フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

冴衣
 
貧困の子供たちを助けたい。力になりたいという思いでフィリピンのボランティアに参加しました。
 

しかし、実際にセブの子供たちと交流したり、スラムの現状を見ていると自分には貧困の子供たちの生活を変えることができないという現実をつきつけられました。
 
 

フィリピンは女性社会で男性はあまり働きに出ない家庭が多いと聞きました。
男性は働かないで女性ばかり仕事をして、子供にまで仕事をさせていて貧困になる。
当たり前だと思いました。
 
 

貧困を改善するにはまず、男性もだらけているのではなく、働きに行くべきだと思いました。
そのためには、男性も働きに出られるようにするための活動や、学校やボランティアで将来大人になって働きに出る子供たちに、働くことは生きていくうえで大切なこと。そういうことを道徳などの授業で教えていくべきなのではないかと思います。
 
 
 

セブのボランティアでは貧困の人々の仕事、生活状況などを知ることができました。
しかしその中でも、海沿いに住んでいる人々、山に住んでいる人々、ごみ山の近くに住んでいる人々、いろんな場所に住む人々がいて、それぞれ生活スタイルが違く、特にごみ山の近くに住む人々は環境がとても悪いと思いました。
 
 

子供たちもその悪い環境に住み続けていたら長生きできないし、腐っているものを食べて死んでしまう可能性もあります。
そんなところにこどもたちを住ませたくないと思いました。
 

なので子供たちの命を守るために、まず私たちができることは、悪い環境に住む大人たちにここは危険だからほかのところに移り住むように伝え、ほかの安全な仕事を選ぶように導いてあげるような活動をすることだと思いました。
 

そうすることで少しでもいい環境に子供たちが住むことができるのではないかと考えています。
 
 

またこのようなボランティアに参加していき、ほかの国の貧困の現状も知っていき、少しでも力になれるような活動をしていきたいと思いました。

 
 

2018年8月16日~22日