フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談
Chika 横浜市立大学 1年
まず、今回1週間という短い期間でしたが、セブのこのボランティアに参加することが出来てとても良かったです、
とても充実した時間となりました。
出発する前までは、初めての一人海外ということもあり、とても不安でした。また、自分にどのようなことが出来るのかも曖昧だったことも不安でした。
けれど、実際に活動をしていくなかで、不安は払拭されました。
理由はおそらく自分が思い描いていたイメージとの違いだと思います。
来る前はどうしても“スラム”“ストリートチルドレン”という言葉を聞くと、あまりにひどく、自分がそんな場所に行っても出来ることはないだろうし、子供たちもどのような反応をするのか不安でした。
しかし、実際は子供たちを含め多くの人たちがとても笑顔で、楽しそうで、帰り際にはもっと一緒に居たいと思うほどでした。
子供たちはみんな人懐っこくすぐに一緒に遊ぶことが出来ました。
今回の活動を通して主に3つのことについて考えさせられました。
1つめは教育です。
日本では義務教育まではほとんどの子供が学校に行くことが出来るため、言われてはいたけれど、教育の重要性についてはあまり考えたことはありませんでしたが、ボランティアを通して、教育を受けたがどうかによる差はとても大きいと思いました。
2つめは地域格差です。
沢山の高い建物や大きな通りのすぐ隣に今回の訪問先がありました。
また、フリーの日に訪れたビーチやショッピングモールとの差にもびっくりしました。
3つめは認知のされ方についてです。
2つめにも関連していますが、日本人がイメージするセブがごく少ない部分であることはあまり知られていないと思います。
また貧困に対するイメージも認知に誤りがあると思います。
以上3つのことは今回のセブ島でのソーシャルボランティアに参加していなければ、感じることは出来なかったと思うので、とても良い経験となりました。
期間:2016年8月25日~31日