セブのスラムの子ども
フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

Yuki  名城大学 3年

 

1週間、フィリピンのセブ島でグローリアセブのボランティア活動に参加しました。

 

私が印象に残っているのは、スラム街の子供たち、ストリートチルドレン、ゴミ山の子どもたちなど、どこの子も笑顔に溢れていたことです。

もちろん大人の方もです。

 

 

 

家庭訪問に行った時、家族全員がずっと笑っていて、すごく幸せそうな過程だなと思いました。

 

その家族の女の子にインタビューしたとき、今の生活には80%満足していて、残りの20%は学校をまだ卒業していないことで、また一番幸せな時間は家族と一緒にいることだと答えていて、彼女は私より経済的には豊かではないけれど、私にはない何かを持っていると思いました。

 

 

なぜなら、私は彼女のような笑顔に溢れる家庭を持っていないからです。

また、最低限の生活ができていても、それよりもさらに上の生活を求めてしまう自分が恥かしくなりました。

 

 

 

フィリピンにボランティアに来る前は、充分な食事も食べられず、学校にも行けず、不衛生な環境で生活する人たちのことをかわいそうだと思っていました。

 

でも、実際に来てみると、みんな笑顔で、幸せそうで、自分の先入観は間違っていたと気づきました。

 

 

また、自分たちが生活している場所を見学しにくる私たちのことをどのように思うのだろうと不安に思っていたけれど、大人の方は目が合うとほほえんでくれて、子供たちはかけ寄ってきて一緒に遊んでくれて、優しさに心があたたかくなりました。

 

 

この1週間は、20年間をなんとなく過ごしてきた私にとってはとても大きな挑戦で、最初はとても不安でした。

でも、見るもの、聞くこと、感じることすべてが新鮮で、とても刺激的な日々でした。

 

 

セブ島での1週間のボランティアは今後絶対忘れることはないと思います。

 

ここでしかできない経験をさせてもらって、関わったすべての人たちに感謝しています。

 

日本には、私と同じような先入観を持った人がたくさんいると思います。

実際に私の友達もそうでした。

だから日本に帰ったら、なるべくたくさんの人にこのボランティアでの経験を伝えたいです。

 

そして、今の豊かな生活を当たり前だと思わずに感謝して頑張っていきたいです。

 

>2016年8月25日~31日
 
 
フィリピンのリアルな情報を、セブ島から発信してます!
「国際協力」や「海外ボランティア」に興味がある方は、ぜひ追加してください。

 
 

海外ボランティアなら、日本から近くて安いフィリピン セブ島へ