フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

りょうや 鳥取大学
 
グローリアセブのボランティアを通じて僕はセブ島に住む人々の生活の多様性、スラム街に住む人々の生活の様子や、考えていることなどたくさんのことを知ることができました。
 
そしてみんな貧しいながらものびのびと生活しているように感じました。
 
 
色んなスラム街を見て回って感じたのは思いやりの精神が強いことと、
みんなとても明るかったことです。
 
将来自分が働いて家族を楽にさせたいと言っていたことや、12歳くらいの子どもが小さな子供の面倒をみていて尊敬の念を抱きました。
 
また、スラム街を歩いていると向こうから笑顔で挨拶してくれたこと、朝から楽しそうに子どもたちがはしゃいでいる光景がとても印象的でした。
 
 
住んでいる環境は日本より圧倒的に悪いにも関わらず、子どもたちが特にみんな生き生きしていて逆に僕が元気をもらいました。
 
 
今回のボランティアでは僕たちが何かを与えるというよりも、色んな気づきを与えてもらったと思います。
その中でも特に印象的だったのが日本との違いでした。
 
日本が衛生面、教育、交通などほぼ全ての分野においてどれだけ発達しているかや、逆に物質的には豊かで安全もかなり保障されている国に住む日本人よりも物質的に貧しく、安全性も低いセブ島の住人の方が自由で明るく生活しているように感じました。
 
 
日本では仕事で疲れた顔をしている人をよく見かけますが、セブ島では都心部、スラム街に関わらずそういう人は僕が見た限りではいませんでした。
 
そう考えると精神的に裕福な人が多いのは日本よりもフィリピンの方なのかなと感じました。
 
短い期間ではありましたが視野が広がって良い経験になりました。

 
 
2019年8月
 
 
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