まゆ 横浜国立大学3年
グローリアセブのボランティアに参加したきっかけは、昨年の夏にカンボジアで教育ボランティアを行ったことを生かして、他の国でもボランティアを行って国際協力を続けたかったからです。
またセブを選んだのは、英語の勉強と平行してボランティアを行えると思ったからです。
語学留学とセットのプランは私にとってとても魅力的で、今回、グローリアセブのプログラムを選んでよかったなと思っています。
グローリアセブのボラン ティア活動は、他の団体とは違い家庭訪問に行って実際の声を聞く機会があることです。
スラム街をただ訪問するだけではわからない現地の人の声を聞くことができ、たくさんの発見と学びがありました。
日本にいる時はスラム街にいる子どもたちは将来の夢も特になく、暗いのかと思っていました。
しかし実際は全然違いました。
子どもたちには笑顔があり、将来の夢もあり、勉強への意欲もあってとても明るい子どもたちでした。
私はそんな子どもたちを見て、この子たちが貧困を現由に夢をあきらめるような現実があってはならない、と強く思いました。
今回のボランティアに参加したから国際協力をしたと本当に言えるのか、それはわかりませんが、今回の参加をきっかけに今後私がどのようなことを考え、何をするべきか考えるきっかけになりました。
このような活動に参加させていただいたことにとても感謝しています。
フィリピンの子どもたちは英語を学ぶ環境にあるので、他の途上国と比べ、海外への出稼ぎを考えている子どもがとても多いことに驚きました。
しかし、勉強をして海外に行く人が多くなってもフィリピンでの貧困問題が根本的に解決するわけではありません。
結局はお金がなくて勉強を続けられなくなった子がまたスラム街に住む連鎖となるのです。
そんな状況で私たちにできることは何なのか。
彼らの毎日の幸せを支え、彼らの悲しみや苦しみの中にある生活の中の笑顔を世界中に発信し、先進国、途上国関係なく毎日の幸せで共有できて笑顔があふれる世の中になるよう努力できることを考えたいと思いました。
子どもたちから逆に学ぶことも多くとても実りのある1週間でした。
2025.03.26
ボランティア参加者 募集中!
▹子どもたちと交流する「春休み・夏休みソーシャルボランティア」を見てみる