フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

ひでなり 大阪経済法科大学
 
1日目、山に住んでいる貧困層の子供を見て、思っていたより明るく気軽に接してくれて、僕はもっと静かで人と接することが苦手な子供が多いのかと思っていた。
 
なので、会う前と会った後では気持ちの入れ方の違いがあり、1日目は子供と上手く接していけなかったと感じた。
 
 
山の子は靴のない子や服に穴が開いていたり、服が伸びている子供がいて、目で見て子供の暮らしが良くないことを感じた。
 
そして僕たちにはどういうサポートをしていくことが出来るのか考えていかなければならないと感じた。
 
 
 
海に住んでいる貧困層の人々は、橋を通る時にたくさんのゴミが落ちていて匂いも酷かったのが衝撃だった。
 
日本ではまず見られないような光景で、はじめに斉藤さんがおっしゃっていた、「イメージと目で見たギャップ」なのかと感じた。
 
そのゴミが、海に流れて行き、子供達にとって良くない環境になってしまっていると感じた。
 
 
子供と交流をして、すごく元気で貧しい子供達に見えなかった。
 
フィリピンの人と日本の人を比べて見ると、圧倒的に元気なのはフィリピンの人々で、貧困=不幸せだと思っていたがそんなことはないのだと感じた。
 
貧困の中でも楽しく暮らしているのは凄いと思うし、日本のほうが不幸せなのではないかと感じた。
 
 
 
2日目は、前日よりも服や暮らしは少し良いほうなのだと感じた。
家庭訪問では、大家族なのに子供のことを第一に考えて生活を送っていることは凄いと感じ、日本ではまず考えられないことだと思った。
 
収入も少なく貧しい暮らしを送っているにも関わらず、子供をしっかりとした大人にしようとしていることは凄いと感じた。
だからこそ今の自分と比べて、貧しい暮らしを送っている子供に対しての支援、貧困な暮らしをしている人が一人でも多く減っていくための支援をしていきたいと感じた。
 
自分ではまだ、解決策を見つけられなかったので日本に帰ってもっと勉強したいと感じた。
 
 
 
3日目、ガラス山を見て川にゴミの量が多くてこれが海に流れていくと、フィリピンだけの問題ではないと感じた。
 
ゴミ山では、ゴミ山で住んでいる子やゴミを拾いにくる子たちにとって収入源はゴミ拾いで、親から代々受け継がれていてゴミ山を無くすなとは言えない。
 
ゴミ山で暮らす子たちは、酷い生活をしていることは間違えなく、ゴミ山が無くなればまた違うゴミ山を探して歩き回ることになるからこの問題については、また日本に帰ってから勉強をして、様々な考え方を身につけていくことが必要だと感じた。
 
 
あかねさんがおっしゃっていたように、日本でゴミの分別をしなかったりしたら、フィリピンのゴミ山のようになりかねない聞いた時、凄く正しいと感じた。
 
日本の人は、このフィリピンの問題について知って欲しいと感じた。
そして自分でも日本に帰ってからフィリピンの問題について発信していきたいと感じた。
 
 
 
活動を振り返りは、ボランティアに参加する前に、一度ネットで調べていたが、ネットでは知られないような知識、情報、五感で感じることが出来て、日本にいたら出来ない経験であった。
 
ボランティアに興味の無い気持ちも少しあったが、今回のボランティアでもっといろいろな国の問題について知りたいと興味を持てた。
 
そして、貧困問題について、勉強をし、支援をしていきたいと思う。
 
 
グローリアセブのボランティアに参加して、凄く自分のためになる1週間であった。
 
 
 
2020年2月
 
 
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