ボランティアと留学生のためのセブ観光情報

有名な観光地からローカルな場所まで、ボランティアや留学でセブに来る方のための観光情報。
 
セブの観光情報はたくさんのサイトで紹介されていますが、ここでは特に行き方と注意点について詳しく案内しています。
 
折角のセブです。
ビーチだけではなくたくさんの場所を訪問しフィリピンの文化や風習を肌で感じてください。

格安でもアクセスがちょっと不便 マクタン島のビーチ

マクタンビーチ
 
ネットや観光ガイドに掲載されているセブの海の写真。
実はセブ島ではなく隣のマクタン島のビーチの写真です。
 
日本からセブに来るときに着陸する空港もマクタン島にあります。
マクタン島の東海岸はビーチリゾートになっていて数多くのリゾートホテルやビーチが点在。
ビーチはほぼすべてが有料で利用料は500円ぐらい。
 
プールも完備したビーチもありますがレストランはなく食べ物や飲み物は基本的に持ち込み。
コテージやパラソルは有料になりますがシャワーや更衣室は無料で利用できます。
 
行き方
タンブリビーチなど有名なビーチはタクシードライバーが知っていますのでタクシーで行けます。
セブ市内から片道約700円。
 
しかしビーチにはタクシーが待っていませんのでタクシーを往復でチャーターする、運転手付きのレンタカーを借りる、またはビーチから近くのショッピングモールまでバイクタクシーなどで移動してそこからタクシーを利用するの3つ。
 
タクシーをチャーターすれば待ち時間を合わせ往復6,000円~8,000円。
これは運転手との個人交渉になります。
 
運転手付きのレンタカーですと例えば6時間で約7,000円。
利用料の安いビーチですがそこまでの往復交通費が意外と掛かります。

The Cebu リゾートホテルのプライベートビーチ

プライベートビーチ
宿泊客以外のビジターでも日帰りでリゾートホテルのビーチやプール、レストランを利用できるディユースプラン。
 
セブのほとんどの有名ホテルが行っているサービスで、客室利用以外は宿泊客とほぼ同じサービスを利用できます。
 
ビーチ、プール、ホテルエントランス、そこにはまさにThe Cebuの光景。
ランチビュッフェも付いて約3,000円~。
 
料金はホテルの格によって異なりますがお薦めは5,000円クラスのホテルです。
 
利用方法
事前予約は必要なく飛び込みでok。
ホテルに到着したらフロントで「ディユース」と告げてください。
 
料金の支払いのあとサービス内容や施設の説明が行われます。
 
パスポートの提示を求められるホテルも。
利用時間は10時~18時が基本です。
 
行き方
セブ市内からタクシーを利用。タクシー代は片道約700円~900円。
 
ディユースを行っているクラスの有名ホテルでしたらドライバーは場所をわかります。
帰りはホテルスタッフにタクシーを呼んでもらいます。

セブの歴史探求ならサントニーニョ教会とマゼランクロス

サントニーニョ教会
セブの市内観光で外せないのがサントニーニョ教会とマゼランクロスのふたつの歴史的建造物。
 
フィリピンがアジアで唯一のカトリックの国となった理由は、あの世界一周で有名なマゼランがセブに来て、当時のセブの女王にカトリックの洗礼を行ったから。
 
マゼランは今から約400年前、このサントニーニョ教会のある場所で洗礼式を行いサントニーニョ教会とマゼランクロスが建てられました。
 
1565年に建てられたサントニーニョ教会はフィリピン最古の教会として格式高く、週に三回行われるミサにはセブ中から大勢の信者がお祈りにやってきます。
 
観光客でも自由に教会の中に入れますので日本ではなかなか体験する機会のないカトリック教会の雰囲気を堪能できます。
 
サントニーニョ教会の裏手にあるマゼランクロスも併せてどうぞ。
 
行き方
タクシーにサントニーニョチャーチまたはマジェランクロスと告げてください。
どちらもほぼ同じ敷地にあるのでどちらを告げても大丈夫ですが、サントニーニョ教会の正面入り口前の道路は週末やミサが行われる時間帯は通行止めになるのでマジェランクロスの方をお薦めします。
 
マジェランクロスと告げた場合、タクシーはマクドナルドの前で停まります。
マクドナルドを背にして前方30mにマゼランクロス、右斜め前にサントニーニョ教会。
 
訪問時の注意
お祈りをしている信者が大勢いますので教会内では騒いだり大声を出すことは慎んでください。
また、宗教上の理由から女性は肌の露出の多いノースリーブ、ショートパンツ姿での入場は禁止となっています。
 
入場は無料。
 
サントニーニョで暮らす子どもたち
サントニーニョ教会周辺には路上で寝泊まりしながら生きていくために物売りをしている子どもが大勢います。
 
日本人だとだとわかると「お土産、100ペソ」と言って近づいてきます。
実はグローリアセブでは彼らが学校へ通うための奨学金制度をつくり教育支援を行っています。
 
彼らは育児放棄された子ではなく親兄弟と共に生活していますので悪いことはしません。
フィリピン人の中には彼らの支援のためにお土産用のキーホルダーを買ってあげる人もたくさんいます。
 
決して小ぎれいではない格好をした子どもたちが急に近づいてきたらびっくりすると思いますが、彼らは普通の子どもたちと何も変わらず明るく無邪気な子どもたちですので不安にならないでください。

戦争の爪痕を見る サンペドロ要塞

サンペドロ要塞
歴史好きな人にお薦めするスペイン人が建てたフィリピン最古の要塞、サンペドロ要塞はサントニーニョ教会と並ぶセブを代表する観光地。
 
セブの海に面した三角形の石垣要塞には今も16門の大砲跡が残り当時の戦いの様子を感じることができます。
 
要塞は一周10分ほどて見て回れるほどの大きさですが、要塞内には沈没船から引き上げた遺品を展示する博物館も。
 
また、要塞の海側には芝生広場が、正面入り口前にはプラザと呼ばれている広大な市民公園が広がりセブ市民の憩いの場となっています。
 
公園は日影が少なく日中は暑いので夕方がお薦め。
 
行き方
タクシーにフォートサンペドロと告げてください。
サントニーニョ教会から徒歩5分の場所ですので教会やマゼランクロスと併せて訪問することをお薦めします。
 
入場料
30ペソ(約80円)

活気溢れるセブの下町 コロンとカルボンマーケット

カルボンマーケット
セブの醍醐味はダウンタウンにある。
 
セブはアップタウンと呼ばれる山側とダウンタウンの海側に大別され、現在でこそアップタウンが賑わっていますが元々はダウンタウン地区がセブで一番賑わっていた場所でした。
 
ダウンタウンの中心地、コロンはセブの渋谷と呼ばれ週末には大勢の若者が買い物や飲食を目的にやってきます。
 
通りには隙間なく露店がならび生活雑貨、食品、衣類など安く購入でき、週末にはナイトマーケットも開催されます。
 
イミテーションショップや中古ショップなど如何わしいお店も並ぶコロン地区は、アジアを感じさせるセブで唯一の場所です。
 
コロン地区から海沿いに向かった場所にカルボンマーケットがあります。
カルボンは観光客向けのマーケットではなく地元の人が毎日利用する市場で野菜、フルーツの生鮮品が格安で販売されています。
観光客でも購入は可能ですし、冷やかしだけでもok。
 
コロンから徒歩で行けますのでコロンに行ったらカルボンマーケットまで足を延ばしてみてください。
 
行き方
コロンもカルボンも有名ですのでタクシードライバーは場所を知っていますが、コロンは範囲が広いため「コロンのどこ?」と聞かれます。
そんな時は「ガイサノ コロン」と言ってください。
 
コロン地区のランドマーク的なモールです。
ガイサノコロンを起点に散策すると良いでしょう。
 
スリに注意
コロンとカルボンにはスリの多いので手荷物には十分注意を払ってください。

セブを一望できる展望台 トップス

トップス
 
海のイメージが強いセブですが、島の中心部には南北に山脈が走り実際は山岳地域が多いんです。
 
トップスはセブ市内から一番近い山岳地域の展望台で標高は600m。
セブ市内やマクタン島はもちろん、天気が良ければボホール島まで見られるデートスポット。
 
展望台は東を向いているので日の出や夕日に染まるセブの絶景を望むことができます。
 
展望台には多少の飲食店と売店がありますがアミューズメント施設などはなく、ただ景色を楽しむのみ。
トップスに行くなら天気の良い日を選んでください。
 
展望台に続く道にはオシャレなレストランが点在していますので帰りに寄ってみるのもお薦め。
 
行き方
セブ市内 ラフグにあるJYスクエアが出発点。
ここからタクシーまたはハバルハバルと呼ばれるバイクタクシーを利用します。
 
バイクタクシーはJYスクエアのマクドナルド近くで客待ちをしています。
注意したいのはトップスにはタクシーもハバルハバルもいませんので必ず往復でチャーターすること。
 
運転手もわかっていますが念のため往復 ラウンドトリップと言ってください。
 
料金は交渉になりますが相場は往復1,200~1,500ペソ。
 
タクシーもバイクも同じです。
この料金にはトップスで1時間程度の待機時間も含まれていますが、帰りにレストランに寄りたい方は事前に運転手に伝えてください。
 
JYスクエアからトップスまでは約30分
 
入場料
100ペソ(約250円)

セブ唯一の高級住宅地に建つ中国寺院 道教寺院

中国寺院
 
1972年、セブの中国人グループによって建設されたセブでは珍しい中国寺院。
ビバリーヒルズと言う高台の高級住宅街にあり、海抜300mの寺院からは市内を一望することが。
 
寺院の入り口から5分ほど急な階段を上ると赤や緑の色鮮やかな寺院が現れます。
寺院ですので見どころは建築物の見学ですがそこからの眺望は一見の価値あり。
 
また、セブ市内の喧騒とはかけ離れた住居専用地区、中華系の大富豪が住んでいるビバリーヒルズも見ることができます。
 
寺院内は20分ほどで回遊可能。
入場無料。
 
行き方
セブ市内のショッピングモール アヤラまたはJYスクエアからタクシーで行きます。
ドライバーにはチャイニーズ テンプル イン ビバリーヒルズと告げてください。
 
寺院にはタクシーはいませんので必ず往復チャーターすること。
料金はドライバーとの交渉になりますが往復1,000~1,200ペソが目安。

セブ市内の中心地 フエンテ オスメニア サークル

フエンテオスメニア
セブのアップタウンとダウンタウンの境にある繁華街。
 
周辺にはデパート、地元の人が利用する飲食店。ファストフード店などが密集しています。
 
路上のモノ売りやストリートチルドレンも大勢いますので、周辺を散策するときには注意して。
 
サークルの中心地は公園になっています。
 
フエンテは観光地ではなく地元の人たちが買い物や飲食を楽しむ地区ですが、セブ一番の歓楽街で有名なマンゴストリート、旧市街地のコロンへの道路はフエンテを起点に伸び、それぞれ徒歩でも行くことができますのでセブの下町を楽しみたい方はまずフエンテを目指すと良いでしょう。
 
セブ市内で人気のBBQショップ、LARSIAN(ラーシャン)もフエンテにあります。
 
行き方
タクシードライバーには「フエンテ」で通じます。
サークルに差し掛かったところで「フエンテの何処」と尋ねられるので、初めての方はロビンソン(デパート)かマクドナルドと言うのが無難。
 
サークルには多くのタクシーが通っていますので帰りの足に困ることはありません。
 
ラーシャンに行く場合はドライバーにラーシャンと言えばまずわかると思いますが、わからなかった場合はニューロビンソン(ロビンソンデパートの新館)と言ってください。
 
タクシーを下車した場所からラーシャンの入り口が見えます。

巨大なモールでお買い物や飲食を楽しむ ショッピングモール

SMセブシティ
セブで一番大きなショッピングモールはSM。そして高級志向のアヤラ。
このふたつがセブを代表するモールです。
 
SMは以前はシューマートと呼ばれていたモールで、その名前は靴の行商が集まって市場を開いていたことに由来しています。
中華系オーナーのSMは日本でいえばイオンモール。
 
 
正方形の建物の中心には百貨店があり、取り囲むようにさまざまな専門店が並んでいます。
 
全部を見て回るのなら半日は時間を取って訪れてください。
 
セブで映画を観るならSMの最上階にある映画館が広くてきれいでお薦め。
日本よりも早くハリウッド映画の新作が上映されています。
 
SMはセブに二か所あり、新しいのは2015年にオープンしたSMシーサイド。
その名の通り海沿いに建てられたモールは東京ドーム20倍の面積。
 
館内からは海が、屋上からはセブの山が一望できます。
 
シーサイドがオープン以降、今までのSMはSMシティと呼ばれ区別されています。
 
行き方
セブ市内でタクシーにSMと言えばSMシティに向かいます。
シーサイドに行く場合はSMシーサイドと告げてください。
 
シティは南館と北館に分かれていてどちらに行くかはドライバーの気分次第。
メインの入り口は北館(ノースウィング)ですがどこのタクシースタンドに到着しても南館と北館はつながっていますので問題なし。
 
シーサイドはタクシースタンドは一か所です。
シティ、シーサイドともタクシースタンドが併設されていますので帰りに困ることはありません。
 
アヤラはスペイン系オーナーが経営する高級感あるモール。
円柱型の建物の半分がショッピング街、半分はレストラン街。
 
オープンエアのレストラン街は日本にはあまりない景色を楽しめます。
 
SMよりは建物の規模は小さいですがそれでもゆっくり館内を回遊するには2時間は必要。
 
アヤラでは特にレストラン街での食事をお薦めします。
 
行き方
タクシードライバーにアヤラと言えば大丈夫。
アヤラもタクシースタンドは何か所かありますが一般的にスターバックスの前で降ろされます。
もしもアヤラの何処と聞かれたらスターバックスと言ってください。

アドベンチャーアイランド ボホール島

ボホール島
ベンチャーアイランド、ボホールはセブ港から船で1時間45分。
 
チョコレートヒルズやメガネザルのターシャ、リバークルーズなどが楽しめます。
 
一日観光の場合は早朝の船に乗り、ボホールでレンタカーをチャーターして観光地を巡り、夕方の船でセブに戻って来ます。
 
行き方
ボホールへは旅行会社の一日ツアーに申し込むか、個人でチケットを購入して行く方法のふたつがありますが、ここでは個人で行く場合の方法をご案内します。
 
セブには4つの港があり、ボホール島行き船はピア1から出港しています。
ピアワンでタクシーはわかります。
 
建物の外、右手にチケット売り場がありますのでそこでチケットを購入。
行き先はトゥビゴンとタクビラランの港がありますが、観光の場合はタクビララン。
 
SUPERCAT、OCEEANJET、WEESAMの3つの船会社のフェリーが1日4往復しています。
当日購入が不安な方はSMなどショッピングモール内にある旅行会社で事前にチケットを購入しておいてください。
往復約700ペソ。
 
ボホールに到着したら
セブ島からタクビラランまでは1時間45分。
港に到着するとホテルやレンタカーの呼び込みが多数。
 
特に予約をしていない人はドライバー付きのレンタカーを利用してください。
ボホール半日観光に連れて行ってくれます。
レンタカー代は4,000~5,000ペソ。

未開の島 カモテス島

カモテス島
まだ観光地化が進んでいない島、カモテスは留学生に隠れた人気のリゾート。
 
セブ市内からバスで40分、ダナオ市へ向かいそこから船で約2時間。
 
大自然の景色の中でのんびりとした時間を過ごすことができます。
 
ホテルも数件ありますので、一泊でも日帰りでも。
 
行き方
まずはセブ市内からダナオ市へ向かいます。
市内から45分ほど掛かるまでタクシーだと追加料金を取られる可能性も。
 
SMシティから出ているGTエクスプレスと言うバン、またはノースバスターミナルから出発する中距離バスなら200ペソ前後です。
 
ダナオ市内から港までは徒歩ですと15分。

トライシクルと言うバイクなら5分。
ダナオの港からカモテスまではフェリーで約1時間。
 
フェリーは1日6往復ですので運が悪いと港で2~3時間待つことになります。
 
カモテスに着いたら
カモテスにタクシーはなく移動はバイクタクシーを利用。

港の前には何台ものバイクタクシーが客待ちをしています。
 
日帰りの場合は「ツアー」と言って、併せて帰りのフェリーの時間をドライバーに告げてください。
 
 
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