フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

さや 看護師
 
フィリピンのボランティアに参加したきっかけとして、「今しかできないこと」ってなんだろうと考えた時に、海外でボランティアがしたいという思いからでした。
 
また、私はすぐに人に頼ってしまう性格のため、自分一人でなにかしたい、自分の価値観や考えを広げたいという思いもありました。
 
 
日本語が話せる人と一緒に行動する安心感と一人で参加する方が多くいるとのことだったので参加を決めました。
 
 
 
スラムのイメージは、生活のため家族のためひたすらごみを拾って売り1日が終わる、性教育を受けてないため未成年の出産率が高そうなどがありました。
 
しかし、子供たちはみな楽しそうに遊んだり家族とすごしたりと無邪気な笑顔、純粋な目がとても印象的でした。
 
 
 
今回の自分のテーマとして、セブの医療環境について知るということをあげていました。
 
日本では、風邪を引いたらすぐに病院に行ける環境とお金があります。
しかし、セブは病院があってもドクターに病気の知識がなく対症療法になってしまい、病院に行けても薬を買うお金がないため、自力で治さないといけないということを知りました。
 
 
また、日本では怪我をしたら化膿や感染症にかかる可能性があるため消毒をして保護します。
セブでは、自分達で治療できるものもなければ知識もなくそのままの状態で遊んだり、砂のついた手でさわったりと衝撃的でした。
 
 
 
参加して一番感じたことは、子供たちの笑顔を守りたいということです。
 
今回カメラを持参し、たくさんの写真を撮りました。
子供たちにレンズを向けると嬉しそうに笑顔を向けてくれて笑顔の写真をたくさんとることができました。
 
この笑顔でかわいい子供たちの将来や未来を守ってあげたい、そう感じました。
 
 
 
私は普段生活していて、フィリピンにスラムがあることも知りませんでした。
そのため、自分にできることとして、まずはフィリピンについて周りの人たちに知ってもらうことから始めていこうと思います。
 
いろんな写真を見せながら、こういう環境で生活していること、そしてみんな笑顔で楽しく優しい人たちだということを、みんなに知ってもらいたいです。
 
 
 
しかし、人から聞くと、その人の主観が入ってしまいます。
人それぞれ感じ方、価値観は違うので、自分の目で見て、聞いて、体験することはとても大切だと感じました。
 
少しでも多くの人が私の話を聞いたあと、フィリピンについて知るきっかけ、行くきっかけになってくれればと思います。
 
 
このボランティアに参加して本当に良かったです。

 
2019年9月
 

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