フィリピン ソーシャルボランティア体験談

和奏さん 20歳 大学生
 

初めて海外ボランティアに参加してとても良い経験になった。

メディアでとり上げられている「貧困問題」を肌で感じ、改めてなにか行動を起こさなければいけないと思った。

 

 

子供達と触れ合い無邪気な笑顔にこちらも笑顔になった。

子供達の方からかけ寄って来てくれて言葉の壁があっても問題ないんだと感じた。とても楽しい思い出になった。

 

 

そんな楽しさの反面、子供達の住む環境は日本では考えられないくらいひどい。水はとても汚く、ごみはその辺にすてられ、たくさんのハエが飛び回っている。においもひどい。衛生的に良くない。

 

 

今回のボランティア活動の中でも、ごみ山の環境は想像以上だった。

自分の身長よりも何倍も高く積み上げられたごみはプラスチックやガラスが小さく割れたものが多く、しっかりした運動靴でないとすぐケガをしてしまう。

 

それなのにごみ山の子供たちはみんなサンダルで、裸足で歩いている子もいる。

いつ菌が入って病気になってもおかしくない。

 

こんな環境は今すぐに変えられなければいけないと思った。

 

 

そこでやはり私たちがすぐにできることは、現状を知ってそれを友達や家族に伝え、メディアに発信し広める。

 

またいらなくなったものを寄付したり今回のようにボランティアに参加することだと思った。

 

ボランティアというとかたくるしいイメージを持ちがちだけれど、この活動はそんなことは全然なく気軽に参加できる。

 

 

 

子供達と遊んでいるだけでちゃんと貢献できているのだろうかと思った時もあった。

しかし、子供達が成長する過程で違う国の人と触れ合うことは将来の糧となると思う。

また、ボランティアに参加したりして何か関わっていきたいと思った。

 

 

1週間がとても早く、とても濃い時間を過ごすことができた。

 

2016年3月17日~23日
 
 

 
 
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