ゆり 東洋大学3年
1週間を過ごして、子供達と触れ合ってとても楽しかったというのが一番の感想です。
行く前は1人で参加を決めたというのもあり、友達ができるか、や英語が話せないから子供達と言語が伝わらず、うまく楽しめないのではないかという不安がとても大きかったです。
でも最初にいった暮地スラムで車から降りた時に子供達が笑顔で駆け寄ってきてくれたことで、だんだんと不安が消え、気づいたら自分が楽しませられているといることに気づきました。英語の文法などは正しくなくても、笑顔と単語とジュスチャーで子供たちとあそぶことができることを学びました。
行く前の貧困の子供たちの印象は、「可哀想」とか「恵まれていない」というイメージだったけれど、子ども達にとってはこの環境が当たり前で、みんなここにいる人、家、地域のことを大切に思っていて、不幸そうな人は1人もいなかったです。
川の上のスラムでのインタビューで、「将来、この街を出たいかという質問に対して、みんなが「出たくない」と回答していたのが印象的でした。
自分は裕福ではないと分かっているはずだけれど、みんなそこを離れて裕福な生活をすることよりも、家族や友達と過ごすことを選んでいて、本分に仲間想いなんだと胸があつくなりました。
自分は大学で観光について学んでいて、貧困とは正反対なのでギャップに衝撃も受けました。
セブはリゾート地のイメージだったので、貧困の人達がこんなにもたくさんいるということを帰って大学の友達に伝えたいと思います。
2025.09.10
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