フィリピンの若者のイメージ

海外で介護士として働くフィリピン人

フィリピンは海外で働いている人たちからの自国への送金額がGDPの10%も占めている国。
多くの学生や若者が、将来の海外就労を目指して努力しています。
 
日本では今、国内の労働力の不足を補うために外国人技能実習制度の拡充が検討されています。
 
多くのフィリピン人の若者が目指しているのは、まさにその海外での就労です。

 
 
フィリピン人の海外での主な職業は介護士、メイド、コールセンターのオペレーター、コンピュータープログラマーなど。
 
就労先の4割がサウジアラビアをはじめとした中東諸国。
その他アメリカやカナダ、香港など

 
そこで稼いだ外貨をフィリピンの家族に送金します。
 
 
英語が話せる、
フレンドリーな性格、
比較的賃金が安い
と言う理由からフィリピン人の海外での需要は高まるばかりです。

海外就労は難関

多くの若者が海外での就労を目指しているので海外に出ることは簡単ではありません。
 
英語が話せてフレンドリーな性格だけで海外に行けるはずもなく、高い専門知識や技術力が求められます。

 
 
大学を上位の成績で卒業し、その後コンピュータや介護などの学校で専門知識を身に付け、そしてまずは国内で就職し海外就労のチャンスを待つ。

 
 
現在、フィリピンの産業を支えている語学学校の先生、IT企業のプログラマーやコールセンターのオペレーターなどを一時的な腰掛の仕事にし、その間に海外での働き口を探します。

家族を養うために必死に働く

海外での労働を目指す理由は両親や兄弟、家族を養うためです。
 
フィリピン国内よりも高い賃金を得てフィリピンに住む家族に送金する。
そのために若者は必死に学び、働き、専門知識の習得に努めます。

 

 

目的を持って行動している人は強い。
 
それも生きるため、生活するための目的ならばなおさら。

 
 
その目的を達成するために自分が世界で通用するグローバルな人間になれるよう、フィリピンの大学生は日々努力を重ねています。
 
 
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