ここあ 帯広畜産大学1年
2 日目
人見知りで子供とあまり接したことがない私にとってうまく子供たちと馴染めなかったらどうしようという不安と、スリはないと事前に教えて頂いていましたが、治安は悪かったらどうしようという不安とともに車に揺られていました。
しかし、実際についてみると、子どもたちが笑顔で出迎えてくれて、自分たちから積極的に話しかけてくれたり、遊びに誘ってくれたりしたおかげで私の不安は一瞬で消え去り、すごく楽しい時間を過ごすことができました。
墓地の子も、山岳の子を傍から見ると貧乏で可哀想な不幸な子たちのように見えますが、実際に現地に赴いてその子たちと接触してみると、スラム街で生きていることを忘れさせるくらいステキな笑顔をたくさんもっていてマイナスな感情を一切見られない普通の子供たちのように感じました。
毎日を死に物狂い生きている笑顔を忘れた子どもたちという印象を今まで抱いていた私にとって2日目の出来事はスラムというものの定義についてよく考え、スラムに対して強い興味を持つきっかけを得た日でした。
3 日目
貧困地区に住む大人への質問を行いました。
最初は上手く伝わらなかったらどうしようという不安や、伝わって答えてくれても自分のリスニングが低いせいで聞き取れなかったらどうしようという不安がありましたが、インターン生のあかりさんやみやさん、アイビーさんが翻訳してくださったおかげで自分が知りたかったことや、他の子たちが質問していたことについて深く理解することができました。
また、2人は私たちがその場で急に疑問に思ったことを聞きたいと言ったときも快く受け入れて下さり、翻訳して質問していただきすごく心強かったです。
貧困地区の子どもたちとの交流では、話しかけても聞こえていないのか私の英語力が拙かったのかよく分かりませんが、反応を全然してもらえず、上手くコミュニケーションを取ることができませんでした。
ストリートチルドレンの青空教室ではビサヤ語を学びました。
暗記の仕方が私と同じで、中高生時代を思い出しました。教室にいる子の中にはストリートチルドレンの子もいるということを忘れるぐらい私が思う普通の子と同じような印象でした。
4 日目
子供たちへは将来の夢とその理由を質問しました。
理由は給料や、周りの人を守りたいと言っている人が多く、収入が少ない分病院に行きずらい等の生活で困ることも多々あると言っていた子もいましたが、それでも周りのことを考え、周りのために一生懸命になっている姿はすごく魅力的で自分よりずっと小さい子たちから器の大きさと余裕を感じられました。
ゴミ山の子も墓地の子と同じで皆明るくて元気な子ばかりでした。
違うなと感じたのは墓地の子は土日の荷物運び等で稼ぐ不安定な収入に対し、ゴミ山の子はゴミを選別して業者に買い取ってもらうというそれなりに安定した収入が得られる仕事についているためそのような現象が起こっているのかなと思いました。
また、ゴミ山から抜け出せないのも、そうした安定した収入があるのが1つであるように思いました。
ゴミ山では仕事のため高学年の男の子が配給の場におらず、小さい男の子たちもインターン生が考えてくれた遊びをするときに、離れたところで見るだけで参加していなかったことに違和感を抱きました。
6 日目
日本と異なり、学期末テストがあり、赤点75点を3枚以上とると落第になることに驚きました。
授業を朝と昼に分けることで、より多くの生徒が授業を受けれられるようにしているのかなと感じました。
学校が足りないなら増やせば教師の採用率も上がり、学業を行える子も増えるのに増やさない理由が疑問に思いました。
教えてもらったビサヤ語を話すとすごく嬉しそうで、自分の感情をはっきりと表に出してくれるところが愛おしかったです。
纏め
幸、不幸は環境が決めることではなく自分が決めることで、自分にとっての幸せを大切にすることが大事だと思いました。
子どもはどこも同じで、純粋で、そこからの選択によって職業や人のなりが決まるんだと感じました。
私も将来してみたい研究がはっきりとあるので、それをするためには何を学び何を知る必要があるのか今一度調べてみようと思います。
海外ボランティアは助けてくれる身近な人がいなくなるので不安でしたが、常にインターン生が気を配って下さり、海外に行くに当たり一番の不安要因である外国語も全て訳して下さり、斉藤さんやあかりさん、みやさんが分かりやすく説明して下さったおかげで集中して理解を深めることができました。
皆様のおかげで一生に一度体験できるか分からない貴重な体験をさせて頂きました。
2026.03.04
ボランティア参加者 募集中!
▹子どもたちと交流する「春休み・夏休みソーシャルボランティア」を見てみる