フィリピン セブ島 ソーシャルボランティア体験談

空 長崎大学
 
私がセブのボランティアプログラムに参加したきっかけは、大学が同じで去年同じこのプログラムに参加した友達から話を聞き、とても勉強になったと勧められたからです。
 
 
 
私は経済学部ですがもともと国際社会のことに興味を持っていて、ゼミも国際言語学を専攻しています。
 
海外旅行が好きで大学生活で10か国ほどいままで訪れてきました。
 
 
 
今回、リゾート地ではない「セブ島」を見ることで、今までにない経験、自分に足りないもの、恵まれの良さ、そしてセブに住む人々の内面を知りたいと思って参加しました。
 
 
 

正直最初はプログラムの内容を見たときに「子供とのふれあい」がたくさんあり、私は子供が苦手でましてや言葉も通じないような子供たちとどう遊ぶのか、どう触れ合うのか不安が大きかったです。
 
 
けれど、現地の子供たちは恥ずかしがらずに笑顔で接してくれて、こんな心配をしていた自分がアホらしく感じました。
 
 
 

狭い部屋の中でも汗をかいて一生懸命走り回って遊んでいて、ボランティアにきている私たちを笑顔にさせてくれて、元気にさせてくれる。
 
目をキラキラさせて私たちのもとに飛び込んできてくれる子供たちを見ていると、人にとって大切なもの、幸せとは何かについて本当に考えさせられました。
 
 
 

青空教室で出会った9歳のロナウド君は、エンジニアになりたいとしっかり夢を語ってくれました。
 
ふと彼の人生と私の人生を想像したら、全く異なる道を歩んでいくんだろうなと思いました。
 
 

破れた服を着て走り回るのにスニーカーではなくビーサンで、でもキラキラとした笑顔を見せてくれるロナウド君を見ていたら、恵まれた環境にいるのに、内面ではなく外面ばかり気にしている私は大切な心を忘れているようなそんな感じがしました。
 
 
 

家庭訪問では、
「今幸せですか?」
「父母を尊敬していますか」
という質問をしたときに、即答で「sure!!」と答えてくれたことが心に残っています。
 
 
日本人の子供たちに同じ質問をしたらどれだけの子どもがそう答えられるかなと考えました。
 
 
 

一日のオフの日は、マクタン島に出向き、アイランドホッピングとSMモールでのショッピングを楽しみました。
 
リゾート地と日本人が言う光景を見ていると、少し中に入れば、スラム街があるなど想像がつかないだろうなと思いました。
 

また、セブは観光業で成り立っているというのもつくづく感じました。
 
 
 

このプログラム中での一週間、幸せについてとても考えさせられました。
 
 
私たちからみて恵まれていない環境の子たちでも笑顔で元気に一生懸命遊んでいるのを見て、私たち日本人にはないものを持っているなとすごく感じさせられて勉強になりました。
 
 
そしてこの子供たちに、私たちに元気をくれた恩返しとして、この子供たちが大きくなった時に力を貸せることがあったら力になりたいと強く思いました。
 
 
 

自分にできるそのなにかはまだ見つかっていないけれど、間接的にでもいいので見つけられたらいいなと思います。
 
 
 
これから就活、社会人になってと忙しく生きていく中で悩みや不安が出てきたとしても、セブのボランティア経験を思い出して世界から見たらどんなに小さいことか考えて乗り越えていけたらいいなと思いました。
 
 
 

セブのボランティアプログラムに参加して学んだことがたくさんあり、実際に体験させていただけたことに本当に感謝しています。
 
人生で忘れられない経験になりました。

 
 
2018年8月23日~29日
 
 
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