2021年12月16日(木)
フィリピン政府は新たな水際対策として、日本を含むグリーン国からの入国者に対して、検疫規制を以下のように変更すると発表しました。
 
完全にワクチン接種した渡航者は、出発国出国前72時間以内の陰性のPCR検査結果を提示する必要がある。
さらに、到着日を含めて3日目(ワクチン未接種者は7日目)に行われるPCR検査の陰性結果を受けるまで、施設における検疫を受ける必要がある。
 
その後、到着日を初日として、10日目(ワクチン未接種者は14日目)まで自宅検疫を行う必要がある。
 
この規制の期限は示されていません。
 
 
2021年11月29日(月)
コロナウイルスの新変異株への対策として、フィリピン政府は、12月1日から予定していた観光客の入国許可、およびワクチン接種者の隔離免除処置を延期すると発表しました。
 
今日現在、日本は、入国規制が最も緩和されているグリーン国に指定されていますが、今回の決定によって、日本からの観光客は入国を制限されるとここなり、また、入国の条件を満たしていても、指定された検疫施設で10日間の隔離が義務付けられることとなります。
 
 
2021年11月27日(土)
フィリピン政府は、12月1日から、下記の条件を満たしている日本人に対して、観光目的など、ビザなしでの入国を許可すると発表しました。
 
1.COVID-19に対する以下のワクチン接種証明書を所持すること
(日本国政府(自治体を含む)発行の新型コロナ・ワクチン証明書は、フィリピンにおいて11月11日から承認されています)
 
2.ワクチン接種後、2週間以上経過している者
 
3.日本を出発する前の72時間以内に実施されたPCR検査の陰性の結果を示すこと
 
4.パスポートの有効残存期間が、フィリピン入国時に少なくとも6か月あり、出発国に戻る復路チケットを所持すること
 
これらの条件を満たしている日本人は、フィリピン入国後の隔離期間はありません。
 
但し、状況によって変更される場合がありますので、在フィリピン日本大使館のホームページなどで、最新の情報を確認してください。
 
 
2021年11月13日(土)
・完全にワクチン接種された渡航者の検疫プロトコルの変更
フィリピン政府は、11月16日~30日の期間、日本をグリーン国に指定すると発表しました。
 
それに伴い、日本を出発する前の72時間以内にPCR検査の陰性証明を取得した日本人は、フィリピン入国後、指定の施設での検疫が免除。
14日間のセルフ・モニタリング(自己の症状、状況を観る、見守ること)のみとなります。
 
 
2021年11月5日(金)
・出入国制限の緩和
フィリピンおよび日本での、新型コロナウイルス感染者数が抑えられてきたことに伴い、日本政府は、11月8日より、フィリピンからの入国者の制限を、これまでの6日間隔離から、3日間へ変更すると発表しました。
 
詳しくは外務省の新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置をご覧ください。
 
 
2021年10月29日(金)
フィリピン政府は、「日本国政府発行の新型コロナワクチン証明書を有効とする」と発表しました。
 
これにより、日本の各市町村が発行する「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書」、または、空港にて実施している「海外在留邦人向け新型コロナワクチンウイルス・ワクチン接種事業」で接種証明書を取得した上で、フィリピンに渡航・入国する方は、完全にワクチン接種された渡航者の検疫プロトコルが適用されることになります。
 
・完全にワクチン接種された渡航者の検疫プロトコル
フィリピン到着日から5日目に行われるPCR検査の陰性結果を受けるまで、施設における検疫を受けます。
その後、到着日を初日として、10日目まで自宅での検疫を行うこととなります。
 
詳しくは、外務省のホームページ フィリピン危険・スポット・広域情報でご確認ください。
 
 
2021年10月25日(月)

フィリピン保健省(DOH)は、フィリピンは、病院の病床利用率、1日の平均発病率、Covid-19の成長率が低下したため、新型コロナウイルス感染症は、低リスクに分類されたと発表しました。
 
ベッドの利用率は41.15%、人工呼吸器利用率は37.65%。集中治療室の利用率は53.15%。
発症数は、前週と比較して32%減少しました。
 
セブもロックダウンはつづいているものの、警戒レベルは2に引き下げられ、商業施設や飲食店は、ほぼ通常通りの営業を行っています。
 
 
2021年10月16日(土)
フィリピンの気象庁は、10月15日にフィリピンは雨季に入ったと発表しました。
 
フィリピンの雨季は、例年6月にはじまるのですが、太平洋の赤道帯の、海水温の状況によって、乾季と雨季の期間には変動があるとのこと。
 
雨季は2022年1月までつづくと予測されています。
 
 
2021年10月15日(金)
・All Saints Day(諸聖人の日)

11月の1日2日は、All Saints Day。
日本で言うお盆です。
 
フィリピンの人たちは、田舎へ帰りお墓参りをします。
セブ市内のお墓では、墓参りに来る人たちに備えて、清掃作業がはじまりました。
 
 
2021年9月21日(火)
・対面授業の再開へ前進

フィリピンのドゥテルテ大統領は、この度、一部の小中学校での対面授業の再開を許可しました。
これは、本格的な対面授業の再開に向けて、全国で選ばれた120校が、試験的に再開するものです。
 
再開する学校は、公立小学校が95校、私立小学校が20校、そして公立中学が5校。
 
対面授業が再開できる学校は、感染のリスクが最小限の地域で、かつ、教育省の定める安全評価に合格していることが条件。
この基準を基に、これから地方自治体で学校の選定が行われます。
 
対面授業の試験期間は2か月間。
試験期間中にとくに問題が起こらなければ、その後、すべての学校が、対面授業になる可能性があります。
 
フィリピンには公立の小中学校が約47,000校、私立の小中学校が約13,000校ありますが、2020年の3月以降、対面授業は行われていませんでした。
 
 
2021年9月15日
・世界最年長者はフィリピンの女性

1897年9月11日生まれのフランシスカ・スサノさん(ネグロス州出身)は、今月124歳の誕生日を迎えました。
 
フィリピン人の平均年齢は23歳と、日本人より20歳も若いのですが、これは新生児や、5歳未満の子どもの死亡率が高いため。
元気で幸せに暮らしている高齢者もたくさんいます。
 
フィリピンは、お年寄りを大切にする国なんです。
 
 
2021年9月13日(月)
・新学期がスタート
 
190万人の子どもたちが、今日から学校へ。
 
フィリピンの学校は、入学前に事前登録を行うのですが、2021-2022のセブの小学校、高校の登録者は1,877,857人でした。
そのうち私立は114,693人。
 
生徒の94%が公立の学校です。
 
フィリピンでは、お金持ちの子は私立に行きます。
つまり、裕福な層は国民の6%に過ぎない、と言うことをあらわしています。
 
 
2021年9月11日(土)
来週から新学期がはじまるフィリピンの学校。
新学期も、オンライン、またはプリントによる、自宅学習が決定しています。
 
しかし、生徒の保護者は、対面式の授業を強く望んでいます。
 
その理由は、お金の負担と、子どもの精神的な問題。
 
オンラインクラスに参加するために必要なお金は、インターネット接続費、電気代、学習基金などで毎日約110円。
一年間で約44,000円になります。
 
よって、生徒の75%がプリント学習を選択。
 
子どもは、プリント学習では十分な学習ができていないと感じ、勉強への興味を失っています。
 
 
教育省はいま、限定的でも対面授業が再開できるよう、大統領へ要望しています。
 
世界で対面授業が行われていないのは、フィリピンと、南米のベネズエラだけ。
 
 
2021年9月9日(木)
・台風の影響をうけるスラムの人たち
 
フィリピンの雨季は6月から11月です。
中でも雨が多いのは台風シーズンの9月と10月。
 
セブでは台風13号の影響で、3日間、強い雨がつづきました。
 
この雨に、いちばん影響を受けているのがスラム街に暮らす人々です。
スラム街の家は、大雨が降るたびに床上浸水してしまいます。
川沿いにひろがるスラムでは、雨が続くと川の水が氾濫して、家の中まで水浸しに。
そのたびに、家財道具を高い場所に移し、家族はスポーツコンプレックスへ避難します。
 
台風13号は過ぎ去りましたが、間もなく台風14号がやってきます。
毎年この時期、スラムの人たちは眠れない夜を過ごしています。
 
 
2021年9月5日(日)

ロックダウンによる行動制限が強化されているセブ。
 
今月からは、飲食店などのお店への入店は、ワクチン接種者のみ、という新たなルールが加わってしまいました。
 
いまのところ、スーパーマーケットへの入場は、未接種者も許可されていますが、それ以外のお店へは入ることができません。
 
写真は、セブのITパークにあるスターバックスの今日の様子。
 
カウンターでワクチンパスポートをもっているかどうかを店員から聞かれ、もっていなければテイクアウトか、屋外のテーブル席へ。
 
店内で飲食していた客は、ひとりだけでした。
 
 
2021年9月2日(木)

フィリピンの公立学校は、9月13日に新学期を迎えます。
 
しかし、パンデミックによって2020年の6月以降、毎日休みなく働いている教師には、十分な休息時間が与えられていません。
オンライン授業と、オフライン授業の両方に対応しなければならなかった教師は、疲弊しています。
 
学校での仕事だけでなく、生徒の家を訪問して、勉強をサポートしなければならない場合もありました。
 
フィリピン教育省では、新学期がはじまるまで、教師に十分な休養をとるよう、通達を出しました。
 
子どもたちは新学期のスタートを楽しみにしています。
そんな子どもたちのために、先生は身を粉にして働いています。
 
 
2021年8月8日(日)
フィリピン教育省は、2021-2022の学校の日程を発表しました。
 
新学期開始日は2021年9月13日
終業日は2022年6月24日
 
授業日数は209日。
 
日本の小学校の年間の授業日数は196日~205日ですのでほぼ同じです。
 
ただし2021-2022年度も、大統領府の許可がない限り授業は遠隔で行われます。
 
 
2021年8月1日(日)

デルタ株の蔓延によって、セブ市を含むセブ州は、今日から15日までMECQ(修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置)に置かれました。
MECQは5段階あるロックダウンの規制のうち、2番目に厳しいものです。
 
10時~翌5時まで外出禁止
65歳以上と18歳未満の外出禁止
飲食店での店内飲食禁止
など。
セブ市内には5か所の検問所が設置され、警察や軍が見張りにあたっています。
 
但し、外出許可証の不要、公共交通機関の運行許可など、昨年のMGCQとは異なり、多少規則が緩和されている部分もあります。
 
 
2021年7月28日(水)
新型コロナウイルスの感染再拡大をうけて、セブ市では再びロックダウンの規制が強化されました。
飲食店やリゾート施設での酒類の提供およひせ飲酒の禁止。
公共の場所での飲酒の禁止。
家飲みを目的とした客への酒類の販売は許可されます。
 
このリカーバンは8月25日までつづく予定です。
 
また、セブ空港のあるラプラブ市は、上記の規制に加えて、8月25日からワクチン未接種者はスーパー、デパート、コンビニなどの店舗への入場ができなくなります。
 
 
2021年7月17日(土)
フィリピン教育省(DepEd)は、学校の来年度は9月13日に開始されると発表しました。
しばらくは遠隔式授業で行われますが、教師と生徒のワクチン接種状況次第では、来学期中に対面式の授業が再開される可能性があるとも付け加えました。
 
今学期は7月9日にすでに終了していますので、新学期までの約2か月間は休校となります。
 
 
2021年7月9日(金)

・子供の外出が許可
セブは、5歳以上の子供の外出ができるようになりました。
ロックダウン中の約1年半、18歳未満の子供の外出は制限されていましたが、コロナ感染者の減少と、ワクチン接種者の増加を受けて、タクスホースはこのほど、セブを含む一般的な規制が行われている地域において、保護者と一緒であることを条件に、子供の外出を認めました。
 
但し、公園やビーチ、屋外の観光施設などに限られ、ショッピングモールなど、屋内施設への立ち入りは、依然として禁止されます。
 
 
2021年7月7日(水)
・日本からのワクチン支援
現在、コロナワクチンが不足しているため、新規の登録をストップしているフィリピンに朗報が来ました。
日本から100万回分のアストラゼネカ社のワクチンが今月末までに到着することになりました。
 
フィリピンで接種されているワクチンのうち、約5割がシノバック社製なのですが、中国のワクチンに懐疑的な人たちは、接種をためらっていた人たちも多かったので、この、日本からの支援は大きなニュースになっています。
 
 
2021年7月6日(火)
1,200万回分のワクチン投与が行われ、地域によっては住民の7割が一回目の接種が完了したフィリピン。
この進捗を踏まえ、教育省は「テスト的な対面授業の開始はそう遠い先ではない」との見解を発表しました。
 
フィリピンの全学校は2020年10月から、オンラインまたはオフラインでの自宅学習が行われています。
 
 
2021年7月4日(日)
・セブ市民の接種率は8%

セブ保健省によると、人口100万人のセブ市で、ワクチンの一回目を接種した人は、7月2日時点でおよそ80,486名。
 
ワクチンを接種するためには、役場に出向いたり、ウェブサイトを利用して、まず接種プログラムに登録しなければならないのですが、その登録者は27万7千人(市民の27.7%)にまで登っています。
 
セブの保健所と役場では、今年中に70%の接種率を目指しています。
 
 
2021年7月2日(金)
・水道料金の無償化
セブ市水道局は、月間10立方メートル以下の水道利用世帯は、水道料金を無料にすると発表しました。
これはセブ市役所と合意した水補助金プログラムの一環で、これにより約3万5千世帯が水道料金無償化の恩恵を受ける見込みです。
 
10立方メートルの水道料金は約350円ですが、コロナ禍で収入が減少している貧困層にとって朗報です。
 
 
2021年7月1日(木)
・家庭菜園がブーム

新型コロナのパンデミックにより、外出を控えるようになったセブ市民の間で、いまガーデニングがブームになっています。
家の庭や近所の空き地で、植物や野菜を育てています。
 
家庭菜園は、健康や子どもの教育に好影響を及ぼすだけではなく、食糧を自給自足できるため、食費の3割が節約できると言われています。
 
 
2021年6月29日(火)

セブでは、ロックダウンンのため公共交通機関がストップした2020年5月から、ジプニー(乗り合いバス)にかわって、観光バスが市内を運行し、市民の足の役割を果たしてきました。
 
しかし、環境や感染予防に配慮した新しいジプニーが増えてきたため、陸上交通許認可規制委員会は、最大で172台が運行していた観光バスを、3割減らすことを発表しました。
理由は、ジプニーの経営者や運転手などへの経済的な配慮です。
 
 
2021年6月28日(月)
・セブ-コルドバリンク高速道路(CCLEX)完成間近

マクタン・セブ国際空港があるマクタン島と、セブ島を結ぶ第三の橋、CCLEXの工事が、8月の完成を目指して急ピッチで進められています。
このプロジェクトは、2018年7月5日に開始され、あと50mほどで橋がつながるところまで来ました。
 
現在、セブとマクタンを結ぶ橋は2本ありますが、第三の橋の開通によって、それらの橋の渋滞を緩和するだけではなく、ビサヤ地域全体の経済を後押しすると言われています。
 
 
2021年6月27日(日)
・もうひとつの緊急事態宣言

セブ市ではコロナウイルスのパンデミックと、ゴミの問題というふたつの大きな懸念に、いま直面しています。
 
セブ市の南にあるイナヤワンは、かつてセブで唯一のゴミの集積場でしたが、ゴミ運搬業者との契約問題のトラブルによって、数年前に投棄が禁止されました。
それでも運搬業者は、かつてのゴミ山の近くに不法投棄をはじめたため、この地域の6千世帯の住民の健康に大きな脅威をあたえています。
 
そこでセブ市は、緊急事態宣言を発令し、不法に捨てられたゴミを、強制的に他の集積所へ運び出す手続きを、現在進めています。
 
 
2021年6月26日(月)

セブ市では2021年3月4日からCovid-19ワクチン接種が開始され、6月24日の時点で接種者の数は261,226人、また、二回接種した人の数は85,722人にまで達しました。
これはセブ市民の接種対象者の7%に相当します。
 
いままでは高齢者や併存症のある人が優先されていましたが、今後は職場接種を拡張し、ワクチン接種者を広めていく予定です。
 
セブ市では、市民の7割の接種を目標に掲げているため、国の保健省にワクチンの割り当てを増やすよう求めています。
 
 
2021年6月25日(金)
・新学期の開始日が決まらない

フィリピンでは、幼稚園から大学まで、コロナ禍によって異例のスケジュールで授業が行われています。
今学期は7月10日で終了することが決まっていますが、新学期の開始日が決まっていないため、教師はとても困惑しています。
 
教育省の発表によれば、新学期の開始日は、8月23日、9月6日、または9月13日のいづれかの見込みになるとのことです。
 
 
2021年6月24日(木)
・失業者への支援プログラム

セブ州の社会福祉事務所(DSWD)では、コロナ禍によって収入を失った人たちへ仕事を提供するCASH-For-Workというプログラムを、セブ市およびセブ州の一部の地域で開始しました。
Covid-19の影響を受けた家族や個人に対して、収入の損失からのギャップを埋める一時的な政策として、道路や河川の清掃、園芸などの仕事を提供し、1日あたり約800円の賃金を現金で支払います。
 
DSWDのディレクターは、「貧困があなたの夢の達成をあきらめる理由になってはならない」と述べています。
 
 
2021年6月23日(水)
・ジプニーが減少
ジプニー
フィリピン人の足ともいえる路線バスのジプニー。
セブではロックダウンが緩和されたことを受け、市内の全路線でジプニーを解禁しましたが、戻ってきたジプニーは、コロナ前と比較して大幅に減少しています。
 
その理由は、電気での走行や、環境に配慮した車内など、一定の基準を満たした車両でないと走行が許可されないため。
よって、旧型の車両で運営していたジプニーの経営者は、もう、営業を再開することを望んでいません。
 
セブ市内では、排気ガスをまき散らしながら走っていた旧型は少なくなり、エアコンが装備された新型ジプニーを、多く目にするようになりました。
 
 
2021年6月22日(火)
ワクチンの接種が思うように進んでいないフィリピン。
 
保健省は「接種は国民の任意だ」と述べていますが、政府の助言に従わない国民に対して大統領は21日、「接種しない人は投獄を選ぶことになる」という趣旨の発言をしました。
 
大統領の過激な発言は、過去にもたくさんありましたが、あくまで国民を脅かすためのもので、実際、ペナルティが発せられたことはほとんどありません。
 
20日現在、1億1千万人の国民のうち、210万人(約2%)がワクチン接種を終えており、政府は年内に最大7千万人に接種する目標を掲げています。
 
 
2021年6月21日(月)
・フィリピンの夏至

今日は、フィリピンで最も日の出から日の入りまでの時間が長い夏至でした。
そう、日本と同じ日なんです。
 
首都のマニラでは、太陽は午前5時28分に昇り、午後6時27分に沈み、合計12時間59分の日光が当たる予定です。
しかし、一日中曇り空だったセブでは、太陽を見ることはほとんどできませんでした。
 
これから12月の冬至に向けて、少しずつ日中の時間が短くなっていきます。
 
 
2021年6月20日(日)
日本では、憲法によって国民の行動を国が制限することはできませんが、海外では国が決定したルールを破ると、罰金や逮捕されるのが当たり前です。
 
いまだにロックダウンがつづいているフィリピンでも、夜間の外出や、飲食店でのアルコールの提供には時間が決められていて、それを犯すと罰則が科せられます。
 
昨夜、セブ市内のバーで抜き打ちの捜査が行われ、健康基準に違反していたバーには酒類提供の禁止、そして、深夜にもかかわらず外出していた市民に対しては、約1,000円の罰金が科せられました。
 
ここ数か月、コロナの感染者数は減少傾向で、ワクチン接種も広まってきたことから、僕が見ても市民の気のゆるみは明らか。
警察はそんな市民に対して、改めて警告を鳴らしたのだと思います。
 
 
2021年6月19日(土)

今日、セブの湾岸清掃が、日本人を含む3,800名のボランティアの手によって行われました。

回収されたゴミの量は1万3千トン。
その約8割がプラスチックごみでした。
 
内訳
プラスチック78%
紙4.8%
木材7%
金属2.6%
ガラス2%
その他14%
 
プラゴミは各家庭から排出された可能性が高いため、行政は市民に対して、環境へ配慮したゴミ捨ての習慣を呼び掛けています。
 
 
2021年6月18日(金)
・セブ初のモバイルグルーミングサービス

コロナ禍で外出が制限されているセブ市で、ペットの健康と幸せを守るために、犬のグルーミングと診察を出張で行う、モバイルサービスが開始されました。
今までは、ショッピングモールや街のペットショップで、犬のケアを行っていた飼い主も、外出をしなくなってしまい、そのしわ寄せがペットの健康と身だしなみに悪影響をあたえています。
 
そこで、動物の擁護者であるアンソニー・スーソンは、セブ初のモバイルグルーミングサービス、「Clean Paws Co.」を通じて、手間のかからないペットケアサービスをスタートさせました。
 
サービスはメトロセブ全域をカバーし、午前8時から午後5時まで営業します。
これで、ワンちゃんが喜ぶといいんだけど。
 
 
2021年6月17日(木)

環境月間の今月、セブ市では5か所の河川と湾岸の清掃するクリーンアップ活動を行います。
参加するボランティアは約3千人。
セブ日本人会でも、日本人に対して清掃への参加を呼び掛けています。
 
フィリピンは、海洋に流出しているプラゴミの、実に36%も排出しています。
 
 
2021年6月16日(水)
・高齢者への生活支援

セブ市の高齢者局は、市内の高齢者の生活を支援するため、一か月あたり約2,200円の現金を支給すると発表しました。
 
ロックダウンによって、セブでは一年以上、65歳以上のお年寄りの外出が禁止されています。
家族と住んでいる人でしたらまだ良いのですが、一人暮らしのお年寄りは、生活していくことも困難な状況に陥っています。
 
各役場では、そのような方への食事配給など、支援活動を行っていますが、予算や人手不足によってそれも限りがあります。
そこで市として、6月26日から高齢者に対して現金を給付することを決めました。
 
 
2021年6月15日(火)

セブ州知事(写真奥の女性)と、各市長の会議の様子。
東京で例えれば、都庁でミーティングをする小池知事と都内の区長といった感じです。
 
現在の懸案事項は、セブの経済復興のために、海外からの入国を推し進めたいと考えている州知事が、ロックダウンを緩めたくないフィリピン政府に対して、どのような対応で納得を得ることができるか。
 
州知事だけで決めても説得力は弱いため、オールセブで話し合いを行っています。
 
 
2021年6月14日(月)
・セブ空港で国際線の離発着が許可
検疫のため、セブ空港への海外からの着陸便はマニラ空港に迂回していたのですが、昨日から国際線の離発着が可能になりました。
 
但し、乗客は到着時のPCR検査や、その後の14日間の検疫隔離など、ひきつづきCovid-19の蔓延の制御と封じ込めのためのプロトコルに従う必要があります。
 
 
2021年6月13日(日)
・フィリピンの独立記念日
1898年6月12日、フィリピンはスペインの植民地から独立を成し遂げました。
今年でちょうど120周年を迎えます。
 
もちろん祝日(Independence Day)だったのですが、祝日が土曜日や日曜日に重なってもフィリピンはそのまま。
日本のように、祝日と土日が重ならないように、祝日を第〇月曜日などとはしません。
 
それだけ、その日に重きを置いていると言うことです。
 
 
2021年6月12日(土)
海洋汚染の原因となっているプラスチック。
フィリピンでは2年前から、プラスチックごみ問題の解決に向けて、レジ袋の廃止やごみの分別の徹底など、プラゴミの削減とリサイクルに力を注いでいます。
 
今週、セブのマクドナルドに行ったら、すでにプラスチック製のストローはありませんでした。
同店舗では現在、ストローを使用しないで飲める、蓋の開発に着手しています。
 
 
2021年6月11日(金)
・笹生優花選手の切手を発行

(写真:AP)
ご存知でしたか?
先の全米女子オープンゴルフで優勝した笹生優花(さそう ゆうか)さんはフィリピン生まれで、お母様はフィリピン人。
2018年には「アジア競技大会(ゴルフ競技)」にフィリピン代表として出場し、団体・個人共に金メダルを獲得しています。
 
フィリピン国籍も持っている笹生さんに対して、フィリピンの郵便長官は「フィリピン社会に活力、誇り、栄光をもたらした」として、彼女の切手とポスカードを発行することを発表しました。
笹生選手の活躍は、フィリピンでも大きな話題になっています。
 
 
2021年6月10日(木)
・セブは毎日雨
セブの天気予報
フィリピンの天気予報は、「晴れ」「曇り」「雨」そして「雷雨」の4種類と、とてもシンプル。
そして、雨季に入ったセブの天気は、毎日が雷雨。
 
とはいえ、一日中雨が降っていることは稀で、6時間に1回程度の割合で豪雨になり、雨は1時間ほどでやんでしまいます。
 
ですので、天気予報はほぼ無意味。
1日何回か、豪雨になると思っておけば良いのです。
 
 
2021年6月9日(水)
つい2日前、セブ空港の再稼働が州知事によって宣言されたばかりだったのですが、ミンダナオ島のダバオ空港で400名の集団感染が起きたことで、セブ空港の開放は延期され、セブに到着予定だった飛行機は、マニラ空港着に再変更されました。
これによって、10日間の検疫期間中、乗客はセブに行くことはできなくなりました。
 
セブ市長はこの事態を重く見て、その間の食糧支援や、検疫期間終了後のマニラからセブまでの交通手段を確保することを帰国者に約束しました。
 
フィリピンは朝令暮改の国ですので、たとえ政府が正式に発表したことでも、すぐ覆ることは珍しくありません。
大切なのは、なにが起きても動揺しない精神と、フレキシブルな行動です。
 
 
2021年6月8日(火)
コロナワクチンの接種が順調に進んでいるセブですが、今日、保険局は「予防接種のマスターリストに3歳以上の子供も含める」と発表しました。
ファイザー社やシノバック社の臨床試験の結果しだいでは、今後、18歳未満への接種が開始される可能性があります。
 
しかし、ワクチンへの不安から、接種をためらっている人も少なくありません。
日本と同じようにフィリピンでも、接種は義務ではなく、個人個人の意思に任されています。
 
 
2021年6月7日(月)

セブ州知事は、6月6日から国際線のマクタン・セブ国際空港への着陸、および外国人の受け入れを再開したと発表しました。
厳格な検査のため、約1週間、セブ空港へ着陸を予定していた国際線は、すべてマニラ空港着に変更になっていましたが、1日最大300名の外国人まで受け入れを許可しました。
 
同時に州知事は、PCR検査の実施と10日間の隔離などを徹底することで、インバウンドを促進していきたいと述べました。
 
 
2021年6月5日(土)
・雨季に突入
フィリピン気象局は、昨日、フィリピンは雨季に入ったと発表しました。
セブでも、今週は連日雨模様の天気で、来週も毎日雷雨の予報がでています。
 
日本のような四季がある国は世界でも稀で、フィリピンをはじめ、東南アジア諸国には四季はなく、乾季と雨季のツーシーズンなんです。
 
これから10月まで雨季ですが、日本の梅雨とは異なり、シトシトと一日中雨が降るのではなく、4時間~8時間ぐらいの間隔で豪雨になるのがフィリピンの雨季の特徴。
特に、台風が近づくことが多い8月9月は、最も警戒が必要な時期になります。
 
 
2021年6月4日(金)
フィリピン大統領府は、ワクチンの予防接種を受けた外国人旅行客は、フィリピン入国後、7日間の検疫を受けることで、入国が許可されるようになるだろうと発表しました。
さらに、保健省、貿易産業省、および外務省は、国家経済開発庁に対して、特定のクラスの旅行者の検査と検疫プロトコルをさらに緩和するための推奨事項を提供するよう命じました。
 
現在は、永住権など特定のビザを保有している外国人しか入国が認められていませんが、少しずつ、入国制限の緩和に向けて動き出しています。
 
 
2021年6月3日(木)
フィリピン保健省は、2021年5月30 日時点で、合計5,180,721 回のワクチン投与が完了したと発表しました。
接種の進捗は予定を上回る速さで、ニューノーマルと言われる社会が来るのも、そんなに先のことではないかもしれません。
 

 
2021年6月2日(水)
・6月の直行便は1便
フィリピン航空 6月のフライトスケジュール
フィリピン航空は、フィリピンと日本をつなぐ直行便の6月のフライトスケジュールを発表しました。
それによると、セブ-成田の直行便は18日、セブ-関空は25日のそれぞれ1往復です。
 
セブ在住の日本人で、帰国を希望していた方は、ほとんどがすでに帰国されていて、また、フィリピン人の利用も少ないことが予想されますので、昨年から月1本のフライトになっています。
 
同じく、セブへの直行便が飛んでいたセブパシフィック航空は、今年10月まで、直行便をキャンセルすることを発表しています。
 
 
2021年6月1日(火)
・台風3号がセブへ
セブ市を含むセブ島のほぼ全域が、台風3号(国際名: Choi-Wan)の暴風域に入り、行政機関では船舶の航海停止など、警戒態勢を強めています。
 
先週あたりからセブは雨季に突入したとみられていて、それに合わせるかのように台風がやってきました。
台風がセブ市に上陸することは、過去にはほとんどありませんが、下水道や道路などのインフラ設備が脆弱なため、島の周辺を通過するだけでも冠水や土砂崩れなどの甚大な被害に見舞われます。
 
台風は2日の午後には、セブ島の東岸を通過してルソン島方面へ向かう見込みです。
 
 
2021年5月31日(月)
・オリンピック出場選手へのワクチン接種
フィリピンでは、東京オリンピック・パラリンピックに出場する選手とスタッフへのコロナウイルスのワクチン接種がはじまりました。
フィリピンのワクチン接種は、医療従事者、高齢者、そして貧困層の順番に行われていますが、来たるオリンピックのため、選手は優先的に接種が受けられます。
 
出場予定の選手たちは、「ワクチンを接種することで安心して国外の大会に出場できる」と述べています。
 
 
2021年5月30日(日)
・セブ空港への帰国を1週間停止
フィリピン政府は、5月29日から6月5日の期間、検疫を強化する目的で、海外からセブ空港への到着予定便をすべてマニラ空港へ迂回させることを発表しました。
 
セブ州知事のガルシアはこの決定を不服とし、大統領府へ異議を申し立てています。
その理由は、セブではプロトコルに基づいて厳格な検疫を実施していること、そして海外から帰国するフィリピン人におおきな負担がかかることを挙げています。
 
セブ州知事は、新型コロナウイルスが蔓延しはじめた昨年から一貫して、政府によるロックダウンと過度な規制に対して異論を述べています。
 
 
2021年5月29日(土)
・第三の橋が完成間近
セブ空港のあるマクタン島とセブ島のあいだには、現在2本の橋がかかっていますが、渋滞の緩和とアクセスの利便性を目的に、3本目の橋の建設がすすんでいます。
施行主の発表では、現在70%まで完成し、2021年中には開通する見込みです。
 
これによって、セブ空港からセブ市の南側へのアクセスが便利になるとともに、現在の橋の慢性的な渋滞の緩和にもつながります。
 
 
2021年5月28日
・公共交通のEV化が進むフィリピン

大気汚染が深刻な社会問題になっているフィリピンでは、2017年に「公共交通車両近代化プログラム」をスタートさせ、バスやオートバイの電気車両化を促進してきました。
セブ市内を走行している乗り合いバスのジプニーも、すでに半数はクリーンなEV車両になっています。
 
EVの普及に伴い課題となるのは、EV用のリチウムイオンバッテリーの確保と、充電スタンド数の拡大だと、フィリピン電気自動車連盟(EVAP)の会長は語っています。
 
 
2021年5月27日(木)
・ジプニーが全路線で解禁

セブ市民の足ともいえる路線バスのジプニー。
ロックダウンによって、市内を走っていた60路線のうち、20路線しか走行が認められていませんでしたが、明日、28日より全路線が再開します。
 
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、車内でのソーシャルディスタンスの確保など、いくつかの規制はありますが、ジプニーの走行が許可されていなかった地域の住民は、一年以上に渡り、高額なバイクタクシーの利用を余儀なくされていましたので明るいニュースです。
 
 
2021年5月26日(水)
・先生へ特別苦難手当を支給
 
フィリピンの幼稚園、小学校、そして高校では、現在、対面の授業は行われておらず、生徒は自宅でプリントまたはオンラインを利用した勉強をしています。
 
自宅学習になったことで、先生はプリントの作成やオンライン授業の準備など、いままで以上の労働を強いられています。
そればかりではなく、保護者から相談を受けたり、自宅で勉強ができない生徒のフォローなど、おおきな負担がかかっています。
 
フィリピン教育省では、そんな先生たちの労働に報いるために、お給料の25%相当の額を、特別苦難手当として、毎月支払うことを決定しました。
 
コロナ禍で、先生たちの生活もたいへんな状況だと思いますが、生徒のためには時間を惜しまず仕事をする先生には頭が下がります。
 
 
2021年5月25日(火)
・セブは自転車ブーム
 
街がロックダウンとなり、公共交通機関がストップ、また自家用車やオートバイの利用も禁止された昨年の4月から、セブでは自転車を利用する人たちが急速に増えてきています。
排気ガスをまき散らすことがない自転車の利用を行政も促進し、大通りには、幅1.5mほどの自転車専用レーンも設置されるようになりました。
 
僕がセブに来た10年前は、自転車に乗っている人はほぼ見かけませんでしたが、いまでは本格的なレーサータイプの自転車に乗って体力づくりをしている人から、中古のママチャリで街中を移動している人まで、自転車を利用している人をたくさん見かけます。
 
但し、自転車に乗り慣れていない人が多いため、道路の真ん中を走行していたり、車の前に急に飛び出してきたりと、危険な運転も目立っています。
 
 
2021年5月24日(月)
・一部地域におけるコミュニティ隔離措置を変更
 
セブ市ではコロナの患者数は随分と落ち着き、コロナ病床も逼迫した状況ではなくなりましたが、フィリピン全体で見ると、地域ごとに状況が異なっています。
よって、政府ならびに保健省では、地域ごとにロックダウンのレベルを設定し、感染者の増加を防いでいます。
 
5月23日から5月31日まで、下記のエリアはロックダウンのレベルが一挙に二段階強化され、「修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置(MECQ)」となることが、今日発表されました。
 
・地域2(カガヤンバレー地域):カガヤン州
・地域6(西ビサヤ地域):イロイロ市
・コルディリエラ行政区域(CAR):アパヤオ州、ベンゲット州
 
尚、セブ市を含むメトロセブは、「修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置(MGCQ)」に変更ありません。
セブ市は6月から、集団予防接種が開始される予定です。
 
 
2021年5月23日(日)
・ワクチン接種者の受け入れ準備はじまる
 
フィリピン観光省は、新型コロナウイルスのワクチンを接種した外国人観光客も、まもなくフィリピンへの入国ができるようになると発表しました。
そのために、外国人訪問者のための新しい定義の作成や、ワクチン接種者専用のグリーンレーンの設置を準備しています。
 
いまは入国が許可されている外国人は、外交官や国際機関のメンバー、永住権に等しいような特別なビザを持っている人に限られていますが、観光業が立ち行かず、経済が大幅に落ち込んでいる現在、外国人観光客の受け入れは急務となってきたようです。
 
但し、日本人の場合は、世界的にみて患者数が少ないこともあり、ワクチンの接種率がまだ低いため、観光で入国できるようになるのは、まだ先になりそうです。
 
 
2021年5月22日(土)
・国民ID
 
フィリピンてはいま、国民ID(身分証明書)の普及に力を入れています。
基本的にフィリピン国民は、運転免許証や、役場から発行されたなんらかのIDを持っているハズなのですが、中には、出生届が出ていなかったり、引っ越しを繰り返していたりなどの理由で、IDをもっていない人も少なくありません。
また、持っているIDも発行元がマチマチで統一性がありませんでした。
 
取得方法は、オンラインで事前登録を行い、その後、指紋や眼球の虹彩スキャンなどの生体認証情報を登録すると発行されます。
IDを取得することで、銀行取引や各種契約がスムーズになると、政府は述べています。
 
2021年4月現在、国民の約1%が、事前登録を済ませています。
 
 
2021年5月21日(金)
・セブは雨季の予兆
 
セブは6月~11月が雨季、12月~5月が乾季です。
今週に入ってから、毎日、シトシトした雨模様の天候がつづいているので、雨季はもうすぐそこ。
 
雨季になると1日のうち1~2時間、土砂降りになるため、道路や下水道が整備されていな市内の至る場所で冠水が発生し、市民の生活に危害を与えます。
また、海沿いや川沿いのスラム街には鉄砲水が押し寄せるため、家の中は水と一緒に流れて来るゴミで埋め尽くされてしまうことも。
 
貧困層にとっては、過酷な半年がまもなくはじまります。
 
 
2021年5月20日(木)
・フィリピン トラベルマイスター検定
 
フィリピン政府観光省では、フィリピンの観光資源について深い知識を持ったエキスパートを育成することを目的に、フィリピンに関するさまざまな知識が問われるオンライン検定を実施しています。
参加費は無料で、パソコンやスマートフォン、タブレットなどで期間内であれば、いつでも受検することができます。
 
学ぶ内容はフィリピンの歴史や文化、言語など9つのテーマで、オンラインで勉強した後、試験を受け、合格すると「フィリピン・トラベルマイスター」の称号が得られます。
 
試験期間は2021年7月1日(木)~21日(水)
30問出題され25問以上正解なら合格。
 
旅行ガイドを見ているような感覚で楽しく勉強できますので、フィリピン好き、海外旅行好きな方は、トライしてみてはいかがでしょうか。
 
フィリピン・トラベルマイスター検定 特設サイト
 
 
2021年5月19日(水)
・外国人のフィリピンへの入国条件
フィリピン入国管理局は今週、フィリピンへの入国が許可される人の条件を発表しました。
 
それによると、外国人の場合は、非移民ビザやリタイアメントビザなど、現在有効な特別なビザを保有している人に限られ、かつ、フィリピン外務省からの事前の入国許可を得ること、入国後に宿泊する、認定された検疫ホテルの予約確認書の提示など、厳しい条件が付けられています。
 
これらの条件は今年に入ってからほとんど変更されていません。
観光目的での渡航は、まだ当分先になりそうです。
 
 
2021年5月18日(火)
・カルボンマーケットがリニュアル

セブ市最大のマーケットであるカルボンマーケットのリニュアル工事が来月はじまります。
いままでのカルボンは地元庶民の台所的なポジションで、観光客が気軽に買い物ができるような市場ではありませんでしたが、リニュアル後は、観光客も意識した巨大マーケットに生まれ変わる予定です。
 
東南アジア諸国の各都市には、必ずといって良いほど観光客向けのナイトマーケットが存在し、観光名所となっていますが、セブにはそれがありませんでした。
リニュアル後は、5千件のお店が入る24時間営業のマーケットになります。
 
 
2021年5月17日(月)
・飲食店への取り締まりを強化
セブ市では今月の7日から、飲食店での酒類の提供が許可されていますが、ソーシャルディスタンスや閉店時間(23時まで)、そして事前の届け出など、いくつかの条件が定められています。
 
しかし、それらの条件を守らずに営業している店が多いため、警察や役場による抜き打ちの取り締まりが行われています。
違反していた場合は、営業許可の失効などの厳しい罰則が科せられます。
 
現在、警察から目を付けられているのは、セブでいちばん賑やかな繁華街、マンゴーアベニューにあるバーとディスコです。
 
 
2021年5月16日
・リタイアメントビザの申請受付を開始

フィリピン退職庁は、あす17日からリタイアメントビザ(SRRV)の新規申し込みの受付を再開します。
コロナ禍で約1年間、新規の申請は受付をしていませんでした。
 
ただし、昨年までは35歳以上の人が対象だったのですが、大量の中国人の不正取得が発覚したため、今回から50歳以上に引き上げられています。
 
詳しくはフィリピン退職庁のホームページをご覧ください。
 
 
2021.5.15(土)
本日は約一か月ぶりにセブ-成田間を往復する飛行機が飛びます。
直行の定期便は、昨年の3月にストップし、以降は1~2か月に一往復の割合。
 
コロナ以前は、セブには約3千人の日本人が居住していましたが、すでにそのほとんどが帰国し、現在、セブで暮らしている日本人は数百人ほどだと思われます。
 
 
2021年5月14日(金)
・セブ市の予防接種センター
 
セブでは、市内のおおきなバランガイ(日本で例えると市や区)に一か所の割合で、コロナワクチンの予防接種センターを開設しています。
接種センターの場所は病院内ではなく、ショッピングモールや大学などです。
一か所あたり1日の接種者は約800人。
 
ワクチン接種を希望する人は、市政府の専用サイトから事前申し込みを行う必要があり、飛込での接種は受けられません。
現在までに、105,716人の市民が事前申し込みを行っていて、そのうち20,041人(うち医療従事者が5,344人)がすでに一回目の接種が完了しています。
 
市ではひきつづき、ワクチン接種プログラムへの参加を呼び掛けていますが、政府からセブ市に割り当てられているワクチンは、現在のところ27,000回分しかありません。
 
 
2021年5月13日(木)
・コロナ専用ベッドの占有率が8.9%まで改善
 
セブ市の市立病院には640のコロナ患者専用ベッドがありますが、そのうち現在占有されているのは57で占有率は8.9%です。
今年1月の時点では50%でしたので、大幅に改善しています。
 
さらに、ここ11日間で、コロナの陽性率は5%未満にとどまっています。
 
セブ市では今後、ワクチンの予防接種プログラムの普及に力を入れていきます。
 
 
2021年5月12日(水)
・セブはエコツーリズムを推進

セブ島といえばビーチリゾートを思い浮かべる人が多いと思いますが、島の約7割は高原です。
都市から離れた高原地帯は、豊かな自然の環境が広がっているため、トレッキングやキャンプなど、アウトドアレジャーレジャーを楽しむ人が増えています。
 
コロナ禍で海外からの観光客が見込めない今、セブ市観光委員会では、エコツーリズムプロジェクトを展開し、高原地帯のインフラやアクセスの整備、環境保全活動のPRなどに力を入れ、国内の観光需要を喚起しています。
 
 
2021年5月11日(日)
・ワクチンがセブに到着

アストラゼネカとファイザーのCOVID-19ワクチンが、今日、マクタンセブ国際空港に到着しました。
これまでに到着しているワクチンと合わせて、396,210回分の量になります。
 
このワクチンは、セブ島およびその周辺を含む中央ビサヤ地方に割り当てられたものですが、中央ビサヤの人口は約700万人。
まだ、人口の約6%分にしかすぎません。
 
保健省によると、今後の到着の見込みはまだ立っていないそうです。
 
 
2021年5月10日(月)
一年の中で4月5月がいちばん暑くなるフィリピン。
セブも連日、32~35度です。
 
例年ですと今の時期は学校は夏休みなのですが、新型コロナウイルスの蔓延によって、授業の開始が4か月遅れた今期は、やっと今週、3学期が終了します。
そして5月17日~7月10日の期間が4学期。
 
2022年度の新学期は、8月23日から始まる予定ですが、先生たちの組合からは、教師の疲労と充電を考慮して、新学期の開始をもう少し延ばしてほしいとの声が上がっています。
 
 
2021年5月9日(日)
・マスク未着用者への対応

フィリピンでは、マスク未着用者は2千円程度の罰金、またはなんらかの罰、状況によっては逮捕されます。
一昨日は、全国で14,800人が逮捕されました。
 
今までですと、逮捕されたものは警官の判断で、スクワットなどの運動や道路の清掃などの罰が課せられていました。
しかし今後は、貧困でマスクが買えない人や、老人、病人まで一律に逮捕したり罰を課すことが禁じられ、警察は違反者を自宅に送り届けたり、地域の自治体に報告するなどの対応にとどめることとなりました。
 
フィリピンでは昨年4月からマスクの着用が義務化され、現在はマスクに加えてフェイスシールドの装着も義務化されています。
しかし、人目に付く大通りや商業施設以外の場所では、多くの人がマスクを着用せず出歩いているのが現実。
 
グローリアセブではスラム街やゴミ山へ食糧を届ける活動を行っていますが、貧困地区ではマスクをしている人は一人もいません。
 
 
2021年5月7日(金)
・ワクチン接種者の入国制限解除の要求

セブ空港があるラプラプ市の市長は、コロナワクチンを接種した外国人観光客の入国を許可するよう訴え、セブ州知事もその考えに同調しています。
 
ロックダウンから14か月が経過し、フィリピンはいよいよ経済が立ち行かなくなってきました。
 
中でも、観光で成り立っていたセブは大打撃。
日本とセブを毎日2往復していたフィリピン航空は、経営悪化で債務の返済が難しい状況になってきています。
 

最終的に判断を下すのは大統領であり、また今月、来月といった早急な話でもありませんが、経済を立て直すため、国内の各方面から声が上がってきています。
 
 
2021年5月6日(木)
・酒類の提供を解禁

セブ市では今月7日から、飲食店でのアルコールの提供を解禁することになりました。
 
コロナウイルス感染拡大防止策のひとつとして、セブでは今年2月から飲食店での酒類の提供を禁止していました。
 
一般のレストランはそれでも営業をつづけていましたが、日本のように補助金が支給されないフィリピンでは、パブやバーは軒並み閉店に追い込まれてしまいました。
今回の解禁処置は、商工会議所からの要請を受けてセブ市長が判断したものです。
 
しかし、23時から翌朝5時までの夜間の外出は禁止されていますので、パブやバーも営業時間は23時までとなります。
 
 
2021年4月9日(金)
セブがロックダウンになってから一年が経過しました。
現在はロックダウンの規制の中でもいちばん軽い「修正された一般的なコミュニティ検疫(MGCQ)」です。
 
セブの街の様子は車や人々の往来、そして商業施設など、一部に規制はあるものの、コロナ禍の前の光景を取り戻しています。
 
昨年までは、大通りに検問所が設置され、外出許可証の提示や車両の確認などが行われていましたが、現在では検問所は残っているものの、取り締まる警官は不在で、ノーチェックです。
 
フィリピン全体では、マニラを中心に感染者がまた増加傾向にあり、メトロマニラ周辺は、ロックダウンの中でいちばん重い「強化されたコミュニティ検疫(ECQ)」に逆戻りしました。
セブでも感染者は減少していませんが、セブ州知事が検疫よりも経済を優先しているためか、規制は強化されていません。
 
ワクチンの接種が国民に行き渡るまでは、規制の内容に重い軽いはあるものの、ロックダウンがつづく見込みです。
 
 
2021年2月23日(火)
・セブへの国内旅行が緩和
セブ州知事はセブの経済を復活させるため、観光客のPCR検査の陰性証明の提示条件を撤廃しました。
これにより、観光目的でセブに来る人は、有効な診断書と移動チケットがあれば自由にセブ州に入ることができます。
 
また、中央ビサヤの保健省は「都市封鎖は経済的な自殺行為であり、今後もセブ州は修正された一般的なコミュニティ検疫(MGCQ)」にとどまるべきだと述べました。
 
セブ市は最近、コロナの新規患者数が増え、3月には現在のロックダウン規制よりも一段厳しい処置がとられるのではないかと憶測されています。
今回の州知事と保健省の発表は、それを阻止する目的があると思われます。
 
ロックダウンの規制レベルは、セブ市長、セブ州知事、そして保健省の意見も踏まえたうえで、最終的に大統領府が決定します。
 
 
・MNL48 第三回総選挙

AKB48の姉妹グループ、MNL48(MaNiLa 48)のセンターとトップ48を決める総選挙が行われ、23歳のAbelaineTrinidadが優勝。
 
アビーは第一回総選挙で2位、第二回は3位でしたが、今回最多得票を集めたことで、MNL48のセンターに選ばれました。
 
 
2021年2月22日(月)
3月のセブ成田直行便は6日と20日に就航することが、フィリピン航空より発表されました。
但し、一般観光客のフィリピンへの入国はまだできません。
 
 
2021年2月13日(土)
・セブのコロナ症例とワクチン接種の状況
セブ市では2月に入りコロナ患者が急増しています。
2/1-2/7の一週間で、毎日120件以上の新規症例が報告され、前週に比較して30%増えています。
 
コロナ患者のためのベットの占有率は現在40%に達し、1か月前から15%増えています。
専門家はイギリスまたはアフリカ由来の感染力の強い変異ウィルスが蔓延していると見ています。
 
フィリピンでは2/15までにファイザー製ワクチンが到着する予定で、その後10~12か月かけて国民への接種を行っていく予定です。
 
 
2021年2月3日(水)
・セブ市がリカーバン
今日からセブ市では、飲食店での種類の提供、および公共の場所での飲酒が禁止されました。
 
昨年の6月も、約一か月間、同様のリカーバンが発令されていますので、今回が二回目。
理由は、多数の飲食店で、コロナウイルス感染拡大を防止するために定められた規制に従っていないことが発覚したためです。
 
この規制に従わないと、酒類を提供した飲食店は営業許可の取り消し、飲酒した人は逮捕されるとのこと。
 
但し、個人が自宅で飲酒するためのアルコール類の販売は、ひきつづき認められます。
 
 
2021年1月28日(木)
・ロックダウン規制の状況
フィリピンのロックダウンの規制レベルは、州ごと地域ごとに、毎月月末に決定されます。
 
現在、メトロマニラは4段階ある規制のうち、3番目にあたる一般的なコミュニティ検疫(GCQ)。
そして、セブ市を含むセブ州は、規制がいちばん緩和された、4番目の一般的なコミュニティ検疫(MGCQ)です。
 
2月にはフィリピン全土がMGCQとなり、外出可能年齢も10歳~65歳に拡大される予定でしたが、フィリピン国内で変異種のコロナ患者が発見されたことで状況は一変。
 
メトロマニラでは、ひきつづきGCQが継続されることとなり、外出制限の拡大も取りやめとなりました。
 
セブの州知事は、「いくら制限を続けていてもコロナ患者がゼロになることはない」と、経済が破綻する前に制限を緩和することを主張していますが、今年に入りセブではPCR検査の陽性率が7%まで上がり、夜間外出禁止などの制限に従わない市民が1,000人も拘束されています。
 
よって、セブのMGCQが2月以降も継続されるのかは不透明な状況です。
 
 
2021年1月22日(金)
セブ市を含むセブ州では、外出許可年齢の下限が引き下げられ、10歳~65歳までの個人の外出が許可されることとなります。
しかし、学校は依然として対面授業が禁止されているため、通学のための外出許可ではありません。
 
 
2021年1月17日(日)
・夜間外出禁止

セブ市は新型コロナウイルスの感染者の増加を防ぐため、夜11時から翌朝5時まで市内を封鎖し、装甲車が街の警備にあたります。
また、コロナの陽性者がでた世帯では、すべての同居人に2週間の隔離が義務付けられます。
 
セブ市では、パンデミック以来、699人の死亡を含む11,333人のコロナ感染者を記録しています。
 
 
2021年1月15日(金)
・入国規制措置を延長
新型コロナウイルスの変異種が発見されたことで、フィリピン政府は1/15まで海外からの入国の禁止措置をとっていましたが、ひきつづき、日本を含む32か国からの入国禁止措置を、1/31まで延長することが発表されました。
 
 
2021年1月13日(水)

新型コロナウイルスのた、10か月にもおよぶロックダウンがつづいているセブですが、インフラの工事は着々と行われています。
 
写真(完成予想図)の橋は、セブ島とマクタン島を結ぶ8.5kmのセブ-コルドバリンクエクスチェンジ。
現在、セブ島と、空港のあるマクタン島には2本の橋が架かっていますが、この橋が完成すれば、セブ島南部からの空港へのアクセスが便利になり、渋滞が大幅に解消される見込みです。
 
橋の建設は63%まで完了しています。
 
 
2021年1月11日(月)

セブ市は、2021年になって10日間連続でコロナウイルスの感染者が2桁に達しています。
 
この事態を受けセブ市長は、専門家の意見も参考に、2月からロックダウンの規制を強化する可能性を示唆しました。
 
現在のセブは、MGCQ(緩和された一般的なコミュニティ検疫)下に置かれていますが、2月からは市民の外出や店舗の営業が、さらに制限される可能性があります。
 
 
2021年1月8日(金)

セブで最大のお祭り、シヌログフェスティバル。
毎年、1月の第三日曜日に開催されていましたが、今年はロックダウンによってセブ市内を練り歩くパレードは中止となりました。
 
日本人にはあまり知られていないシヌログですが、カトリックの大切な行事で、毎年、海外からも大勢の観光客がやってきて、沿道は歩く隙間もなくなるほどでした。
 
今年は1月17日に、パレードに参加予定だった各チームのパフォーマンスの様子が、テレビとネットでライブ配信されます。
 
 
2021年1月6日(水)
・1月の日本-フィリピン間のフライト情報
フィリピン航空は、日本とセブ、マニラを就航する1月のフライトスケジュールを発表しました。
異変種コロナウイスルによる日本からの入国制限のため、ひきつづき大幅な減便となっています。
 
日本からフィリピン
成田→セブ 1/16(土) 14:25発 18:50着
成田→マニラ 火・木・金・土・日 13:25発 17:35着
羽田→マニラ 水・日 15:20発 19:30着
関空→マニラ 火・木・金・土・日 15:05発 18:25着
中部→マニラ 月・水・金・土 13:20発 16:50着
福岡→マニラ 水・金・日 15:55発 18:45着
 
フィリピンから日本
セブ→成田 1/16(土) 8:00発 13:25着
マニラ→成田 火・木・金・土・日 7:15発 12:25着
マニラ→羽田 水・日 8:55発 14:00着
マニラ→関空 火・木・金・土・日 9:10発 14:05着
マニラ→中部 月・水・金・土 6:30発 11:20着
マニラ→福岡 水・金・日 9:45発 14:15着
 
 
2020年12月31日
・新年を祝う爆竹をセブ市が許可
フィリピンでは、新年やクリスマスなどのお祝いの日には、爆竹を鳴らす習慣があります。
 
パンデミックの今年は、爆竹禁止令が発令されることも予想されたのですが、セブでは許可された業者の販売、および指定された場所での爆竹を許可しました。
 
この記事を書いている31日の21時現在、街のあちこちで爆竹が鳴らされています。
そして、大音響のカラオケも。
 
Happy New Year!
 
 
2020年12月29日(火)
・セブは1月もロックダウン継続へ
フィリピン政府は、1/1~31の期間、セブ市をMGCQ(一部緩和された一般的なコミュニティ隔離)下に置くと発表しました。
4段階あるロックダウン規制の中で、MGCQはいちばん軽いものですが、市民の外出や移動は、ひきつづき制限されます。
 
尚、首都のマニラはMGCQよりもワンランク強化されたGCQ下に置かれます。
 
 
・日本を含む海外からの入国禁止に
フィリピン政府は、新型コロナウイルスの変異種が広まっている状況を受けて、12/30から1/15までの2週間、日本を含む20か国からのフィリピンへの入国を禁止すると発表しました。
 
 
2020年12月27日(日)
・セブ市が検疫の強化へ
クリスマスの2日間は、ミサへ参加する人たちが大勢いるため、セブ市は一時的に検疫を緩和しましたが、26日から再び、外出時の許可証の携帯が必須となりました。
違反した場合は500ペソ(約1,1000円)の罰金刑が課せられます。
 
医療機関は、1月上旬にはコロナ感染者が激増する可能性があるとの見解を示しています。
 
省庁間タスクフォースは12/28に、1月の検疫内容を決定する予定です。
 
フィリピンの新型コロナウイルス感染状況 (12/25現在)
感染者 467,601名
回復者 430,791名
死亡者 9,062名
 
 

2020年12月18日(金)
・入国規制の緩和
フィリピン政府は、今月17日から、一般の就労ビザを持っている外国人の入国を認めると発表しました。
 
これまでは、フィリピンへ入国できるのは、フィリピン人との婚姻者や、投資ビザを持っている特定の外国人に限られていました。
 
セブを含むフィリピンには、就労ビザで働いている日本人がたくさんいますが、ロックダウン下では、日本へ帰国できても、フィリピンへ再入国できなかったため、帰国を諦めていた人もいました。
 
少しづつですが、フィリピン政府は、外国人の出入国の規制緩和に、舵を切り始めています。
 
 
2020年12月16日(水)
クリスマスシーズンを前に、フィリピン全域でフェイスシールドの着用が義務化されました。
 
いままでは、スーパーマーケットや銀行など、特定の施設に入る際に、フエイスシールドの着用が必要だったのですが、今後は、セブ市内の街を歩いているときも着用が義務付けられます。
 
尚、違反者への罰則の内容は、各地域の役場や警察署に委ねられます。
 
 
2020年12月10日(木)

・ボホール島の観光が再開
セブ島からフェリーで1時間30分ほどの距離にあるボホール島。
コロナ禍以前は、日本人観光客もたくさん訪れていた観光島です。
 
ボホール島は3月以降、閉鎖されていましたが、12月15日より、10か月ぶりに国内観光客の受け入れを再開します。
 
フィリピン観光省の発表では、今後、台湾、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドなど、コロナの感染者が少ない国から、観光客を受け入れていく予定。
 
 
2020年12月4日(金)

・セブの10人にひとりがPCR検査を受診
セブ市災害対策本部(EOC)の発表によると、今年の4月から11月までに、セブ市民の11%がPCR検査を受けました。
そして、12月2日時点で、セブ市民のアクティブ症例は215件に減少。
 
ロックダウンは今年いっぱい継続されることが決まっていますが、一時期のようなパンデミック状態からは脱出した様子です。
 
 
2020年11月27日
・セブと日本を結ぶ直行便。12月は2便のみに変更

10月の時点で発表されていた、フィリピン航空の定期直行便は繰り下げとなり、12月は5日と19日に往復便が就航するだけとなりました。
 
フィリピン、日本の両国とも、外国からの観光客の受け入れを依然として規制しているため、フィリピン航空の発表を信じた、セブ在住の日本人は人はほぼ皆無。
 
フィリピンは、まず発表して、そのあとに変更するのが当たり前のお国柄です。
 
フィリピン航空は、2021年1月からの直行便就航スケジュールを発表しましたが、また、直前でフライトがキャンセルされる可能性は大きいですので、航空券の予約は慎重になってください。
 
成田→セブ
1月2日から、月、火、木、土、日、の週5便就航
セブ→成田
1月2日から、月、火、木、土、日の週5便就航
 
中部セントレア→セブ
1月3日から、水、木、日、の週3便就航
セブ→中部セントレア、
1月3日から、水、木、日、の週3便就航
 
関空→セブ 
1月1日から、月、水、金、土、日、の週5便就航
セブ→関空 
1月1日から、月、水、金、土、日、の週5便就航
 
 
2020年11月25日(水)
・ニューノーマルへの準備
フィリピン保健省は、セブ市のコロナ感染者は今月に入り3割ほど増えているが、救命救急設備の稼働率は、まだ20~26%にとどまっていて問題ないと述べました。
 
これを受けて、セブではニューノーマルの社会への移行準備をはじめます。
 
 
2020年11月20日(金)
セブでは、11月に入りコロナ感染者がまた増加傾向なのですが、政府は、経済のために観光に関する規制を徐々に緩和しています。
 
今日は、本来は外出ができない15才未満と65才以上のお年寄りも、観光目的であれば許可する可能性があると、省庁間タスクフォース(Inter-Agency Task Force)が発表しました。
また、外国人が入国できるビザの範囲も、少しづつ広げています。
 
観光収入に頼っていたセブは、コロナ禍の今年、経済がズタズタになっています。
 
 
2020年11月15日(日)
・セブ市 ふたたびロックダウンへ
16日からセブ市では、市外への外出、および市外からの流入を規制することになりました。
 
これは、セブ市内だけではなく、近隣でコロナ感染者が、また増えてきたための処置で、今後、強化された隔離規制(強いロックダウン)に再び戻ることにならないための予防的な意味があります。
東京で例えるなら、自分の住んでいる区から出ることができない、といった内容です。
 
但し、就労などの目的の場合、その許可証があれば出ることができます。
 
 
2020年11月11日(水)

・フィリピンの台風シーズン
フィリピンには、年間で約20の台風がやってきます。
中でも10月と11月にくる台風は勢力が強く、甚大な被害をもたらします。
 
今年も、10月下旬にスーパー台風が、そして現在は、それに次ぐ台風が、マニラのあるルソン島へ向かっています。
 
行政は住民に対して避難指示を出しますが、今年はコロナのため、密になる避難所は感染のリスクにさらされ、行政も国民も頭を悩ませています。
 
幸い、台風がセブ島に上陸することは、ほぼありませんが、台風が通過する2~3日は、一時的な豪雨や強風の天候がつづきます。
 
 
2020年11月07日(土)
シヌログ
セブで最大のイベント、シヌログ(Sinulog)が、無観客で行われることになりました。
 
日本では聞きなれないイベントですが、キリストの子ども時代を指すサントニーニョ(Sto. Nino)」の像を讃え、セブ市内をパレードするフェスティバルは、フィリピン国内はもとより、海外からも、この日のために観光客が来るほどの有名なイベント。
 
毎年、シヌログの日は、セブ市が身動きができないほどの人であふれかえります。
 
2021年は1月17日に、シヌログのハイライトである、市内を練り歩くグランドパレードが予定されていましたが、コロナ禍のため、来年は大幅に規模を縮小し、基本的に無観客。
テレビかネットを利用して観るようになります。
 
セブの人たちにとっては、クリスマスの次に楽しみにしていたイベントだったので、とても残念。
 
 
2020年10月30日(金)
・セブの近況
セブは、11月も「修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置(MGCQ)」の延長が決定しました。
これは、5段階あるロックダウン規制のうち、いちばん軽いもので、セブではすでに2か月間、この状況がつづいています。
 
現在、街の様子は、コロナ禍前と、あまり変わらなくなってきていますが、外出規制、および学校の授業が自宅学習になったために、大通りでは子どもとお年寄りの姿はほとんど見かけません。
 
また、乗り合いバスのジプニーの営業が制限されているため、無料の大型バスがひっきりなしに走行しています。
 
今回のコロナ禍で大きな影響を受けたのは、観光業と飲食業ですが、国内観光は徐々に再開しています。

飲食店については、すでに閉店してしまったり、お店を開けていたとしても、デリバリーとテイクアウトのみの営業を強いられている店舗が、いまも多くあります。
 
ロックダウンが解除され、ニューノーマルと呼ばれる新しい社会にいつなるのかは、誰もわかりませんが、現状といままでの推移から考えると、年明けではないかと思われます。
 
グローリアセブでは、日本からの海外ボランティア参加者を受けて入れてますが、受れ入れを再開できるのは早くて2月から、遅ければ夏と予想しています。
 
 
2020年10月27日(火)
国民の9割がキリスト教徒のフィリピンでは、クリスマスは特別のイベント。
クリスマスのために一年を過ごしている、と言っても過言でないほど大切な日です。
 
しかし、今年はコロナ禍のため、大規模なイベントやパーティーの開催は制限されます。
 
セブ市は、市の職員のためのクリスマスイベントの予算、約860万円を、スラムや路上生活者のために寄付すると発表しました。
 
併せて、11月12月に新型コロナウイスルの新規感染者が発生しなかったバランガイ(日本でいう地区または町)には約22万円を寄付するとも。
 
セブでは毎年1月の第三日曜日に、盛大なイベント、シヌログまつりを行っており、それまでにコロナを封じ込めて、シヌログを開催したい狙いがあるようです。
 
 
2020年10月26日(月)
・セブと日本の直行便 就航再開予定
 
3/20から運休が続いていたセブー日本を結ぶ直行便が、12月から下記のスケジュールで再開される予定です。
 
 
フィリピン航空
 
成田→セブ
PR433便 14:2発 18:50着
月、火、木、土、日の週5便
 
セブ→成田
PR434便 08:00発 13:25着
月、火、木、土、日の週5便
12月1日から
 
 
名古屋→セブ
PR479便 15:20発 19:00着
水、木、日の週3便
 
セブ→名古屋
PR480便 09:10発 14:20着
水、木、日の週3便
12月2日から
 
 
関空→セブ 
PR 409便 15:25発 19:00着
月、水、金、土、日の週5便
 
セブ→関空 
PR 410便 09:15発 14:25着 
月、水、金、土、日の週5便
12月2日から
 
 
ただし、短期滞在者や旅行客が、フィリピンに入国できるかどうかはまだ不明です。
 
フィリピンの観光省は、観光客の入国は、双方の国が制限を緩和することが条件になることを示唆しています。
つまり、日本がフィリピン人の入国を認めれば、フィリピンも日本人の入国を許可するということです。
 
 
2020年10月25日(日)
・セブの墓地で働く人たちへの支援

セブ市は、墓地で働く人たちへ、25kgのお米と食糧の配給を開始しました。
 
フィリピンでは10月末から11月上旬は、日本のお盆の期間に当たり、毎年墓参りをする人たちが大勢、墓地を訪れていました。
 
しかし今年はコロナ禍のため、その期間、墓地は閉鎖。
墓地でローソクや花を売って生計を立てていた人たちにとっては大打撃。
 
そのため市では、400名のベンダーへ、食糧の配給をはじめました。
 
 
2020年10月19日(月)
・セブ州内の観光移動が自由に
セブのガルシア州知事は、フィリピン人とセブ在住者は、年齢に関係なく自由にセブの観光地を訪問したり、ホテルなどの宿泊できると発表しました。
これは、コロナ禍で大量の失業者を出している観光業界への救済策の一環です。
 
日本のように、旅行代金が補助されるわけではないのですが、移動の制限を撤廃するだけでも大きな前進。
 
フィリピンでは、政府、州知事、そして市長が、それぞれ独自に条例や規則を定めていますが、政府と州は緩和に前向きで、市は後ろ向きです。
 
 
2020年10月17日(土)
・外出制限の一部緩和とロックダウンの延長
フィリピンの政府機関は、外出ができる年齢について、現在の21歳~59歳を、15歳~65歳に緩和することを発表しました。
 
一方で、セブのロックダウン規制を、12月15日まで延長することも示唆。
セブのコロナ感染者の発生数は、5月~7月のピークから減少し、現在は街の雰囲気も日常に近づいていますが、クリスマス前に第二派が発生しないための処置と思われます。
 
正式な発表は10月末にされます。
 
 
2020年10月12日(月)

先週からはじまった新学期は、オンライン学習かプリント学習が選択できます。
でも、セブの公立学校の話では、生徒の大多数はパソコンやタブレットを持っていないので、プリントでの学習。
 
中でも貧困家庭では、家に電気が通っていないので、勉強は外で。
 
写真は、セブの路上で物売りをしながらスキマ時間に勉強している子どもと、それを手助けしている母親です。
 
 
2020年10月8日(木)
・セブ市はカラオケ禁止に
カラオケはフィリピン人の娯楽のひとつですが、このほど、セブ市は平日昼間のカラオケを禁止する条例を発令しました。
 
フィリピンのカラオケは、お店ではなく、自宅に大音量の装置を置き、大声で歌うスタイル。
これが、自宅でオンライン学習をしている子どもたちの迷惑になるとの理由です。
 
コロナ禍で外出が制限されているいま、自宅で楽しむ健全な娯楽ぐらい、と思うかもしれませんが、住宅地では騒音問題に発展するほどの大音響なんです。
 
しばらくの期間、セブでは自宅カラオケは日曜日だけ認められ、平日は禁止となります。
 
 
2020年10月5日(月)
・今日から授業が再開
今日、公立小学校と高校で、授業が再開されました。
3月に学校は閉校していたので、実に7か月ぶりです。
 
でも、対面式の授業ではなく、オンラインかプリントでの学習。
貧困家庭ではパソコンやWiFiはありませんので、8割以上の子どもは自宅でプリント学習。
 
パソコンやタブレットを持っている裕福層と、貧困層の教育格差がとても気になりますが、どんなかたちでも、まずは勉強ができるようになって良かったです。
 
 
2020年9月29日(火)
・セブ市のロックダウンが10月末まで延長に
政府は今日、フィリピン国内の、10月の地域ごとのロックダウン規制を発表しました。
それによると、セブ市は現在の規制を延長。
 
ロックダウンには5段階あり、セブはその中でいちばん軽いランクなのですが、とはいえ、外出は週に3日のみ、20歳以下と60歳以上は外出禁止など、厳しいもの。
 
11月以降の規制ランクは、10月下旬に発表されます。
 
 
2020年9月28日(月)

大統領スポークスマンは、「10月中に、ボホール島への観光が許可されることになるだろう」と発表しました。
 
ボホール島は、セブ島から船で1時間40分ほどの場所にある、メガネザルとチョコレートヒルズで有名な観光地。
コロナ禍前までは、セブへ旅行に来る人の、日帰りオプショナルツアー先として人気がありました。
 
今回の緩和策は、フィリピン国内在住者向けのものですが、少しずつ、国内旅行が緩和されていきそう。
政府から補助金は出ませんが、フィリピン版 Go to Travelです。
 
 
2020年9月26日(土)
・セブ-成田を結ぶ飛行機 10月は1便のみ
コロナの感染が拡大した3月下旬以降、セブと成田を結ぶ定期便はすべて欠航となり、現在はフィリピン航空の臨時便が、月に1~2本の割合で就航しています。
10月の臨時便は30日のみ。
 
しかし、セブに在住していた日本人で、帰国希望だった方の大多数は、すでに帰国しているため、利用者は、急用や発病など、特別な理由を持った方に限られると思います。
 
セブから成田に行く便は、復路は成田で乗客を乗せてセブへ戻ってきますが、フィリピンは観光客の入国はできませんので、復路の便の利用者も特定の人に限られます。
 
 
2020年9月22日(火)

フィリピンのスラム街は墓地にもできます。
彼らはお墓に住み、墓参りに来る人たちへ、花やローソク、食品などを販売して生計を立てています。
 
そして、フィリピンのお盆にあたる10月下旬から11月上旬は、彼らの商売が最も繁盛する期間でした。
でも、今年はコロナ禍で、墓地への立ち入りが大幅に制限されるため、彼らは収入を失います。
 
セブ市は、墓地スラムに住む人たちへ、お米や食糧を配給することを決定しました。
 
 
2020年9月19日(土)
フィリピンは、コロナに対する非常事態宣言を、2021年9月まで延長することになりました。
 
日本では耳慣れない非常事態宣言。
大変なことのように聞こえますが、マスクの着用やソーシャルディスタンスなどの規制の継続や、予算措置など、感染拡大防止策を継続すると言う意味だと思われます。
 
セブ市内の商業施設では、マスクやフェイスシールドの着用義務、体温検査などが引き続き行われていますが、6~7月と比較すると、随分と社会が動きはじめています。

国内観光も、10月から再開される見込み。
 
はじめに厳しいことを公言し、その後、徐々に緩めていくのがフィリピンのスタイルですので、規制の内容は、毎月、変化していきます。
 
 
2020年9月16日(水)

(フィリピン観光局長官)
コロナ感染者の人数が減少傾向にあるフィリピンは、10月1月から、国内の観光旅行の制限を緩和します。
 
ソーシャルディスタンスのキープや、ホテルでの宿泊は一室2名までに限られるなど制限はありますが、レジャー施設の再開や、宿泊型の観光も認められます。
 
観光が許されるのは、フィリピン国内の在住者に限られ、日本からの観光客の受れ入けは、まだまだ先になる見込みですが、コロナ禍で大打撃を受けていた観光業界にとっては朗報です。
 
 
2020年9月12日(土)
セブでは、市民のコロナ感染への危機意識が、少しづつ薄れてきたように感じます。
 
今月に入ってロックダウンのレベルが緩和され、飲食店やレジャー施設、ホテルの営業も、条件付きながら可能になったことで、いままでの緊迫した意識が緩み始めました。
 
マスクをしない人、大声でしゃべっている人、そして大人数で集まる催しも、増えてきました。
 
たしかに、6月~8月の状況に比べれば、セブのコロナ感染者は減っています。
でも、フィリピン全体では、感染者数が25万8千人、死者が4千3百人と、日本の約3倍。
 
まだまだ、予断を許す状況ではありません。
 
 
2020年9月9日(水)
フィリピン政府は、「外国からの観光客の受け入れは2021年7月以降になる」と発表しました。
 
もしこれが現実になるなら、観光業で成り立っているセブは大打撃。
ホテルや旅行会社、レジャー施設は、業態の変更や廃業を余儀なくされるでしょう。
 
ただし、コロナのワクチンが開発されれば、受け入れは前倒しされる見込みです。
 
フィリピンは世界で最も長く、最も厳しい検疫を課しています。
 
 
2020年9月7日(月)
・ジプニーからバスへ

(セブの街中を走行していたジプニー)
セブ市民の足と言えば、いままではジプニーでした。
しかし、コロナ規制により、現在ジプニーは走行することが許されず、代わって大型のバスが運行しています。
 
どの場所からでも乗り降りできたジプニーと違い、バスは所定のバス停でしか乗り降りできません。
市民は、新しいバスのルールに、少し戸惑っている様子ですが、ジプニーがなくなったことでセブ市内の交通渋滞が大幅に緩和。
 
安全で、エアコンも設置されているバスは、これからセブの交通機関のメインになるかもしれません。
 
 
2020年9月5日(土)
・デング熱患者が大幅に減少
蚊に刺されることによって感染し、発熱や頭痛、吐き気などの症状が出るデング熱。
子どもがかかると死に至る可能性があるほど危険な感染症です。
 
フィリピンでは、蚊が発生しやすくなる6月~10月の雨季に、毎年デング熱患者が急増します。
 
しかし、保健省によると、今年は昨年に比べ、デング熱の患者が76%も減少しているとのこと。
 
理由ははっきりしませんが、コロナによるロックダウンと、フィリピン人の健康に対する意識の高まりが考えられます。
 
 
2020年9月2日(水)
セブ市長は、政府からのMGCQ(修正された一般的なコミュニティ検疫)への緩和発表を受け、セブ市における条例を公布しました。
 
緩和された主な点
・レストランや飲食店は75%の収容人数で、店内飲食が可能
・ホテル、ビーチ、リゾート施設、マッサージ店は、50%の収容人数で営業が可能
・公共交通機関の営業許可
 
引き続きの禁止事項
・21歳以下と60歳以上は、不要不急の外出禁止
・公共の場での飲酒禁止
・22時から翌5時までの外出禁止
・外出時は外出許可証の携帯
・公共の場所でのマスクとフェイスシールドの着用
 
観光業とサービス業への規制はおおきく緩和されましたが、個人への行動規制は依然として厳しい内容です。
 
この規制は9月30日まで続きます。
 
 
9月1日(火)
今日からセブ市および、セブ市に隣接する地域は、「部分的に修正を加えた一般的なコミュニティ検疫(MGCQ)」に規制が緩和されました。
 
これは、5段階あるロックダウン規制の中で、もっとも低いものです。
 
しかし、セブ市長は「ひきつづき外出許可証は必要である」と述べています。
 
外出許可証とは、いち家族に一枚配布されるもので、必要不可欠な目的のみ、週3.5日の外出が許されると言うもの。
この許可証が必要な限り、市民の行動はかなり制限されます。
 
 
8月29日(土)
・セブと日本を結ぶ飛行機は月に2便
現在、セブと成田を結ぶ定期便は飛んでいません。
月に2便、フィリピン航空が臨時便を就航していますが、セブ在住の日本人、または日本在住のフィリピン人向けの便で、一般の観光客は搭乗できません。
 
9月のセブ-成田間のフライトは5日と19日。
コロナ禍の前、3月までは、毎日、成田便が2便、そして関空と中部国際便が1便、就航していました。
 
 
2020年8月28日(金)

・フェイスシールドの着用義務について
政府は今日、「フェイスシールドの着用は、公共交通を利用する場合にのみ義務付けられるもだ」と発表しました。
 
つまり、バスやタクシーに乗車する以外は、着用の義務はありません。
 
しかし、セブ市および隣接する各地域では、公共の場において、フェイルシールドの着用が、ほぼ義務化されています。
セブのスーパーマーケトットでは、未着用者は入店できません。
 
セブ市内の道行く人の約半数は、フェイスシールドを着用しています。
 
フィリピンでは、政府が決める規制とは別に、州知事や市長が、独自の条例を定めますので、国民は翻弄されます。
 
ちなみに、フェイスシールドは、ひとつ180円ぐらいで販売されています。
 
 
2020年8月27日(木)

(通行する車や人をチェックするセブ警察)
 
セブ市内で、8月の16日から26日の10日間に、コロナウイルスの検疫違反で逮捕された人が271人いました。
 
内訳は
外出許可証の不携帯 164人
マスクの未着用 54人
外出が許可された日と異なる日に外出 43人
ソーシャルディスタンスを守っていなかった 10人
 
フィリピンでは、コロナ規制の違反者は逮捕され、罰金や一定期間の拘束が課せられます。
 
でも、セブ警察によると、以前と比べ、違反者は減少しているとのこと。
 
セブ市の人口は、約75万人です。
 
 
2020年8月25日(火)
・私立高から公立校への編入が加速
フィリピンでは、ある程度裕福な家庭の子どもは、幼稚園から高校まで私立の学校へ通います。
理由は、学校設備や教育の質が、公立と比較して圧倒的に高いから。
 
それが今年、コロナ禍によって親の収入が激減したため、私立高に通う予定の子どもは、昨対の41.5%まで減少。
おおくの生徒が、私立から公立校へ編入を余儀なくされています。
 
フィリピン国内には、現在、14,435の私立学校がありますが、そのうち440校は、生徒数の減少により、閉鎖を考えています。
 
 
2020年8月23日(日)
・セブの観光業は大打撃
セブ島を中心に、セブ周辺の島々は、フィリピンでいちばんの観光地です。

昨年の一年間で、セブを訪れた外国人観光客は430万人いました。
 
韓国人 157万人(36.5%)
中国人 76万3千人(17.7%)
日本人 54.9万人(12.8%)
 
しかし、今年は3月末から検疫規制と国境封鎖が行われているため、観光業は大打撃。
経済学者の見解では、7億ドル(約740億円)の損失になる見込みだそうです。
 
外国人観光客のセブへの渡航は、今年はほぼ不可能だと思われます。
 
 
2020年8月21日(金)
・セブの語学学校のスタッフが続々退社
セブの語学学校には、フィリピン人だけではなく、日本人のスタッフも常駐し、現地で生徒のサポートを行っていました。
でも、4月から語学学校は閉鎖。
 
そして、今月。
その日本人スタッフの皆さんから、退職のあいさつの連絡が立て続けに来ています。
 
4月から無給社員として、形式的に雇用されていたようですが、コロナ禍のため、学校再開のメドは絶たず、ほとんどのスタッフが退職。
 
現在のコロナ禍の状況を見る限り、語学学校の再開は、来年以降になると思われます。
 
 
2020年8月17日(月)
・フェイスシールドの着用が義務化

セブでは、公共のバスやタクシー、また飛行機に搭乗する際、マスクに加えて顔を覆うフェイスシールドの着用が義務化されました。
 
マスクは相手に飛沫を飛ばさない効果があり、フェイスシールドは、相手からの飛沫を防ぐ効果があるそうです。
 
この政府の決定を受け、交通機関だけではなく、ビルや店舗など、民間の施設でも着用の義務化が進んでいます。
 
 
2020年8月15日(土)
・セブ市のロックダウン期間が延長
現在、実施されているコロナ規制が、明日以降2週間、延長されることが決定しました。
 
セブ市のコロナ規制は3月末からはじまり、2~4週間ごとに規制のレベルが見直されてきました。
現在は、5段階ある規制の中の真ん中。
 
市民の自由な外出、企業やお店の全面的な再開は、まだまだ先になりそうです。
 
 
2020年8月14日(金)
・学校の再開が延期
8月24日に予定されていた、公立学校の再開が、10月5日に延期されました。
 
再開後の授業はオンラインか、自宅でのプリント学習だったのですが、オンラインで受講できる生徒は、全体の5~10%にとどまり、また、学校側も、オンラインに対応しきれない、と言うのが、延期された理由のよう。
 
理由はともあれ、2か月前に決定していた再開日を、10日前になって変更するフィリピン政府。
 
日本では考えられませんが、フィリピンではよくあること。
国民も、慣れっこになっています。
 
 
2020年8月13日(木)

ロックダウン中のいま、屋外での物売りは禁止。
そして、20歳以下の子どもの外出も禁止。
違反すれば、逮捕される場合があります。
 
道端で野菜を売る少女。
そして周りには警察官。
 
警官は、少女の生活を気遣い、彼女が売っていた野菜を買ってあげました。
 
多くの貧困層は、物売りで生計を立てています。
 
 
2020年8月11日(火)
フィリピンのドゥテルテ大統領は、昨夜の演説で、「9月か10月に、ロシアからワクチンが提供される見込みだ」と発表しました。
 
もし、有効なワクチンが予定通り開発されれば、年末にはニューノーマルと呼ばれる、新しい社会になるかもしれません。
 
 
2020年8月10日(月)
・セブの語学学校は当分閉鎖
フィリピン留学と言えばセブ島。
日本から、年間で3万人もの人たちがセブの語学学校に留学していました。
 
しかし、コロナ禍のいま、語学学校はどこも営業停止。
 
セブには、50校以上の語学学校がありましたが、そのほとんどが廃校、または閉鎖。
日系の語学学校は、オンラインレッスンに切り替え、営業をつづけているところもあります。
 
セブの語学留学が再開される見込みは立っていませんが、早くとも来年の春以降になると思われます。
 
 
2020年8月9日(日)
・先生の手当は、たったの7,000円
フィリピンの教育省は、公立の小学校。中学、そして高校の先生への備品購入手当を、今年は3500ペソ(約7,000円)とすると発表しました。
 
政府に十分なお金のないフィリピンでは、授業でつかう備品は、先生の自腹があたりまえ。
筆記用具やプリント用紙。
 
今年は、対面授業ではなく、オンラインか自宅でのプリント学習になるため、大幅に予算が削減されてしまいました。
 
子どもたちにとって、先生はあこがれの職業ですが、学校運営のため、給料から持ち出しをしているのが現実です。
 
 
2020年8月7日(金)
・セブ市は週4日、外出可能へ

現在、セブ市民が外出できる日は、許可証に記載されている末尾の数字が、奇数と偶数で曜日が限定されています。
 
奇数は月、水、金。
偶数は火、木、土。
 
それに加えて、来週からは、奇数偶数にかかわりなく、日曜日の外出も認められるようになります。
 
ただし、外出にはひきつづき、許可証の携帯、マスク着用、そしてソーシャルディスタンスを保つことが条件。
 
セブ市内の主要道路では、警察と軍による検問が行われます。
 
 
2020年8月5日(水)

ロックダウン中のセブでは、営業車や通勤のために利用する車両以外、基本的に通行が認められていません。
 
いつもは慢性的に渋滞している主要道路も、いまは検問所がある場所を除いてガラガラの状況です。
 
 
2020年8月4日(火)
フィリピンでいちばん利用者が多いSNSはFacebook。
FBのアカウントを持っている人の数は世界一。
 
そして、最近、利用者が急増しているのが、ビデオ共有アプリTikTok。
10代20代の女性に人気です。
 
そのTikTok、中国政府への情報漏洩疑惑で、利用の制限をかける国が増えていますが、フィリピン政府は、「そのような事実は認められない」とし、アプリの利用を制限しないことを発表しました。
 
フィリピンはいま、コロナ患者を抑止するため、中国が開発するであろうワクチンを頼っています。
 
 
2020年8月3日(月)
・セブ市内の移動は、ひきつづき厳しい規制

一般的なコミュニティ検疫(GQC)に緩和されたセブ市ですが、市内の移動はひきつづき、警察と軍によってチェックされています。
 
外出が許されるのは、自分が居住している地域のみ。
かつ、行政から発行された外出許可証を持っている人。
 
居住地外への移動は、仕事など、その理由が証明できる書面を持っている人だけに限られます。
 
今日、銀行へ行く用事があり、居住地外へ移動しましたが、途中、二か所のチェックポイントで、警察から許可証の提示を求められました。
 
セブは、今月からコロナの感染拡大防止策が少し緩和されましたが、まだまだ厳しい規制が敷かれています。
 
 
2020年8月2日(日)

フィリピン政府は、コロナ感染予防策のひとつとして、フェイスシールド着用の義務化を検討しています。
現在は、フェイスマスクの着用のみが義務化されていて、フェイスシールドの着用は、スーパーのレジ係やガードマンなど、一部の職種の人に限られています。
 
 
2020年8月1日(土)
フィリピンの観光省は、コロナ後の新常識の社会では、電子マネーまたは非接触型の取引が必須になると述べています。
ホテル、交通、飲食店などへの支払いです。
 
銀行口座を持っている人が4人にひとりしかいないフィリピンでは、クレカよりもキャッシュレス決済アプリの方が普及しています。
事前にお金をチャージするなど、すこし手間はかかりますが、支払先ではQRコードをかざせば決済が可能。
 
フィリピンでいちばん利用されているのは「GCash」と言うアプリです。
 
ちなみに、日本の銀行やクレジット会社が発行したクレカやデビットカードも、利用できます。
 
 
2020年7月31日(金)
セブ市は8月1日~15日の期間、GCQ(一般的なコミュニティ検疫)へ、一段階緩和されることになりました。
これによって、企業や店舗の再開条件の緩和、また、セブ市内の移動が条件付きで可能になります。
 
今回の決定により、ECQ(強化されたコミュニティ検疫)に指定された国内の州はなくなりましたが、感染拡大している場所では、その地区限定でひきつづきロックダウンの処置がとられます。
 
 
2020年7月29日(水)
ジム、ネットカフェ、ドライブインシアター、学習教室、そして美容サロンの営業が、8月1日から条件付きですが認められるようになりました。
但し、GCQ(一般的なコミュニティ検疫)、またはそれ以下の規制地域のみ。
 
現在、セブはMECQ(部分的に変更された強化されたコミュニティ検疫)のため、これらのお店の営業は許可されませんが、8月1日にGCQへ緩和されれば再開できるようになります。
 
 
2020年7月28日(火)

セブ島の貧困層の子どもたちに食糧を届けるプロジェクトがスタートしました。
資金はクラウドファンディングを利用して募集しています。
 
詳しくは、コロナ禍で苦しむフィリピンの子どもたちへ食糧配給のページをご覧ください。
 
 
2020年7月27日(月)
フィリピンのドゥテルテ大統領は、学校の対面式授業は来年になる、とのコメントを発表しました。
 
8月から予定されている授業の再開は、自宅での学習を意味します。
この決定は、コロナのワクチンが開発されるのは来年になるとの見込みからです。
 
でも、自宅でオンライン授業を受けられる子どもは、裕福層に限られます。
コロナ禍は、教育格差をさらに生み出してしまいます。
 
 
2020年7月26日(日)

セブ島は観光産業で成り立っていると言っても過言ではありません。
 
しかし、3月からつづいているロックダウンで、海外からの観光客は入国できず、国内の移動も制限され、観光産業は大打撃。
 
政府は、感染拡大を防止する規制を行いながらも、同時に、観光客を誘致するキャンペーンの準備を進めています。
 
但し、海外の観光客がフィリピンに入国できるのは、来年になると思われ、年内は、国内の観光客の需要喚起。
 
日本の「GO TOキャンペーン」と同じです。
 
 
2020年7月25日(土)
セブ市内の5つの集落が、今日から完全ロックダウンになりました。
 
市内でも特に、コロナの感染者が急増している地域で、今日から最大14日間、一切の外出が禁止されます。
 
これまでも、このような規制は頻繁にあったのですが、特定の集落に限定したこと、全住人の健康モニタリングを実施すること、そして違反者には厳しい罰則が科せられるなど、いままで以上に徹底された規制です。
 
セブの今日の新規感染者は479名。
4か月間もロックダウンを行っているにもかかわらず、感染は依然として収まる気配をみせていません。
 
でも、このままセブ全体をロックダウンにし続けてしまうと経済は完全に破綻。
よって今後は、パンデミックを起こしている集落に的を絞って規制を行っていくものと思われます。
 
尚、今回指定された5つの集落以外の地区では、以下の条件下で外出が許可されています。
・役場から発行された外出許可証の携帯
・日用品の買い物、銀行、薬局、病院など、日常生活に必要な目的
・居住地のエリア内のみ
 
 
2020年7月24日(金)
・セブの規制緩和は、病院の空きベッドの数次第
 
フィリピン政府はPCR検査数の拡大を目指しています。
現在の検査数は110万人ですが、来年までに国民の1/10にあたる1,000万人を検査するとのこと。
 
一方で、医療崩壊が迫っているのも事実。
保健省では、ICUおよび隔離ベッドの空きが全ベッド数の30%を目指しています。
つまり、いつでも30%分のベッドが空いている状態。
 
セブの場合、現在の空きベッドが、すでに30%近くに達しています。
 
検査数を増やせば、コロナ感染者が増えるのは間違えなく、あとは、空きベッドの確保が、今後の課題となります。
この30%を保てた場合、セブは8月1月から、規制が一段緩和されると思います。
 
 
2020年7月23日(木)
フィリピン社会気象観測所の調査によると、コロナの影響で、国民の20.9%が飢えを感じています。
 
中でも、セブ島を中心としたビサヤ地方に住む人たちの飢餓率が最も高く、27.2%(約130万世帯)
 
学歴の低い層ほど、飢餓率が高いこともわかっています。
 
 
2020年7月22日(水)
セブのコロナウイルス感染抑止チームの監督を務めている環境省長官は、8月1日から、セブの規制はGCQ(一般的なコミュニティ検疫)に、緩和される可能性があるとコメントしました。
 
GCQになれば、企業の再開や、お店の営業は、かなり緩和されるようになりますが、これは、経済界からの圧力によってコメントした可能性もあります。
 
環境相は同時に、セブ市内の21のバランガイ(村、町、地域)の完全ロックダウン(一切の外出禁止)も示唆しています。
 
最終的には、7月31日に大統領が発表します。
 
 
2020年7月21日(火)
ロックダウン中のセブ市で、オートバイの二人乗りが許可されるようになりました。
いままでは、二人乗りは禁止。
 
これは、セブ州知事が、政府に強く要望した結果です。
 
ただし、後部座席に乗せることができる人は、結婚をしている夫婦関係にあるひと、または同棲しているカップルに限られ、相手を仕事場に連れていくときのみ許可されるとのこと。
 
しかし、セブでは一世帯でひとりにしか、外出許可証が発行されていません。
このあたりの矛盾は、フィリピンではよくあることで、今後、外出に関する規制の一部が、変更になると思われます。
 
 
2020年7月20日(月)
・入国カードのオンライン化がスタート
セブ・マクタン空港に到着する国際線の利用者は、今後、電子登録フォームで事前申請するようになりました。
 
これは、新型コロナ感染防止対策のひとつで、入国時にスムーズな検査を行うためのものです。
 
いままで機内で記入していた入国カードは廃止され、搭乗の48時間前以降に、パソコンやスマホを利用してオンラインで申請します。
 
電子登録フォームの記入事項は以下の5つです。
・海外労働福祉庁プロジェクトケアフォーム
・患者プロフィールフォーム
・熱帯医学研究所研究室リクエストフォーム
・フィリピン保健省宛の誓約書
・マクタン・セブ国際空港宛の誓約書
 
詳しくは、フィリピン航空などの航空会社から、メールでご案内があると思います。
 
 
2020年7月19日(日)

フィリピンでは今、医療従事者のみなさんが悲鳴を上げています。
 
毎日、運ばれてくるコロナの患者さん
自分も感染するかもしれないリクス
そして、周りからの差別
 
低賃金で重労働を強いられているフロントライナーは、「私たちはロボットではない」と、訴えています。
 
 
2020年7月18日(土)
・出入国規制が一部緩和
 
8月から外国人のフィリピンへの入国規制が、一部緩和されることになりました。
 
フィリピンの長期滞在ビザを持っている人に限り、到着後、14日間の隔離を条件に、入国できるようになります。
一般の観光客の入国許可は、まだまだ先になる模様。
 
また、フィリピン人の海外出国もできるようになりました。
ただし、世界のほとんどの国が、外国人の入国を許可していませんので、出国できるのは要職に就いている人などに限られると思います。
 
 
2020年7月17日(金)
教育省の発表では、来月からはじまる新学期を前に、現在、学校に登録されている生徒数は、全国で20,744,595人。
昨年の74%にしか達していません。
 
コロナ禍で困窮している家庭では、子どもを学校に通わすことができない。
 
フィリピンでは、学校に通っていない子どもが、6才-14歳で3.5%、15才-24才では17.5%いますが、コロナによってこの数字が増えそうです。
 
 
2020年7月16日(木)

ロックダウン中のセブ市が、今日からMECQに少しだけ緩和されました。
MECQとは、部分的に緩和された強化されたコミュニティ検疫のこと。
 
但し100%外出禁止には変わらず、緩和されたのはバイクと自転車の走行が可能になったこと。
一部の業種の企業が条件付きで再開できるようになったことぐらいで、市民の生活は昨日までとほとんど変わりません。
 
このMECQは7月31日まで続き、感染者の増加が抑制されれば、その後GCQ(一般的なコミュニティ隔離)に移行するものと思われます。
GCQまで緩和されると、市民生活の幅は広がります。
 
 
2020年7月15日(水)

昨日はセブ市内で195名が、外出禁止違反で逮捕されました。
 
でも、刑務所に行くわけでもなく、裁判を受けるわけでもなく、罰は公園でエクササイズ。
運動の後は、おやつをもらって帰ります。
 
ロックダウンの規制は厳格ですが、捕まってもたいしたことはないので、違反者は後を絶たない状況。
 
 
2020年7月14日(火)
・バイクの二人乗りが条件付きで解禁へ

ロックダウン規制のひとつとして、バイクの二人乗りが禁止されていたセブですが、ドライバーと後部座席の間に障壁を設けること、そして、同乗者は夫婦または同棲しているカップルに限り、解禁されることになりました。
 
フィリピン人にとってバイクはもっとも大切な移動手段。
三人乗り、四人乗りで走行しているバイクも珍しくありません。
 
 
2020年7月13日(月)

公共交通機関がストップしているセブ市。
 
自動車やバイクを持っていない市民に、手づくり自転車が人気!
 
 
2020年7月12日(日)
フィリピン保健省の発表によれば、セブ市内で新型コロナウイルスに感染した人の63%(2,910名)は、無症状または軽度で、病院に入院していないことがわかりました。
 
彼らは、自宅または役場の隔離センターで監視されています。
 
現在、セブに発令されているECQ(強化されたコミュニティ検疫)は、今月の15日まで。
その後も延長されるか、または緩和されるかは、今週、発表されます。
 
 
2020年7月11日(土)
LIQUOR BAN
 
コロナ規制の一つに、リカーバン(アルコール禁止)があります。
アルコール類の販売と提供を禁止する条例です。
 
セブ市の場合は、4月にリカーバンになりましたが、約一か月で解除。
現在、酒類は販売されていますが、屋外やお店での飲酒は禁止になっています。
 
「屋外」と言うのに不思議に思った方もいるかもしれませんが、フィリピン人は外で、仲間どうしで回し飲みをする習慣があります。
 
なので、飲酒は室内のみ。
 
メトロマニラの一部や、セブに隣接する市では、いまだにリカーバンがつづいている地域があります。
リカーバンは、その地域の市長が決定します。
 
 
2020年7月10日(金)

写真 Asia Tatler
フィリピン保健省の発表によると、コロナ感染による死亡者が、昨日は、はじめて0名でした。
 
感染が確認された3月から、1,300名以上の方が、コロナとみられる症状で亡くなられていますが、0ははじめて。
 
毎日、過酷な仕事を強いられている医療従事者の方々も喜んでいます。
 
 
2020年7月9日(水)
・25万人の生徒が、私立から公立へ転校
 
フィリピン教育省の発表によると、私立の小学校、高校に通っていた25万人の生徒が、8月の新学期から公立校へ転校する見込みです。
 
理由は、新型コロナウイルスによる、家庭の経済的なダメージで、高額な学費の私立高に通わせることが難しくなったためです。
 
但し、教室や先生不足に悩んでいる公立の学校が、これほどの生徒を新たに受け入れられるかどうかは疑問です。
 
小学生~高校生の生徒数
公立校 17,900,000人
私立校 894,000人
 
 
2020年7月8日(水)

外出禁止の違反者は、地域社会への奉仕活動
 
強い外出禁止令が出されているセブですが、違反者が絶えません。
 
違反したものは警察によって拘束されますが、感染のリスクが高い刑務所や拘置所には連れて行けませんので、河川や道路の清掃をさせたうえで釈放しています。
 
奉仕の時間は、罪の重さによって5時間~10時間。
 
 
2020年7月7日(火)

8/24からはじまる新学期の授業は、対面ではなく、オンラインやラジオを使用した複合型の授業になります。
また、ネットがつながらない地域の生徒には、先生が自宅を訪問し、プリントなどを配布する予定です。
 
セブにある70の公立小学校では、現在、生徒の入学登録の作業が行われています。
 
 
2020年7月6日(月)

セブには、住居を持たず路上生活をしている人たちが少なくありません。
路上で物売りや物乞いをして生活しているホームレスです。
 
コロナ規制で外出禁止になっているいま、路上にいることさえ許可されません。
 
現在、彼らは役場に保護され、体育館などで暮らしています。
 
セブに対する日本人のイメージはリゾートアイランドですが、実際は、国民の5人にひとりが、今日の食べ物にも困っています。
 
 
2020年7月5日(日)

マクタン・セブ インターナショナルエアポートの発表によると、新型コロナの影響で、1-5月の航空便、旅客者、そして貨物の利用が、昨年と比較して約50%減少しました。
 
現在、マクタン空港は、マニラなどへの国内便は就航していますが、日本を含む海外便は、月に数本の臨時便が離発着する程度です。
 
また、フィリピンは現在、外国人に対してビザの発給を行っていませんので、観光などでセブに行けるようになるのは、まだしばらく先になります。
 
 
2020年7月4日(土)
・セブ市の外出規制

平日の20時~翌朝5時、および日曜日の終日
急病など、よほどの理由がない限り完全外出禁止
 
平日の5時~20時
外出許可証を持っている人のみ、食糧品の買い物や、銀行など特定の目的での外出可。
 
また、曜日にかかわらず20歳以下と60歳以上の人も外出禁止。
 
6月は、夜間外出規制を守らなかった356名が逮捕されています。
 
 
2020年7月3日(金)

セブの州知事の発言が、ちょっとした物議を呼んでいます。
 
ガルシア知事は、「コロナは薬草で治るかもしれない。医師は、製薬会社から多額のお金をもらっているから、市民を不安にさせるようなことを言う」と発言。
 
医療関係者からは、否定する意見が上がりましたが、それに対して知事は、「私の発言に意見を言うな」と一蹴。
 
そして、市民も、知事の発言に賛同。
 
貧しい人たちは、宗教や強いリーダーなど、なにかにすがりながら生きています。
薬草で治るという根拠はありませんが、自分たちの味方として、知事の発言に好感を感じたのだと思います。
 
ガルシア州知事は最近も、国が禁止しているバイクの二人乗りをセブで許可し、「警官からなにか言われたら、私の親戚だと言えばよい」と発言。
 
セブの市民から人気があります。
 
 
2020年7月2日(木)

コロナ規制による外出禁止が長期化していることで、来年はいつもの年より、214,000人の赤ちゃんが多く生まれると予想されています。
(2018年の出生者数は166万8,120人)
 
フィリピンでは、人口増を抑えるために、保健省が家族計画プログラムを推進し、ここ数年、出生数は減少していたのですが、来年はコロナのために増加する見込み。
 
母親の約半数は未婚です。
 
 
2020年7月1日(水)

セブの市長が持っているのは、QRコード付きの外出許可証です。
今週から、各世帯に配布されています。
 
許可証の貸し借りができないよう、また、行動が管理できるように、許可証には個人の名前が記載されます。
 
これからは、この許可証を携帯せずに外出している人は、最悪、逮捕されます。
 
モラルのある日本人からしたら、「とんでもない」と思うかもしれませんが、セブではここまでしないと、コロナ感染を抑止することができません。
 
2020年6月30日(火)

フィリピン観光省は、コロナ感染が抑えられている国からの、観光客の入国を徐々に許可していく方針を発表しました。
 
ただし、観光地は国内で感染者が少ない地域、「ボラカイ島」や「ボホール島」などに限られる見込みで、海外からの観光客が多い「セブ島」は、いまのところ候補には挙がっていません。
 
去年、日本から来た観光客は68万人でした。
 
 
2020年6月29日(月)
セブ市は、3月28日に強化されたコミュニティ検疫(ECQ)下に置かれました。
いわゆるロックダウンです。
 
一時、一般的なコミュニティ検疫(GCQ)に緩和されたのですが、感染者が減少せず、6月26日にECQに逆戻り。
すでに三か月間が経過しています。
 
現在のECQは、今月末までとされていますが、感染者の減少が見られないことから、あと数週間はロックダウンが続くかもしれません。
 
正式な決定は、明日夜、大統領によって発表されます。
 
 
2020年6月28日(日)

現在、セブ市内の役場では、地域の世帯を一軒一軒訪問し、5kgのお米を無料で配給しています。
コロナ患者を出している地域も含まれているため、役場のスタッフのリスクは相当なもの。
 
でも、フィリピン人にとって、お米はもっとも大切な食糧で、外出禁止のいま、そのお米が絶たれると生死にもかかわる。
 
役場は市民のために、毎日お米を運びます。
 
 
2020年6月27日(土)
来月2日、成田-セブの直行便を就航する予定と、フィリピン航空から発表がありました。
コロナ騒動以降、日本とセブを結ぶ直行便は、すべて欠航していました。
 
ただし、現在フィリピンは、外国人に対してビザを発給していませんので、成田からの利用者は、母国へ帰国するフィリピン人がほとんどだと思います。
 
また、セブ発の便は、現地に長期滞在している日本人が、帰国のために利用するものと思われます。
 
今回の便はあくまで臨時便で、7月の就航はこの一便のみ。
8月以降のスケジュールは、改めて発表されます。
 
 
2020年6月26日(金)

セブ市は、今日から本格的なロックダウン下に置かれ、セブ市と隣接する市をむずぶ道路では、警官と軍によって、厳格な検問が行われています。
理由なく屋外にいた人は逮捕も。
 
でも、居住している地域内のスーパーマーケットや銀行には、問題なく行けます。
 
これは、新しい外出許可証が市民に届くまでの、一時的な対応だと思います。
 
 
2020年6月25日(木)

公立小学校の新学期は、通常より3か月遅れの8月24日から開始される予定ですが、現在のコロナの状況から、当面は通学ではなく、自宅での学習になりそうです。
 
そのため、80万人いるフィリピンの公立学校の先生のうち、40%にあたる30万人の先生が、現在、遠隔学習のトレーニングを受けています。
 
同時に教育省では、裕福層と貧困層の子どもに、学習の格差が生じないよう、国民から中古パソコンの寄付を募っています。
 
セブには、70の公立小学校があります。
 
 
2020年6月24日(水)
セブ市のコロナ規制が、昨夜から、より一層強化されました。
いままではセブ市に権限があった規制を、政府が管轄することになったためです。
 
・市民に発行されていた外出許可証は無効となり外出禁止
・ただし、自分が住んでいるバランガイ内での、生活必需品購入目的での外出は認められる模様
・感染者が多い、上位10地域は完全ロックダウン。理由に関係なく外出禁止。
・ルールを違反して外出しているものは逮捕。
(いままでは、よほどの違反でない限り、逮捕まではしていませんでした)
 
昨夜10時の発表では、詳細についての説明がなかったため、市民に動揺が広がっています。
 
フィリピンは、はじめに大きなことを発表し、後から細かいことを決めていくスタイルです。
そして、発表されたことが、よく覆るのもフィリピン流。
 
ここ数日のうちに、今回の規制について、詳細な説明があると思います。
 
注)バランガイ
もっとも小さな地方自治単位。
日本でいうと、「村」「町」「地区」といったイメージです。
 
 
2020年6月23日(火)
・昼間の時間がいちばん長い夏至
 
日本はいま、夏至の時期ですが、日照時間が一年を通して2時間ぐらいしか変わらないフィリピンでは、夏至とか冬至といったことばはありません。
 
でも、6月から8月は、一日の日照時間が少し長くなります。
 
この時期は雨も多いのですが、日の出は早く、日の入りは遅い。
 
セブの今日の最高気温は32度。
最低気温は27度。
 
 
・医療崩壊への対処
セブ市内の総合病院の話によると「新型コロナ病棟」は20~30人待ちになっている病院がある、とのこと。
 
政府は、医療崩壊への対処策として、セブ市に派遣している医療従事者を増員するとともに、追加病室を設置することを発表しました。
 
 
2020年6月22日(月)

セブ市を除く、ほぼすべての地域で、レストランやファストフード店での店内飲食が可能になりました。
 
入店できるのは客席数の30%以内、来店客の体温測定と住所の記録など、厳格なルールはありますが、お店の存続のため、そして従業員の生活のために、再開する店舗が多いです。
 
セブ市のレストランは、引き続き店内飲食は不可ですが、デリバリーとテイクアウトでの営業は可能。
 
コロナ感染の抑止と経済の再開が、両方ともうまくいくことを願っています。
 
 
2020年6月21日(日)
コロナ感染者の減少傾向が見られないセブ市に、規制の内容や患者数の状況を把握するために、政府から調査チームが派遣されることになりました。
 
フィリピン第二の都市であるセブのいまの状況に、セブ州だけでなく、政府も強い危機感を持っています。
 
調査期間中、セブ市から他の地域への移動、また、他の地域からセブ市への移動は、基本的に禁止となります。
 
6/20現在、セブ市内でのコロナ症例は2,365名です。
 
 
2020年6月20日(土)

フィリピンの国立大学では、校内で飼っているネコの体温検査を行っています。
 
これは、米国の疾病予防管理センターが、「コロナウイルスは、人から動物へ感染する可能性がある」との発表を受けてのものです。
 
 
2020年6月19日(金)

セブ市がもっとも強いコロナ規制の対象になったことをうけて、マニラから大量の警察官が派遣され、市内での取り締まりをはじめました。
 
市民のため、国のために最前線で働いている警察官ですが、そのリスクは高く、いままでに1,500名以上の警察官が、コロナに感染してしまっています。
 
フロントライナーの警察官や医療従事者の負担を軽減するためにも、まずは市民ひとりひとりが「決められたルールは守る」と言う行動が求められます。
 
 
2020年6月18日(木)
語学学校の再開は無期限の延期
 
一部のネットでは、この夏のセブの観光や留学をPRしているメディアがありますが、現状、日本からフィリピンに、観光や留学目的での入国はできません。
 
日本からフィリピンへの飛行機は飛んでいますが、基本的にフィリピン人向けのフライトで、外国人の入国ビザは、いまのところ発給されていません。
 
セブの大手語学学校も、再開の無期限延期を発表しました。
 
ただし、フィリピンは発表したことが、すぐに覆る国ですので、状況は逐一チェックしてください。
この「セブのニュース」でも、最新の情報をお伝えしていきます。
 
 
2020年6月17日(水)
セブ市では今日も、200名のコロナ感染者が確認されました。
これで二日連続で200名越えになります。
 
セブのコロナは、スラム街が感染源になって、街に広がっています。
スラム街の貧困層は、保険に加入していませんし、国からの補助もないため、病院に行けば、高額な治療費や入院費がかかります。
 
だから、貧しい人たちが感染しても、病院に行くと言う選択肢はありません。
家でおとなしくしているだけ。
 
でも、狭い部屋に何人もの家族で住んでいるスラムでは、家にいるだけで、ウイルスが拡散してしまう。
 
この状況を打開するには、国からの治療費補助と、隔離施設の増強のふたつだと思います。
 
 

2020年6月16日(火)

昨夜、政府から発表があり、セブ市は今日から、最も強い規制「強化されたコミュニティ検疫(ECQ)」に戻ることになりました。
 
今月から許可されていた、企業やお店の条件付き再開は取り消しとなり、基本的に外出禁止。
 
ECQは今月末までですが、5月まで2か月間もECQを行っていたのにもかかわらず、その間も患者は増えていましたので、今回の延長によって患者数が激減するかは疑問です。
 
フィリピンでは、「経済」と「感染抑止」のバランスをとった対応はしていません。
「良い」か「悪い」か、「白」か「黒」かの二択
この思考は国民性です。
 
 
2020年6月15日(月)

グローリアセブが支援している家族に、食糧品を配給しました。
ひと家族、約5,000円相当の米や生鮮品、缶詰などです。
 
みんな、路上での物売りで生計を立てていたのですが、コロナ規制のため、ここ3か月間、ほぼ無収入。
 
支援している家族は20数世帯なのですが、規制のため遠出することができず、いまはできることが限られています。
 
セブ市の規制は五段階中のちょうど真ん中。
一般的なコミュニティ検疫。
 
その期限が今日までで、明日からの規制は、今夜、大統領府から発表がある予定です。
 
現地の新聞によると、セブ市の場合、規制がいまより強化されるとの情報が流れています。
 
 
2020年6月14日(日)

セブはいま、コロナに感染すると重篤化するリスクの高い、60歳以上の高齢者の外出は、基本的に禁止されています。
 
日本でしたら、60歳は高齢者と呼ばれませんが、フィリピン人の平均寿命は68歳。
日本人よりも約20年、短いんです。
 
しかし、モールやレストランが条件付きで再開されているいま、高齢者の外出を許可する動きが広まっています。
 
 
2020年6月13日(土)
・デング熱の誤解

デング熱は、蚊に刺されることによって感染する疾患です。
日本でも2014年(平成26年)に、東京の代々木公園で発生し、ニュースになりました。
 
雨季に入ったフィリピンでは、水たまりなどに蚊が大量に発生します。
その中で、デングウイスルを持った蚊に刺されると、デング熱にかかる可能性が高まります。
 
ワクチンが開発されていないデング熱にかかると、2週間ほど高熱にうなされ、中には死亡する人もいる、コロナより危険な病気です。
 
でも、蚊に刺されないように、防虫クリームなどを塗布し、蚊の大量にいそうな場所を避けていれば、それほど心配することはありません。
 
そして、蚊に刺されたからと言ってデング熱にかかると言う訳ではありません。
もしそうなら、すべてのフィリピン人が、デング熱になってしまうことになります。
 
デング熱で重症化してしまうのは、ほとんどの場合、子どもです。
 
 
2020年6月12日(金)
・梅雨入り

フィリピンは今日、梅雨入りをしました。
 
フィリピンには乾季と雨季があるのですが、一年を通していちばん降水量が多い8月をピークに、6月から10月まで雨の季節。
 
日本の梅雨と違うのは、一日中シトシト降る雨ではなく、1~2時間、豪雨がつづき、雨が止むと日が差す。
こんな天候を繰り返します。
 
 
2020年6月11日(木)
セブ市は、GCQ(一般的なコミュニティ検疫)は15日までなのですが、今日も105名の新規感染者が見つかり、これで5日間連続二桁に。
 
感染者は、特定のスラム街と、犯罪者が収容されている拘置所に集中し、セブ市内の全域に広がっているわけではありませんが、政府および市長の判断によっては、GCQが延長される可能性があります。
 
 
2020年6月10日(水)
フィリピン国家警察は、2019年12月24日~2020年3月16日の約3か月間と、3月17日~6月8日の3か月間(ロックダウン期間中)では、犯罪数が57%に激減したと発表しました。
 
でも、コロナの感染者は、激減するどころか増えています。
 
 
2020年6月9日(火)
フィリピンの教育省は、コロナのワクチンが開発されるまで、学校の対面授業は再開しないと発表しました。
併せて、タブレットを無料で配布する準備をすすめており、当面は、オンラインでの授業を想定しています。
 
学校がこのような状況なので、語学学校の再開、および外国人留学生の受け入れも、ワクチンが開発されるまで、認められないかもしれません。
 
 
2020年6月8日(月)

コロナから国民の命を守るため、最前線で戦っている人たちは医療従事者だけではありません。
 
コロナ患者の多いスラム街を警備している警察官も、大変なストレスと不安を抱えながら仕事をしています。
 
ストレス解消と、健康増進のために、警察官は踊ります。
 
 
2020年6月7日(日)

フィリピン人の移動手段として、バイクは最重要。
家族や友人を後ろに乗せて、二人乗り、三人乗りが当たり前。
 
でも、コロナ規制で、バイクの二人乗りが禁止になっているいま、自転車がちょっとしたブームになっています。
 
バイクより安くて、ガソリン代もかからない自転車は、これから人気を集めるかもしれません。
 
 
2020年6月6日(土)
・学校への入学登録

フィリピンの幼稚園、小学校、高校では、入学前に親が学校に訪問し、入学するための登録の手続きを行います。
いつもの年でしたら、その手続きは1月末~2月末のあいだ。
 
でも、今年はコロナの影響で、今月からはじまりました。
電話またはオンラインでの手続きです。
 
 
2020年6月5日(金)
・飛行機の運行状況について
フィリピンのほぼ全域が、「一般的なコミュニティ検疫」に緩和されたことで、来週から、国内線、国際線の定期便の就航がはじまります。
 
但し、国際線については、基本的に海外で働いていたフィリピン人が母国へ戻るため、またはフィリピン在住の外国人が、母国へ帰るための便で、観光やビジネス目的での入国はまだできません。
 
海外からフィリピンへ観光目的で来るには、フィリピンの規制が「ニューノーマル」まで緩和されたときになると思います。
 
 
2020年6月4日(木)

セブには日本食レストランが10数件ありますが、現在、店内飲食は禁止。
どこのお店も、デリバリーとテイクアウトで営業をつづけています。
 
たとえばこのラーメン屋さん、餃子定食が250円。
 
海外の日本食レストランと聞くと、「味は大丈夫?」と思う方も多いと思いますが、日本人が調理にかかわっていますので、どのお店もおいしいです。
 
 
2020年6月3日(水)

フィリピン人の足と言えばジプニー(路線バス)ですが、コロナをきっかけに、いま、ジプニーが存続の危機にたたされています。
 
10年以上も前の車両で、安全性に乏しく、排気ガスをまき散らすジプニーは、今後、運行が認められず、環境衛生と安全に配慮した新型の車両のみが、運行を許可される気配。
 
国民にとっては歓迎すべきことですが、すぐに対応できないジプニーのオーナーは、仕事を奪われることになります。
 
セブ市は現在も、コロナ規制のため、ジプニーは走っていません。
 
 
2020年6月2日(火)

一般的なコミュニティ検疫に緩和されたセブ市。
 
飲食店では、まだデリバリーとテイクアウトのみの営業で、店内飲食は禁止されていますが、その後の緩和に向けて準備は進行中。
 
フィリピンでも人気のあるマクドナルドは、来店客とスタッフとの完全非接触型の接客システムの導入を準備しています。
 
 
2020年6月1日(月)
今日からセブ市は、一般的なコミュニティ検疫(GCQ)に緩和されました。
街に出てみると、昨日までの状況とは明らかに違って、人と車の量が増えています。
 
しかし、
市長から発表されたルールが、第1条から28条まである膨大なもので、ほとんどの市民は理解できていないと思います。
そのため、規制がなくなったと勘違いしている。
 
ルールも「不要不急の行動はダメ」とか、「許可されていれば大丈夫」とか、曖昧な表現が多く、じっくり読んでもわからない部分が多数。
 
今日もセブ市内で45人、新たな感染者が見つかりました。
 
GCQの期間が終わる6/15までは、今まで通り、外出は控えた方がよさそうです。
 
 
2020年5月31(日)
・理美容室の再開

3月下旬から営業を規制されていた美容室、理容室が、条件付きで6/7からの営業を許可されることになりました。
2か月以上、国民はヘアカットをセルフか、知り合いに頼んでいたことになります。
 
セブにも、日本人スタイリストがいる美容室が4店舗ありましたが、現在は、いづれも営業していません。
 
 
2020年5月30日(土)
・規制の緩和

セブ市は6/1から、一般的なコミュニティ検疫(GCQ)に緩和されることになりました。
これで、フィリピンのほぼすべての地域はGCQになります。
 
今までの「強化されたコミュニティ検疫」との違いは、勤務する人を50%以下に減らすなど、条件付きで、企業や店舗の再開が認められること。
 
但し、日用品の買い物などを除く外出禁止など、一般市民への規制は引き続き継続されます。
 
GCQへの緩和によって、政府は4月から行っていた低所得世帯への現金支給(月額12,000円~18,000円)の援助を取り止めることも、併せて発表しました。
 
セブ市の今日の新規コロナ感染者数は89名。
2か月以上、規制を続けていたのに減っていません。
 
感染者の半数以上が、海沿いのスラム地区に集中してます。
 
スラム地区の人たちは、感染が収まらないまま、現金支給を打ち切られることになります。
 
 
2020年5月29日(金)
・新学期の学習スタイルは親が決める

フィリピンの教育省が発表。
 
8月の予定されている新学期の授業について、学校に通学しなくても、オンラインやテレビ、ラジオ、またペーパーを使った学習もできるようにする。
 
どのような学習スタイルを選ぶかは、親に委ねられるとのこと。
 
 
2020年5月28日(木)

韓国のチェジュ航空が、6/13にセブー仁川ー日本(成田/関空)行きの臨時便を就航します。
 
現在、セブと日本を結ぶ定期便は飛んでいません。
6月末まで、その予定もありません。
 
いま、セブには日本人の観光客や留学生は、ほぼいません。
月に1~2回、就航する日本行の臨時便の利用者は、セブ在住者か、またはセブで仕事をしている方だと思います。
 
 
2020年5月26日(火)
・中国語の普及に力を入れるフィリピン

300人のフィリピン人教師が、中国語をマスターする訓練を行っています。
さらに、93の公立高校の、約11,000人の生徒が、特別プログラムを通じて中国語(標準語)を学んでいます。
 
これからは、中国語を国内に普及させる動き。
 
フィリピン留学と言えば英語のレッスンですが、近い将来、中国語のレッスンにかわっているかもしれません。
 
 

2020年5月25日(月)

フィリピンのコロナ規制は4段階に分かれています。
 
1.最強 完全ロックブウン (理由に関係なく一切の外出禁止)
2.強 ECQ(特定の場所への外出が条件付きで可能)
3.やや強い MECQ(企業の再開が条件付きで可能)
4.中 GCQ(ソーシャルディスタンスが保たれることを条件に、外出やお店の再開が可能)
5.弱 New Nomal(ホテルなどの観光産業が条件付きで再開)
 
セブ市およびメトロマニラは、現在、2番目の「強」
その他の地域は、3~4です。
 
 
2020月5月24日(日)
・国内旅行の再開に向けて

(観光局長官)
ここ2か月間、国民の移動はもちろん、海外から来る外国人の入国にも強い制限をかけているフィリピン。
ホテルや旅行代理店などの観光業は大打撃を受けています。
 
昨日、フィリピンの観光局長官(日本風にいえば観光大臣)が、GCQ(一般的なコミュニティ隔離)に移行した地域から、国内旅行を促進したいとのコメントを発表しました。
 
でも、GCQ下でも、人々の外出や企業の稼働は、引き続き制限されるので、どこまで現実的なのか、ちょっと疑わしいところです。
 
 
2020年5月23日(土)
 
https://www.facebook.com/reymond.nido/videos/3307243179499924/
セブの州知事の、コロナ規制に関する会見の様子です。
 
実は、一般市民がSNSへ投稿した写真をネタに、外出は控えるよう呼び掛けているのですが、写真を勝手に公開したことへ、市民から苦情がでています。
それに対し知事は、「SNSにあがっているものは誰もが見れるのだから問題なし」と、つっぱねています。
 
現地語での会見ですが、3分15秒から急にくだけた表情と言葉づかいになっているのが面白い。
 
知事とはいえ、やっぱり陽気なフィリピン人です。
 
 
2020年5月21日(金)
日本とセブを直行便で結んでいるフィリピン航空は、7/1まで直行便の就航をすべてキャンセルすると発表しました。
 
現在、フィリピン-日本のあいだを就航しているのは、ANAとJALのマニラ発着、成田、羽田、関空、中部、福岡便のみです。
 
 
2020年5月21日(木)

セブ市内のコロナ感染者は、二か所のスラムに集中していたのですが、そのうちの一か所で、今日、全員回復または陰性になったとの発表がありました。
 
今日のセブ市内の新規感染者は32名。
ピーク時と比較すると1/3以下です。
 
まだまだ予断は許しませんが、このまま続けば、来月には、規制が一部、緩和されるかもしれません。
 
 
2020年5月20日(水)

コロナ検問で、車もバイクも超渋滞。
現在のマニラ周辺の様子です。
 
強化されたコミュニティ隔離がつづいているセブ市は、車もバイクもほとんど走っていません。
 
 
2020年5月19日(火)

強化されたコミュニティ隔離が緩和されたことで、マニラ周辺のショッピングモールは昨日から営業を再開。
でも、お客さんが殺到したため、ソーシャルディスタンスが保てなくなり、再閉店になる見込みです。
 
ちなみに、セブ市は今月末まで、すべてのモールと飲食店が閉店。
 
 
2020年5月18日(月)
セブ空港のあるマクタン島のラブラブ市は、今日から「強化されたコミュニティ隔離」が緩和され、公共交通機関が再開。
人々も街へ出れるようになりました。
 
但し、空港は依然として閉鎖状態で、国際便の運航再開は、来月以降になる見込みです。
 
 
2020年5月17日(日)

フィリピン人の男性には、ルールを守る文化がありません。
自分が楽しければそれでオッケー。
 
外出禁止の規制が敷かれているセブでも、屋外でバスケットボールやカラオケを楽しんでいる若者は少なくありません。
 
ロックダウンの効果で、少しずつ新規の感染者数は減って来ているので、予定通り5月末には、ある程度の規制が解除されることを願ってます。
 
 
2020年5月16日(土)

今日から、マニラ周辺は「強化されたコミュニティ隔離」から「マイルドな隔離」に緩和されました。
 
ショッピングモールなどの商業施設が再開し、たいへんな人出です。
 
セブも、州知事が一般的なコミュニティ隔離へ移行するよう、セブ島の各市長に求めたのですが、セブ市長はそれに従わず、引き続き強化されたコミュニティ隔離を要望中。
 
セブの市民は、いま、どんな規制が敷かれているのか、理解できていません。
 
 
2020年5月15日(金)

・フィリピンのコロナ規制は複雑で曖昧
 
はじめに政府がロックダウンと宣言する
それに基づき、地域ごとに市長が細かな制限を決める
2~3日すると、政府の発表が変更になる
各地域の制限は、ぐたぐたになる
 
セブ市の場合、5月16日以降も、引き続き強化されたコミュニティ隔離(ECQ)が発表されていましたが、ややマイルドなMECQに急きょ変更。
 
但し、市長の判断で感染爆発が起きている一部のスラム街は、完全ロックダウン。
一切の外出が許可されません。
 
大統領、州知事、市長、村長、それぞれが独自の規制をかけるため、国民は戸惑っています。
 
 
2020年5月14日(木)
ボホール島のチョコレートヒルズ
・チョコレートヒルズ
セブ市の港から船で1時間45分。
ボホール島。
 
島には1,200余の丘があり、乾季の5月は山の木々が枯れ、茶色に染まることから、チョコレートヒルズと呼ばれています。
 
毎年、いまの季節は世界中から観光客が訪れるのですが、今年はコロナの影響で、観光客はボホール島へは入れません。
 
来年を楽しみにしましょう。
 
 
2020年5月13日(水)
セブ島および周辺の島々を含めてセブ州と呼び、州にはいくつもの市があります。
 
その中で、今回、政府からMECQ(少し緩和されたコミュニティ隔離)の措置が課せられたのは、セブ市のみで、セブ州の他の地域ではGCQ(一般的なコミュニティ隔離)に緩和されたのですが、セブ空港のあるラプラプ市、そして日本人が多く住んでいるマンダウエ市では、市長の独自の判断で、MECQの措置としました。
 
これにより、セブ空港を離発着する国際線は、今月いっぱいは停止となります。
 
 
2020年5月12日(火)

セブ市は、16日から強化されたコミュニティ隔離(ECQ)から、少し規制が緩和(MECQ)されることになりました。
ある程度の移動が自由になります。
 
とはいえ、不要不急の外出は、まだできません。
 
 
2020年5月11日(月)
ロックダウンの解除予定日を4日後に控え、期限を延長するか、または予定通り解除するか、現在、政府で検討が行われています。
 
解除されれば、日本とセブを結ぶフライトがある程度、就航される見込みですが、高齢者とお年寄りの外出禁止や、娯楽施設の営業停止など、国内での規制は続きます。
 
 
2020年5月10日(日)
・台風がやって来る
日本の台風シーズンは8月9月ですが、フィリピンでは6月~11月。
 
いつもよりちょっと早い台風が、今週、やってきそうです。

 
 
2020年5月9日(土)

お金持ちの家の子は、幼稚園から高校まで私立に通います。
公立と私立では学校の環境や教育のレベルに大きな差があるからです。
 
先日、政府は学校の再開を8/24と定めましたが、オンライン設備の整っている私立は、6月からでも開校が可能とのこと。
 
公立と私立の生徒の学力に、また大きな開きができてしまいます。
 
 
2020年5月8日(金)

常夏のフィリピンですが、真夏だけあるんです。
それが4月と5月。
雨はほとんど降らず、気温は連日35度。
 
いつもなら、子どもたちは家族と一緒に海やプールに出かける季節ですが、今年はコロナの影響で外出禁止。
 
早く、外で遊びたいね!
 
 
2020年5月7日(木)

フィリピン航空は、5/16から旅客機の飛行を再開すると発表しました。
 
まずは国内便ですが、規制が緩和されたら、順次、日本-セブ間の直行便も就航すると思います。
 
 
2020年5月6日(水)

フィリピンでは、コロナが爆発的に広がっている地域は、完全ロックダウンの処置をとります。
 
ロックダウンになると、理由を問わず外出は一切禁止。
食糧や水は、管轄の役場から無償で配給されます。
 
今日、SMシーサイドの近くのスラム街がロックダウンされました。
セブ市内では二例目だと思います。
 
 
2020年5月5日(火)

小学校から大学まで、今年は授業のスタートが8月に決定しました。
終業式は来年の4月末。
 
通常は6月スタートで終業式は3月末でした。
 
今期は土曜日も、通常授業が行われるかもしれません。
 
 
2020年5月4日(月)

フィリピン保健省の発表によると、国内にある81州のうち41の州で、ここ二週間、コロナの感染者が報告されていません。
 
セブでも感染者はスラム街や刑務所など特定の場所に集中し、島全体にコロナが蔓延しているわけではありません。
 
写真は、外出の自粛を呼びかけるストームトルーパー。
 
 
2020年5月3日(日)

スーパーマーケットの列
日頃はちゃんと並ぶことが苦手なフィリピン人ですが、いまはソーシャルディスタンスを守ってます。
 
 
2020年5月2日(土)
フィリピンの学校(幼稚園~大学)は、毎年6月が始業式ですが、今年はコロナの感染拡大の状況によって8月以降になるかもしれません。
 
セブの語学学校も、7月から日本人留学生の受け入れを予定しているようですが、政府の指示によっては延期されるかもしれません。
 
 
2002年5月1日(金)

この写真は医療関係者ではありません。
フィリピン航空の客室乗務員です。
 
現在、セブと日本を結ぶフライトは就航していませんが、マニラを起点とした国内線の一部は運行しています。
 
不特定多数の乗客へサービスを行わなければならない客室乗務員もたいへんな仕事です。
 

尚、セブ成田間のフライトは、日本の緊急事態宣言、またはセブ州の強化されたコミュニティ検疫の期間(予定では5/15まで)が終了したら、再開される可能性があります。
 
 
2020年4月30日(木)

・規制の緩和に向けた住民調査をスタート
 
現在、強化されたコミュニティー検疫下にあるセブですが、一般的な検疫に移行するがどうかを決めるため、住民の10%に対してコロナの感染検査をすることになりました。
 
そのテストの結果に応じて、公共交通機関や商業施設の再開、また、人の移動制限が緩和される可能性があります。
調査は5月4日にはじまります。
 
 
2020年4月29日(水)

・医療従事者への支援
 
日本と同じように、フィリピンでも医療従事者が過酷な仕事に追われています。
 
マスクや防護服といった医療装備品が不足する中で