フィリピン セブ島の子ども支援を行う国際協力団体
グローリアセブはフィリピンのセブに拠点を置き、ゴミ山やスラムに住む子どもたち、ストリートチルドレンの教育と食育にかかわるボランティア活動を行っている国際協力団体です。
併せて大学生、社会人の皆さんが参加できるボランティア、インターンシップを募集しています。
活動紹介の動画(3分26秒)
フィリピンの子どもたちが教育を受けるために
グローリアセブは貧困層の子どもが人並みの教育を受けられるよう、学費の支援、施設の修復、食事の提供など小学校や役場と協働で教育と食育にかかわる活動を行っています。
また貧困家庭の母親が収入を得るための商品づくりと販売支援を行っています。
グローリアセブのボランティア活動について
SDGs(持続可能な開発目標)への取り組み
SDGsとは、世界193か国が承認した、よりよい社会をつくるための国際目標です。
グローリアセブは、SDGsの17の目標のうち、1~4の達成に向けた活動を行っています。
目標1.貧困をなくそう
・貧困層の女性の自立を目指した就業支援
・衣料品や日用品などの生活物資の配給
目標2.飢餓をゼロに
・スラム街での定期的なフィーディング活動
・米や缶詰などの食糧の配給
目標3.すべての人に健康と福祉を
・医薬品の無償提供
・ヘルスセンターへの協賛
目標4.質の高い教育をみんなに
・奨学金の提供
・幼稚園、小学校の運営補助
短期で格安なボランティア、インターンシップの募集
日本から近く英語が通じ、治安も良好なフィリピン セブは日本人が国際経験を積むのに最も適した場所。
グローリアセブでは啓発活動のひとつとして、大学生や社会人が参加できる海外ボランティア、インターンシップの募集も行っています。
私たちが日ごろからフィリピンの行政や学校と協力して行っている活動に参加いただきますので格安な費用での参加が可能です。
グローリアセブはエージェントではありません。
参加費用はフィリピンの貧困家庭や子どもたちを支援する活動費に充てられます。
グローリアセブのボランティア募集プログラム
ご寄付・里親会員の募集
私たちの活動をサポートしていただけるご寄付や物資の提供、また、子どもの就学を支援する里親会員を募集しています。
詳しくは下記のページをご覧ください。
ご寄付について
里親会員について
グローリアセブの5つの活動
- 奨学金制度によるストリートチルドレンやスラム街の子どもの就学支援
- 子供の情操、道徳、語学力向上に寄与する教育アクティビティの実施
- 貧困地域での食事配給活動
- 公立小学校、幼稚園、保育園など教育施設の運営支援
- ボランティア、インターンプログラム、語学留学を通した啓発活動
団体名 | グローリア セブ |
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所在地 | フィリピン セブ市 |
代表 | 斉藤 和彦 |
設立 | 2013年10月 |
代表のプロフィール
グローリアセブの代表 カズは、もともと東京でサラリーマン勤めをしながら、NPO法人の理事としてフィリピンのストリートチルドレンの支援を行ってきました。
2011年に勤めていた会社を退職しセブに移住。
現地での本格的な支援活動をはじめました。
フィリピンに来てみると、日本ではわからなかった貧困の現実を痛感し、2013年にグローリアセブを立ち上げ。
ゴミ山やスラム街に住む貧困層の子どもたちが、学校に通えるよう、あらたな支援を開始しました。
フィリピンの文化や風習に悩まされ、挫折も繰り返しましたが、支援者やボランティアで参加してくれる方々の応援のおかげで、現在は、12名のストリートチルドレンと、250名の貧困地域の子どもたちの支援をつづけています。
これからも、子どもたちが将来、希望を持てる生活が送れるよう、教育と食育の支援を行っていきます。
海外ボランティア参加者のサポート
世界の途上国の現状を、日本人に伝えていくことも、グローリアセブの大きな役割だと考えています。
海外のボランティアに参加してみたい学生や社会人が、安全に、そして有意義な時間を過ごしてもらえるよう、現地でサポートしています。
特に、はじめて海外ボランティアに参加する人のために、日本人スタッフが同行し、活動内容や生活面について説明をしています。
もちろん、何かのトラブルがあったときには現地で迅速に対応。
グローリアセブの現地サポートは国際協力活動に興味と不安を抱える方へのページで詳しくご覧いただけます。
フィリピンで活動している理由
グローリアセブは、セブに拠点を持ち活動を行っています。
その理由は、支援している子どもや家族に寄り添い、何かあったときには迅速に対応するためです。
子どもが病気になった。でもお金がなくて病院に行けない。
母親が家出して帰ってこない。
スラム街で火災が発生し、支援物資を求めている。
決して珍しいケースではありません。
もし日本にいたら、メールや電話で現地に状況を聞くことはできても、行動ができない。
近くにいれば、直接会って話が聞けますし、必要な支援もすぐにできます。
また、支援を行う上で大切になる、現地の人たちとのコミュニケーションと文化の理解は、日本にいたのでは難しい。
現地の人たちと良好な関係が築けていなかったり、その国の習慣やルールを知らずに活動すれば、反感を買う場合もあります。
セブにいれば、フィリピンの人たちと日々コミュニケーションがとれます。
日本にいるよりも現地にいた方が何倍も、困っている人たちに寄り添う活動が可能になります。
グローリアセブの主な活動
2011年6月 | セブでの支援活動開始 |
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2013年5月 | 貧困地区の集落へ遊具施設を寄贈 |
2014年3月 | インターンシップ受け入れ開始 |
2014年5月 | 山の集落にボランティアと子供たちが交流するハウスを建設 |
2014年11月 | ボランティア、インターンの受け入れ開始 |
2015年5月 | ストリートチルドレンへの教育支援活動を開始 |
2015年10月 | ゴミ山で暮らす子どもたちへの教育、食育支援活動を開始 |
2015年12月 | 貧困層の母親の収入を支援するローソクづくり事業をスタート |
2016年1月 | ゴミ山に子どものための教育施設を建設 |
2016年4月 | 8名のストリートチルドレンを奨学生として教育支援を開始 |
2016年7月 | フィリピンの公立学校からパートナー団体として認定 |
2016年9月 | 学校に通っていない子どもが自由に学べるフリースクールをセブに開校 |
2016年11月 | 海に浮かぶスラムの住人の支援活動を開始 |
2017年1月 | ドブ川の上に造られたスラムに住む2名を奨学生として支援開始 |
2017年5月 | セブ島で読者が一番多い日系情報誌 セブポットの取材を受ける |
2017年6月 | 路上で物売りをする4名のストリートチルドレンを奨学生として受け入れ |
2017年10月 | ガラスの破片を拾い集め生計を立てている子どもたちへの支援開始 |
2017年11月 | 山奥のゴミ山に暮らす子供たちへ食事配給活動を開始 |
2018年5月 | ゴミ山とスラムに住む子供約100人へ学用品を配給 |
2018年6月 | 山村の貧困地区に住む子供を奨学生として就学支援 |
2018年11月 | 海の上に浮かぶスラム街の橋梁修理作業を実施 |
2019年3月 | 川の上のスラムに住む子どもたち4名を奨学生として支援開始 |
2019年6月 | ゴミ山とスラム街に住む子どもたちへ学用品を支給 |
2019年7月 | スラム街の大火災に伴う被災者支援を開始 |
2019年8月 | 路上で物売りをする子ども2名を奨学生として支援開始 |
2020年3月 | コロナの影響で困窮するスラムの住人に衣料品を配給 |
2020年6月 | コロナ規制で仕事を奪われている奨学生の家庭に食糧品を配給 |
2020年9月 | スラム街に住む160世帯、およそ800人へ、一か月分の食糧を配給 |
2020年10月 | 小学校へレーザープリンター購入のための資金を寄付 |
2020年11月 | オンラインでの子どもアクティビティをスタート |
2021年2月 | スラムの子どもたちへ5,000枚のコピー用紙と200kgの米を配給 |
2021年6月 | 2021年度の新奨学生を受け入れ |
2021年7月 | スラム街の150世帯へ、お米と食糧を配給 |
2021年12月 | 小学校、幼稚園、保育園へ教育用備品の提供 |
2021年12月 | 台風22号義援金プロジェクトに参加 |
2022年2月 | セブ日本人会の協力団体として、台風の被災地への支援活動を実施 |
2022年8月 | 2022年度の新奨学生 6名を受け入れ |
2022年11月 | 大火災が発生した、海沿いの被災地の支援を開始 |
2023年5月 | ゴミ山の子どもたちへ靴、衣服の提供 |
2023年7月 | 2023年度の新奨学生 5名を受け入れ |
2024年2月 | 小学校、幼稚園、保育園へ教育用備品の提供 |
2024年5月 | スラム街の子どもたちへ靴、衣服の提供 |
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