フィリピン セブの子ども
フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

Kiyoha  大正大学 3年

 

グローリアセブのフィリピンボランティアを通して、フィリピンの最貧困層の人達が貧困だからといって全てに不自由しているわけではないことを知れました。

 

むしろ、日本人よりも日々の生活に対して充実感を持っているのではないかと感じたくらいでした。

 

 

斉藤さんが最後に仰っていた「フィリピン人が大事にしているものは家族と食べるもの・歌」というのは正に当てはまると思いました。

 

生きていく上で、大事に思うべきことなのかな、とも。豊かな物に囲まれて、常にカーストの中にいる日本人である私達からしたら、一体何が幸せであるのか考えさせられました。

 

 

物質的な豊かさと、心の豊かさは決してイコールでは結ばれない、日本人とフィリピン人で大事にしていることを比べると、圧倒的にフィリピン人のほうが心の面では豊かであると感じました。

 

 

 

しかしフィリピンの最貧困層の生活環境が子ども達にとって良いとは言えません。
 
もちろん周りに一緒に遊ぶ友達がいる・近所の大人が常に子どもを見ていられる・大きな声で思いっきり遊んでも怒られない環境はいいなと思いました。

 

 

遊育の観点から見ると、日本よりも子どもたちがのびのびと遊んでいて素敵だなと感じました。

 

 

今回、学校に行けていないであろう子ども達とたくさん触れあいました。
 
その時に、この子達が学ぶ機会を得たら、もっと素敵な考えが生まれるのだろうなと思う瞬間がたくさんありました。
 
 

貧困であることが悪いとは思わないけれど、貧困であるが故に子ども達に学ぶ機会が与えられないことは悲しい現実だと感じました。

 

 

社会を変えない限りこの現実が変わることはないだろうけど、グローリアセブさんのような奨学金制度を通して子ども達が「学べないことはおかしい」と思い、主張できる未来がきてほしいと感じました。

 

 

私にできることは、今回のフィリピンボランティアで感じたこと・見たことを周りに伝えるぐらいしかできないと思うので、それに徹したいと思います。
 
 

2016年8月11日~17日
 
 
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