スタディーツアーに参加した第一斑の方々の活動報告と、お寄せいただいた感想文。

 

スケジュール

10月9日 セブ到着
10月10日 オリエンテーション 幼稚園、小学校視察 山の学校で食事支援活動
10月11日 貧困地区の視察 ストリートチルドレンへの食事支援活動 山の集落の子供たちとの交流
10月12日 フリー
10月13日 帰国

活動報告

初日
皆さん成田からの直行便でマクタン空港に到着。空港でお出迎えし、ホテルへご案内。

 

2日目
フィリピンの貧困格差と子供教育についてのオリエンテーション。
フィリピンの貧困の現状、貧困層の暮らし、仕事、収入などについてご理解をいただいた後、公立の幼稚園と小学校を訪問し、授業の様子を見学。
 
お昼からは山の小学校で昼食支援活動を行いました。

 

3日目
セブ市内の貧困地区を視察。
観光では決して行くことのないエリアです。
お昼はストリートチルドレンへの食事支援活動、
 
午後からはストリートチルドレンたちの実家がある、山の集落に移動して、子供たちとバトミントンやバレーボールで交流しました。

 
セブ市内にある最貧困地区を視察。地元の人も足を踏み入れないようなエリアです
 

山の集落に住む子供たちと交流
 

4日目
この日はフリー。
参加者の皆さんはビーチに出かけリゾートアイランド セブを楽しみました。

 

5日目
台風19号が日本に向かっていたためフライトを心配したのですが予定通り成田に到着。

 

参加者の感想文

Eriさん 大学3年

今回参加したスタディーツアーの感想を一言でいえば、”期待以上”でした。
 
 
小学校や幼稚園の子供たち、ストリートチルドレンの子供たちと、こんなに近くでコミュニケーションが取れ、さらに自分にフィードバックして考えさせられるようなことも多くあり、 毎日がこんなに充実するとは思いませんでした。
 
 

2日目は小学校と幼稚園の訪問。
山の学校での食事支援。子供たちの多さに圧倒されました。
 
フィリピンの子供は日本に比べて積極的で、これは見習うべき点だと感じると同時に自分の経験の乏しさを痛感しました。
 
 

以前からこういった海外での活動に興味があったので、もっと早いうちかに行動に移し経験を積み知見を広げておけば良かったと思いました。
 
集落の子供たちとの追いかけっこでは自分の体力の衰えを感じてしまいました。

 
 
3日目は観光では行くことのない、貧困層の方々が暮らす地区やストリートチルドレンへの食事支援、集落での食事支援など。
 
セブの光と影を見ることができた一日になりました。

 
 
 
自分は今まで、様々なことに対して偏見は持っていない方だと自負していましたが、実際に自分の目で見て、体験してみないと、身に染みて感じないものだと実感しました。
 
ストリートチルドレンは、普通の子供たちと何も変わらない快活さで、かわいそう、と言う目で 見てしまうことは失礼なことだと改めて思いました。
 

そしてこの日も子供たちに体力を吸い取られてヘトヘトになり充実した疲労感でした。

 
 
日本人コーディネーターから、フィリピンの文化や実情について詳しく教えていただけたので本当にありがたかったです。
 
全日程を通して正直かなり楽しんでしまいました。
 
 
このツアーで見て感じたことはずっと忘れられないと思います。

 

 

 

Marikoさん 社会人

10月に休暇を取りこの期間に子供に係るボランティアがしたいと思い、検索で見つけたのがこのツアーでした。
 
出発する前は全く異なる文化や国の子供たちとどのように関わって良いのか、ストリートチルドレンの子供たちは私たちを警戒するのではないかなど、不安ばかりでした。
 
 

5日間の日程で活動を通して感じたことがあります。
それは子供たちの元気と笑顔、人懐っこさです。私たちが行くと子供たちの方から近寄って来て、手をつなぎ、遊んでくれます。
 
また食事支援では「ありがとう」と何度も日本語で手を合わせてくれる子もいました。

 
 
そして幼稚園、小学校、山の集落の子供たちとの触れ合い、お別れするときにはどこでも私たちを追いかけいつまでも手を振ってくれる姿に感動しました。
 
 
 
このツアーではフィリピンの抱えている問題や貧困層の暮らしなど、自分が観光をしただけでは学ぶことのできない内容がたくさんありました。
 
実際に貧困地区の視察をし人々の暮らしぶりを見たときには驚きました。
 
服を着ていない子供たち、汚れた水、排気ガスの多さ、砂埃、ゴミの多さ、どれをとっても決して衛生的ではありませんでした。
 
 
しかし、人々は明るく暮らしています。
みんなで助け合って生活をしていました。

 
 
 
私は社会人として参加させていただき、毎日朝から晩まで仕事をし働く時間の中で、このツアーで何か感じることができたらと思い参加しました。
 
 
子供たちとの触れ合い、ストリートチルドレンのたくましく生きる姿、助け合って生きる人々を見て、改めて自分の置かれている立場を見つめ直せる良い機会となりました。
 
貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

 

 

ツアーへのご参加ありがとうございました!
 
セブ島スタディーツアーは夏休み春休みのソーシャルボランティアとして開催を継続しています。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
 
 
たとえ貧困でも、毎日を強く明るく生きているフィリピンの人たちと触れ合いは、きっと価値のある時間となるはずです。
 
 

 
 
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