花奈 純真学園大学 3年
現在、メディアやインターネットを通して世界の情報を知ることかできる社会となりました。
しかし、内情についてさらに理解するには 現地に行き五感を研ぎ澄ませる必要があると私は考えました。
世界各国の内情について学ぶ入り口として私はセブ島ソーシャルボランティアに参加しました。
ボランティア活動では、貧困地区に住む子どもたちとレクリエーションを楽しんだり、ごはんの配給活動を行ったりしました。
その中で 私は現地の人に質問してフィリピンの現状について見識を深めることができました。
フィリピンの子どもたちの約3割は貧困を理由に義務教育を全て受け終えることができず退学しなければなりません。
そして、子どもなら家族のためにお金を稼がなければならないのです。
子どもたちに夢を聞くと将来、学校の先生や警察官、看護師になりたいと言っていました。
さらに、子どもたちは勉強すれば将来の夢を叶えることができると理解していました。
夢を持つ子どもたちを支援するには教育体制を整えること、国全体が発展し雇用が増えることか必要たと感じました。
今回のボランティア活動で最も驚いたことは、子どもたちがみんな笑顔だったことです。
毎日笑顔で家族と一緒に過ごし友達と遊び、日々の食事を楽しむ。
子どもたちは日常にある小さな幸せを一つひとつ大事にしていると私は感じました。
私は生きていく中でこれらの幸せを大切にすることが人生において最も重要であると子ともたちから学べました。
私は日本に帰った後、今回の経験を家族や友達に伝えたいと思います。
フィリピンの内情を伝えることがボランティアの役目だと思うからです。
また現在、私は医療について学んでいるので、大学でさらにその知識を身に付け、社会人になったとき医療従事者として経験を積み、日本のみならず世界の子どもたちのために自分の知識を使える人になりたいです。
2023年9月
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