ななみ 大東文化大学2年
ボランティア活動ではどんなに貧しい環境に住んでいても、彼らはとても温厚で日本という外の地から来た私達に対しても目が合っただけで打ち解けることができました。
一緒に遊んでくれることで広い心を持っているんだなと感じたし、私自身温かい気持ちになりました。
スラムでも場所によっては服装がボロボロだったり、学校に行っていたり行っていなかったり、親がいなかったりと境遇は様々で貧困のレベルにも差がありました。
でも、親切さはどこも変わらなかったことに、優しさと周りの環境は関係があんまり無いのかと不思議にも考え、その純粋さも感じてとても感銘を受けました。
特に印象に残ったのはグローリアセブの奨学生が集まる青空教室で、教員になりたいと言っている子がたくさんいたのと、私に対して丁寧にビサヤ語を教えてくれたことです。
先生になる道はすごく大変だと聞いたからです。
まず小学校、高校、大学に進学、さらには赤点が75点という日本の大学の基準よりも厳しく難しいふるい分けに通過しなければならず、出席日数の制限もあるのに子供たちは夢を追いかけて学ぼうとする姿勢をやめないのを本当に尊敬しました。
私の方が年上なのに子供たちの方が精神的に大人びているなと感じました。
私の大学の方が、進級の基準が甘いのにそれに対して怠惰になっている自分が本当に情けなく思えたし、私の夢も資格が必要なため、取得するのに子供たちみたいに真摯に学業に励みたいと思いました。
ビサヤ語を教えてもらうとき、一対1というのもあり緊張して全然頭に入らなかったのですが、何回も発音の練習に付き合ってくれたり問題を出してくれたりして、とても親切に教えてくれました。
将来子供たちが黒板の前に立って、子供に授業をしているところが想像できるくらい教えるのが上手でした。
今回参加しているボランティア生の子は将来、保育や教員を目指している子が多くやっぱり子供の相手をするのがすごく上手だなという風に思いました。
それと同時に、私は子供とあまり関わりを持たない医療系の学部だったので周りから遅れをとらないか、訪問の際ずっとヒヤヒヤでしたがその心配は要りませんでした。
むしろこの経験を通して将来どういう仕事をしたいのかも少し変わったような気がします。今まで将来は国内の病院でしか働くつもりがありませんでしたが、スラムで喘息や感染症で苦しんだりする話や劣悪な環境を見て、貧しい人を助けるための国際的な医療活動もしてみたいと思うようになりました。
私にスラム街についての現状や新しい価値観、将来像を与える場となったグローリアセブに感謝したいです。本当に参加して大正解でした。
2025.02.26
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