深く考えて、いったいこの多くの問題を自分がどう動けば少しでも良い方向へむかうのか、こんなにも大きな問題を自分が考えたところで何か変わることはあるのか悩むようになりました。

 

 

考えても考えても難しすぎて、他にも参加していた人たちは遥かにたくさんの知識や考えをもっていて、こんなにもたくさんの考えが他にもあるはずなのに未だ貧困の問題が世界から無くなっていくには程遠い現実を突きつけられました。

 

 

 

今まで何か変えようとして来たわけでもなかったのに、子どもたちの笑顔を思い出すたびに楽しくて嬉しいことも浮かぶけど、それ以上に悔しいという感情が溢れ出てきます。

 

 

毎日、活動後にみんなで集まって意見の交換をしてきたけれど、その時も自分からは上手く言葉が出てきませんでした。

 

もっと思うこと感じることはたくさんあったけど、言い表すことの出来ないほど難しい現状を知った今、このまま「ボランティア活動のお手伝いを一週間経験して色んなことを知った」で、終わらせないようにします。

 

 

 

今の自分に出来ることは本当に小さく力になれるのかどうかも分からないけれど、これからも積極的にボランティア活動に参加していったり、もっと英語の勉強をして実際もっとたくさんの人たちと会話をして自分に出来そうなことをもっと探し、日本にもフィリピンの現状の問題を広げ解決につながるように努力していくことにします。

 

 

日々、平和に暮らせていることに感謝し幸せを感じながら日本でも生活を送りたいです。

 

2017年8月24日~31日