フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

向日葵 高崎経済大学 2年
 
私にとって、セブでのボランティア活動はとても刺激的でした。
 
スラムでの子供達の暮らし方だけでなく、フレンドリーさや明るさ、前向きな姿勢はもちろん、フィリピンの生活スタイル、交通事情、空気感、お金の使い方や物価など今まで経験したことがなかったり、想像できなかったことが経験として得られたことで、自分は成長できたのではないかと考えました。
 
うまくまとめられないので、日ごとに振り返ります。
 
 
<1日目>
一番初めのオリエンテーションでフィリピンの現状だけでなく一週間を過ごす仲間たちのことを出身や参加動機で知ることができて良かった。
 
一番初めの山岳地域のスラムでは子どもたちのフレンドリーさに圧倒されて接し方にとまどった。
 
二つ目に行った海沿いのスラム街は迷路のようで、足場も悪く本当に海の上に立っているのが謎だった。
 
子供達の様子とスラムの現実を見て、「豊かさ」について考えさせられた。
 
 
<2日目>
家庭訪問で各家族の間取りや生活を感じることができて良かった。
しかし、自分と比較してみると良くない環境できっと私は生活できないなと思った。
 
2日目の子供達とのアクティビティで自分から積極的に話しかけにいくべきなのだなと思った。
 
話が通じなくても、聞き返したり私がわからなそうなジェスチャーをすると丁寧に教えてくれた。
 
NGOがケアをしているこのスラムが一番活気があって、人の数や建物などが多くて、しっかりしていたと感じた。
 
 
<3日目>
3日目のゴミ山とジャンクショップは、共に住宅とは別に広場の様なところに子供達が座って待っていてくれたことに驚いた。
 
絵具のアクティビティでは、年が上の子が積極的にボランティア生を助けてくれたり、小さい子供たちは上の子供達のいうことを待って聞いたり、上下関係的なものが垣間見れて、興味深かった。
 
 
<5日目>
フィリピンの学校の制度や施設、雰囲気を知ることができた。
近くに寄ってきてくれるこどもたちは小学校5年生から6年生までなことに気づいた。
 
それは、自分が支援している側だという自覚している子や自分の現状を理解し始める境目のように感じた。
 
 
<まとめ>
学生のうちにこのようなボランティア経験ができたことは、自分のための大きな力になると思う。
 
スラムの子供達の生活を改善させるために大きなことできないけれど、小さな支援を重ねて嬉しかったこと、残念に思ったこと、色々あったけれど、来て良かったなと思う。全ての人とその協力に感謝します。

 
 
2022年9月
 
 

 
 

 
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