フィリピン 幼稚園 保育園ボランティア体験談
綾乃 20歳 大学生
子供が大好きだったことと、海外でボランティア体験をしてみたいと以前から考えていたので参加しました。
今回の幼稚園・保育園ボランティアでまず一番感じたことが、フィリピンの子供たちの明るさと人懐っこさです。
私は普段の学生生活で、子供と触れ合う機会はほとんどありませんが、日本の子供たちと比べたらはるかに明るくて元気だと思います。
幼稚園を訪問したとき、子供たちの方から寄って来て私に話しかけてきました。
子供たちから見れば、私は初対面の、しかも外国人です。
もし日本の子供たちでしたら、話しかけたりはしないと思います。
子供たちは現地の言葉しか話せないので、言っている意味はわかりませんでしたが、身振り手振りで十分にコミュニケーションを取ることができました。
もうひとつ、日本との違いを感じたことがあります。
フィリピンでは同じ地域の住民同士のつながりがとても強く、地域の住民がみんなで、その地域の子供たちの面倒を見ていたことです。
これは家庭訪問や食事配給活動をしていて気づいたことですが、子供の世話や躾は、親だけがするのではなく、周辺に住んでいる人たち全員が、親代わりになって子供たちを守り、そして育てていると言う感じがしました。
海外に行くのは今回がはじめてで、出発前は少し不安もありましたが、フィリピンの子供たち、そしてその家族のみなさんと交流できたことは、私にとって貴重な体験となりました。
2014年11月5日~9日
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