海外の幼稚園で保育ボランティア
フィリピン セブ島の幼稚園と保育園で保育のお手伝いをしたり、お絵かきや工作などで子どもたちに楽しみの時間を提供する海外保育ボランティア。
幼稚園教諭、保育士など幼児、保育教育にたずさわっている社会人や教育関係の仕事を目指している大学生におすすめ。
海外の保育や日本と海外の子どもの性格や生活習慣の違いなども学べます。
幼稚園・保育園ボランティアの特徴
- 海外の保育や幼児教育、子どもの性格など日本とは異なる海外の教育の現場を知ることができます。
- ボランティアさんが考えたアクティビティを授業の中で行えます。
- 最短で5日間から参加できますので、大学生はもちろん忙しい社会人の方にもお薦めです。
フィリピンの保育
フィリピンには小学校に入る前の幼児教育施設としてデイケアセンターと呼ばれる保育園と幼稚園があります。
日本ではデイケアセンターは高齢者介護の施設を指しますが、フィリピンでは幼稚園に上がる前の子どもを対象とした保育施設。
授業では遊びやお遊戯を交えながら語学や算数などの教育が行われています。
保育園を卒業すると幼稚園に入園します。
日本とは異なる海外の教育現場
日本から来るボランティアさんがまず驚くのは授業中に生徒が走り回ったり、お菓子を食べていて先生も注意しないこと。
フィリピンの保育はやる気のある子どもを伸ばし、そうでない子は子どものやる気が出るのを待つと言った、一人ひとりの自主性を重んじる方針で進められています。
全員に読み書きなどの課題を与えても、それをやりたくない子どもには無理にやらせたりはしません。
その子自身が授業に興味を持ちだしたら、先生は手を差し伸べます。
全員が同じことをやらなければいけない、日本の教育と海外では大きく異なります。
このような教育方針が取られている背景には、子どもの数がとても多く、また貧富や家庭環境に差のある子どもが集まっていることなどがあります。
クラスの中には、制服や文房具が買えない子もいます。
両親がいない子も。
そんなさまざまな環境にある子どもたちが集まる幼稚園ですが、それをまとめ上げる先生の指導技術はすごいです。
3歳からはじまる英語教育
フィリピンには100以上の言語があり、それぞれの地域によって異なる言葉が使われています。
セブではビサヤ語が使われていますが、フィリピン共通の国語はタガログ語、そして公用語として使われている英語があり、子どもは3つの言語を勉強しなければならないんです。
子どもたちが日ごろ使っているビサヤ語とフィリピンの国語はまったく異なるため、幼稚園でも保育園でも英語と国語を教える授業には特に力を入れています。
幼稚園は義務教育
幼稚園は1年制で義務教育。
ほとんどの公立幼稚園は小学校の敷地内に併設されています。
子どもの人数が多いフィリピンでは、一度に全員を収容する施設がなく、午前と午後の2クラスで、園児は入れ替えとなります。
ボランティアで訪問する幼稚園は8つの教室があり午前と午後の2クラス、合計16のクラスに分かれて園児が授業を受けています。
幼稚園では英語や算数の学習が本格的にはじまり、発音や書き取りの学習も行われています。
保育園でも授業がある
保育園はデイケアセンターと呼ばれています。
3~4歳の子供を対象に午前と午後の2クラス、それぞれ2時間の授業が行われます。
日本の保育園と多少異なることは、先生が語学や道徳などの授業を行う点。
子どもを預かる施設と言うよりは幼児教育施設の性格が強いです。
保育園児はまだ言葉も十分に話すことができませんので、絵や積木などを使い学習が行われています。
園児を教える先生はソーシャルワーカーです。
子どもたちと交流するボランティア
ボランティアのみなさんには子どもの情操教育に役立つ楽しいアクティビティを準備していただきます。
折り紙、工作、お絵かき、お遊戯などどのようなアクティビティでもかまいません。
フィリピン人はとっても社交的で明るいのですが子どもはなおさら。
海外から来た外国人に対しても物おじなど一切せず、人懐っこく笑顔で話しかけてきます。
ビサヤ語ですので何を言っているかはわからないと思いますが、表情や身振り手振りで十分にコミュニケーションができます。
先生やグローリアセブのスタッフも、みなさんの行うアクティビティの進行をサポートします。
参加者の感想
- 私が考えた折り紙や工作のアクティビティをみんな楽しそうにやってくれました。完成した作品を、迎えに来たママやパパに嬉しそうに見せる子どもたち。とっても幸せな気持ちになりました。
- 海外の幼稚園や保育園は日本とは異なる部分がたくさんあり、毎日学ぶことが多かったです。子どもからも色々なことを教えられました。
- 海外でのボランティア経験は、自分が日本で行っている保育を見つめなおすきっかけになり、とても刺激を受けました。
フィリピン セブ島 幼稚園・保育園ボランティア募集要項
受け入れ時期
通年。但し夏休みや年末年始など休園日を除く
参加期間
4泊5日
参加条件
- 将来、保育士や幼稚園教諭を目指している学生
- 幼児教育に興味のある方、子どもが好きな18歳以上の女性
- 保育士、幼稚園教諭、または幼児教育に携わっている社会人
宿泊施設
セブ市内のアパートまたはホテル(1部屋1~4名利用) Wi-Fi、ホットシャワーなど完備。
参加費用
63,000円
・セブまでの往復航空券代、現地での食費、交通費は含まれません
・お友だち同士で参加する場合はそれぞれ3,000円を割引します
参加までの流れ
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