フィリピン セブのゴミ山ボランティア
フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

TOMOKA 京都聖母女学院短期大学 2年

 

計5日のセブでのボランティアを終えて、まず時間の経つ早さにびっくりしました。
 
毎日が新しいもの、人、風景の出会いで溢れていてとにかく新鮮でした。

 

 

初日に行ったスラム街は、私が想像していた暗いイメージは全くなく、フリスビーやクモなど何もない中、そういった遊びでとても現域にはしゃいでいました。

 

カメラを向けると照れたり笑ったり、その笑顔を見るとスラムであることを忘れるくらいでした。

 

 

でも実際生活は豊かではなく、少量の食事や稼ぎのことを聞くと現実が見えました。

 

 

ストリートチルドレンたちは日本の同い年と比べて苦労をしてるんだなと思いましたが、彼らにとったらそれが当たり前であり、親孝行だと思うと幸せの基準の違いを感じました。

特に物を売っていた子どもからはたくましさが伝わってきました。

 

 

ドブ川の上で生活している人の家を訪ねた時は、足場の悪さに驚きました。

 

 

 

個人的に一番印象に残っていることはゴミ山での活動のことです。
 
ゴミ山は想像を絶するほどの量と光景でした。
 
スラム街の子どもたちと同じで、ありあまるほどの元気があって、その姿は現在の日本ではなかなか見ることができないと思いました。

 

 

しゃぼん玉1つで大はしゃぎしてくれたり、折り紙でブレスレットを作ったら喜んでくれたり、おんぶをして走ったらすごく楽しそうにしてくれたり、その笑顔が純粋すぎて今でも忘れられません。

 

 

 

帰り際、1人の女の子がハグしようって寄って来てくれた時に「I Love You」と言われて、自然と涙が溢れました。

 

たった数時間だけいた私に、この子は愛をくれたんだと思うと、そこに人種も国籍も国境もないんだと実感しました。

 

 

ありきたりな言葉にはなりますが、グローリアセブのボランティアを通して貧困や現実と向き合えて本当に良かったと思います。

想像との相違はありましたし、「自分の目で現実を見る」という目標も達成できました。

 

そして、自分自身も将来何かしらの形で少しでも減らせるような仕事に関わりたいという気持ちが強くなりました。

 

2016年9月8日~14日
 
 
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