子どもの就学を支援する里親会員


子どもの貧困率が3割を超えているフィリピンでは、親や家族以外の人間が、子どもの里親となり、衣食住を提供したり、養育費を面倒みているケースがとても多いです。
 
これは、一時的に子どもを引き取って面倒をみる養育里親や、将来的な養子縁組を前提とした日本の里親制度とは異なります。
 
 
里親支援を受けている子どもの多くには、親か親せきがいます。
しかし、貧困のため親が養育費を捻出できなかったり、仕事で子どもと離れ離れに暮らしているといった事情から、家族以外の里親(スポンサー)を募集し、我が子をサポートしてもらっています。
 
 
この里親プログラムは、日本で出来るフィリピンの子ども支援です。
 

教育が受けられない子どもたち

グローリアセブは、ストリートチルドレンとスラム街に暮らす子どもたちが、義務教育を受けるために学用品や制服、授業料などを支給しています。
 
その理由は、たとえ貧しくても、教育を受けることで将来、仕事を持ち自立した暮らしが送れるようになれると考えているからです。
 
 

フィリピンの子どもが学校へ通うためには、年間で最低約2万円が必要と言われています。
但しこの金額には毎日の通学費や昼食代は含まれていません。

 

小学校まで徒歩1時間と言うケースも珍しくなく、子どもたちの多くはバイクタクシーを利用して通学します。
片道50円、往復100円。貧困の家庭にとってはとても大きな支出。
 
 

また、フィリピンの小学校は給食がなく生徒はお弁当を持参しますが、このお弁当代も負担になり、我が子を学校に通わせたくても金銭面でかなわない貧困家庭がたくさんあります。
 
 

グローリアセブでは、学校に通いたくても資金的に困難な子どもを支援していただける、里親会員を募集しています。
 

里親募集


ひとりの子どものスポンサーになっていただき、義務教育を受けるための学用品、制服やカバンの購入費、学校のプロジェクト費などをご支援いただくプログラムです。
 

里親会員になっていただいた方には、以下のものをメールまたは郵送で、毎年お送りいたします。
 
・子どもからのお礼状、写真、
・学校の成績表
・お誕生日やクリスマスのカード
 
里親会員から子どもへ、メッセージや写真なども送ることができます。
また、セブに来られた際には、子どもが住んでいる家に無料でご案内いたします。
 
 
ご支援いただく子ども
路上で物売りをしているストリートチルドレンや、スラム街に暮らしている10才から16歳の子どもです。
勉強したい気持ちがあるのに、家庭が貧しく就学を継続するのが困難なため、里親を探しています。

 
期間
原則、義務教育が終了する高校6年生(18歳)になるまで、ご支援をお願いしています。
 
年会費
36,000円
 
 

里親会員についてのお問い合わせはお問い合わせフォームをご利用ください。

折り返し里親会員の詳細をご案内させていただきます。
 
 
日本のみなさんのご支援が、フィリピンの子どもたの将来の可能性を広げます。