セブと言うとビーチリゾートをイメージされる方も多いと思います。
実はセブ島の90%以上は貧困に苦しむ人たちが暮らしている地域。
今回紹介するロレガもそのひとつ。
セブ市の中心に位置するロレガ地区。
ここの住民たちはお墓の上に家を建て、ヤギを飼い生計を立てていました。
拳銃や麻薬の取引も頻繁に行われていた悪名高い場所だったんです。
その情報が世界に広まり、数年前から欧米をはじめシンガポールや日本などからボランティアの方々が集まり、子供が教育を受けられる施設の建設や、住人が収入を得られるようアクセサリーやケーキづくりの指導を行っていました。
ロレガの人々を取りまとめ、ボランティアの受け入れを行っていたのはデービスと言う牧師です。
実は彼も、元々はこの地で密売をしていたギャングの頭でした。
住民支援の活動が順調に進む中、大火災が起きロレガ地区は焼け野原となってしまいました。
住む家がなくなってしまった住民たちは一時的に他の地域に散っていきました。
火災から半年経った現在では行政の支援で復旧が進み、少しずつ元の住民がこの地に戻って来ています。
ボランティアの人たちもロレガへ戻って来ました。
ロレガはセブ市の中心地に位置していますが、ガイドブックに紹介されるような場所ではありません。
地元の人たちも足を踏み入れないエリアです。
そのような場所に世界各国から支援の手が差し伸べられていることに驚きます。
グローリアセブのボランティアでは、このロレガ地区にも訪問しデービス牧師から話を伺ったり、住民たちの暮らしぶりを見学します。
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