スラムとリゾートで知るフィリピンの格差問題


セブのゴミ山

貧困と裕福ではこんなに違う収入と生活

緑の山の先に見えるのは海。
手前には無尽蔵に捨てられたゴミの山。
これがアジアンリゾート セブ島の現実です。

 

セブの街中にはスラムと呼ばれる貧困買いが多く点在していますが中でもゴミ山に暮らす貧困層の生活環境は劣悪そのもの。

 

ゴミ山に小さな家をつくり、毎日トラックが運んでくるゴミの中からプラスチックなど売れるものを拾い生計を立てている人々。

プラスチック1kgをジャンクショップに運べば約20円の収入になります。
一か月汗水たらして働いても数千円。

子供たちも親の仕事を手伝いゴミを拾います。

 

 

日本人がイメージするセブ島はビーチ、マリンスポーツ、おいしい南国食事。
セブ島には観光客向けに整備されたリゾート地域があり、ビーチやホテルなど観光地で働いているフィリピン人は月収2~3万円を得ています。

 

不動産などの事業を営んでいる経営者の月収は数十万円にのぼります。
日本よりも物価の安いセブで20~30万円稼げば大金持ち。

 

数千円の収入で暮らす貧困層から、数十万円を得ている裕福層までセブは超格差社会なのです。

格差は生まれた環境で決まってしまう

貧困か裕福かは生まれたときにすでに99%決まっています。

貧困家庭や地域に生まれた子は一生その生活を続け、お金持ちの家の子は家族に可愛がれ何不自由なく過ごすでしょう。

 

学校に通いたくても文具や制服を用意できず教育を受けられない子ども。
親も教育を受けていないので子供に夢や希望を与えることができません。

子供は大人になっても親のしている仕事を継ぐしか手段がなくゴミ拾いや物売りの仕事を引き継いでいきます。

一か月働いても数千円にしかならない仕事です。
でも、それしか知りません。

 

裕福な家庭に生まれた子は一生お金に困ることはありません。
一流大学を出て有名な就職先を見つけ3万円以上の初任給を稼ぎます。

セブのリゾート

途上国の日常生活を見る経験

セブ島は東南アジアでトップクラスのビーチリゾート。
毎日大勢の日本人、そして欧米人の観光客がやってきて非日常の生活を満喫しています。

最近は語学留学生だけでも年間3万人がセブを訪れています。

 

観光客や留学生が目にするのはセブのほんのごく一面のリゾート風景。
観光客向けのレストラン、スパ、ショッピングモール。
スラムや貧困地域には絶対に足を踏み入れません。

観光で収益を得ているセブは、スラムやゴミ山の存在を知られては困るのです。
スラムとリゾート、実は車で5分ほどの至近距離。

 

 

セブと聞けばリゾートのイメージですがフィリピンは途上国。
海外に行ったら観光ガイドに載っている情報だけではなく、その国の現実、
国民の日常生活に触れてみるのも良い経験になります。

貧しくても笑顔を絶やさないフィリピンの人々と接することで恵まれた自分の日常を見つめ直すきっかけになります。

観光では体験できない貴重な経験から得られるものも多いでしょう。

 

 

グローリアセブはフィリピンの現実を知ることができるボランティアプログラムを用意しています。

セブ島には貧困に苦しみながらも毎日を明るく生きている人々が暮らしています。

ゴミ山の子供たち

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