フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談
景 神戸市外国語大学4年
私がセブのボランティアに参加した理由は、高校生の時から興味を持っていたガーナのゴミ山で暮らす子供たちを助けたいとずっと思っており、大学生最後の自由な年なので思い切ってボランティアに行ってみよう!という軽い気持ちからでした。
初日から、日本では考えられないような環境で暮らす子どもたちが楽しそうに過ごしている姿に圧倒させられました。
「助けたい」という言葉はとても稚拙で浅はかだったなと恥ずかしくなりました。
確かに日本は物資的にとても恵まれてると思いますが、セブの子どもたちより日本の子どもたちの方が幸せそうだとはどうしても思えず、何が支援なのか、何が変えていくべきことなのか、いっぱいいっぱい考えた1週間でした。
教育の力というのはとても大きいものだと思います。
義務教育が完全に遂行されていないフィリピンの現状も、教育を受けられることが当たり前だと思っている日本の現状も、きっと変えていかなければいけないことだと思います。
この1週間で私にできたことは本当にわずかだったと思いますが、将来先生になったときにここで学んだことを日本の生徒に還元して少しずつでも今の日本の教育の現状を変えていくことができたらなと思います。
”やったことは全て、無力ではなく微力”という言葉を、昔からずっと大事にしています。
自分には大きなことはできませんが、少しずつでも自分にできることを信じてやっていきたいと思います。
最後にはなりますが、斉藤さんをはじめ、支えてくれたインターン生やボランティア生の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
貴重な体験、大切な思い出をたくさんありがとうございました!
皆さんに幸せがたくさん訪れますように!!
2022年8月
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