もえ 上智大学3年

グローリアセブのボランティア活動に参加するにあたり、当初は自分が何かを提供する側として関わる意識を持っていました。

しかし、実際には支援する立場でありながらそれ以上に自分自身が多くの気づきや学びを得させてもらった時間だと感じています。

現地での出会いや経験を通して、自分の価値観や物事の見方が大きく広がりました。

これまで大学などで貧困地域について学ぶ機会はありましたが、主に課題や問題点などマイナス面に焦点があてられていたため、どこか一面的で否定的なイメージを持っていました。

しかし、実際に墓地やゴミ山の周辺で暮らす子供達と関わる中で、その認識が大きく変化しました。

私がこれまで「幸せ」と考えていた価値観は絶対的な物ではなく、多様であることを実感しました。

また、私は恵まれた環境にいるはずなのに、他者から見てわかりやすく充実した生活を求めてしまっていましたが、現地の子供達の限られた資源の中でも笑顔で過ごし、仲間や家族を大切にしている姿から、幸せは特別な物ではなく、日常の中にある小さな喜びや人との関係生の中に存在しているのだと気づきました。

そして自分が置かれている環境が決して当たり前ではないことを再認識し、感謝の気持ちをもつ大切さを学びました。

さらに、今回のボランティアで人のあたたかさに国境や経済状況は関係ないということを強く感じました。私がアクセサリーを褒めるとプレゼントしてくれたり、鬼ごっこで少し疲れたと伝えると椅子を用意して「ここで休んでいていいよ」と声をかけてくれたりとたくさんの思いやりにふれ、人の優しさは余裕の有無ではなく、相手を思う気持ちから生まれる物だと実感しました。

加えて、今回のボランティアでの学びは将来看護職として人に関わる際の姿勢につながると感じています。国籍や生活環境といった属性で一括りに捉えるのではないこと、自分自身の固定概念や価値観や生活環境と言った個別性を重視した看護を実践して行きたいとおもいます。

また、このような現場を実際に見てと直接関わるという経験は誰もができることではないと思います。

だからこそ自分が見て感じたこと、価値観が揺さぶられた経験を周りにも伝えていくことに意味があると感じました。

 

今回の学びを一過性の経験で終わらせるのではなく、今後の学習や実践、そして発信へと繋げていきたいと思います。

2026.02.18

 

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