日本語が通じる安心感
海外ボランティアに参加される多くの方が言語のことを気にします。
海外が初めてという方も多数いますので不安になるのは当然。
もちろん海外ボランティアでは日本語は通じませんが、グローリアセブのボランティアでは日本語でも大丈夫。
日本人スタッフがオリエンテーションから活動内容を日本語でご説明します。
英語が得意な大学生や社会人の方でも、ボランティアの詳細やフィリピンの背景は日本語で説明を受けた方が、より深くボランティアに参加した充実感を感じられます。
海外ボランティアで必要なこと
ボランティアで一番大切なのは実は現地の人々との交流です。
グローリアセブのボランティアではスラムやゴミ山、ストリートチルドレンとの会話を通して、貧困でもなぜ幸せそうに暮らしているのか、貧困層が大切にしていることは何なのかを学び、自分の日々の生活や価値観と比較して考えます。
ボランティアではスラムの視察をはじめ、子どもへの食事配給、貧困層が収入を得るために行っているライブリフッドと言う活動のお手伝いなどを行います。
ボランティア中は現地の人との会話が欠かせません。
セブの格差社会や貧困社会についての話しを聞き、疑問に思うことを質問することでフィリピンについての知識が一層深まります。
フィリピンには、むかし日本で働いた経験のある40代50代や、日本人ボランティアから日本語を習った経験のある子どもが日本語を話しますが、それは「こんにちは」「ありがとう」など挨拶程度の日本語。
旅行会社のガイドも日本語を話しますが、旅行に関係するフレーズのみで多くの日本語は話すことができません。
彼らは仕事に関係する日本語だけを独学で覚えています。
セブでのボランティア中や日常の生活ではすべて英語を使うようになります。
互いの国の言葉を教えあう交流
フィリピンの子どもは日本語が大好きです。
ボランティアさんが来ると目を輝かせてボランティアさんから日本語を教わろうとします。
日本語を教えるのもボランティアのひとつ。
子どもに日本語を教える場合は自己紹介から。
私の名前は○○です。
小学3年生です。
など基本的な自己紹介を日本語で話す練習をさせてください。
また日本語を教えるときには同時に子どもからセブの言語、ビサヤ語も習いましょう。
例えば、私は日本人です、をビサヤ語で言うと「アコ シ ハポン」。
互いの国の言語を教えあえばコミュニケーションはさらに深まり、フィリピンの文化を理解することができます。
グローリアセブのボランティアでは子どもと自由に交流する時間がたくさんありますので、ぜひ日本語を教えてください。
アジアで唯一の英語圏、フィリピンの英語の使い方
フィリピンでは地域によって使っている言葉が異なりますが、国語のフィリピノ語と英語は公用語ですのでセブのボランティアでも英語が基本。
フィリピンにオフィスを持っていない日本のボランティアエージェントは、現地のフィリピン人コーディネーターに業務を委託しています。
ボランティアの活動目的ややり方などはフィリピン人が英語で説明します。
フィリピンの英語はそれほどの訛りはありません。
どちらかと言うと日本人と同じカタカナ発音に近いですので、ネイティブの英語よりも聞き取りやすいですが、使い方や話し方が独特で、英語に堪能な日本人でも戸惑うと思います。
海外ボランティアがはじめての方はなおさら。
フィリピン英語の特徴のひとつは、単語を略して使うこと。
例えばトイレは「CR」
ありがとうは「TX」
そして了解のOKは「K」だけ。
英単語を2~3文字で表現するのがフィリピン流。
地名や人名、フィリピン独自のイベントや催事の名前を普通に話してきますので、日本人には理解できません。
フィリピンについて自分と同じ知識を持っている、という前提で話しますので英語を使える方でも理解をするのに苦労します。
グローリアセブのボランティアは日本語でも大丈夫
グローリアセブはフィリピンの文化や風習を理解している日本人スタッフが現地に常駐し、ボランティアのサポートを行っています。
現地の状況やボランティアの目的は日本人が日本語でしっかりと説明しますので、はじめての海外ボランティア、おひとりでのご参加もまったく問題ありません。
英語が得意な方でも日本人独特のニュアンスは伝わりにくいもの。
海外ではYESかNOのはっきりとした意思表示を求められます。
「ちょっとまだ決めかねている」
「もし問題なければこうしたいと思っている」
日本語ならではの曖昧な意思を英語で伝えることは困難。
それが原因でボランティアエージェントのプログラムに参加したボランティアと現地コーディネーターとのトラブルも耳にします。
ボランティアエージェントのコーディネーターから何かを薦められ、曖昧な返事をしていたらそれを強要された、など。
日本語での会話でしたら曖昧な返事をされた場合は、相手の気持ちを察しそれ以上無理に薦めません。
でもフィリピンではそれが通じず、ボランティアさんの意向とは違う行動を強いられる場合もあります。
もしも体調を崩したとき、サポートをしているのが日本人かフィリピン人かでは圧倒的に差が出ます。
ちょっと休めば大丈夫そうなのか、病院に行くレベルなのか、
この辺のニュアンスは現地のコーディーネーターには伝わりにくいもの。
体調を崩したり何かのトラブルに遭ったとき、日本語で話すことができる日本人スタッフが近くにいることがどれほど心強いかを実感するはず。
海外ボランティアに参加する時は、英語が得意な方でも現地にオフィスを持ち、日本人スタッフが常駐している受け入れ先がお薦め。
安全で有意義なボランティアをするための条件です。
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