フィリピン セブ ソーシャルボランティア体験談

結羽 立教大学 1年
 
グローリアセブのボランティアを終えて、まず初めに勇気を出して参加してよかったなと改めて思いました。
 
私は貧困などの問題に対して初めて知ったのが中学生でした。
 
当時の担任の先生だった方が青年海外協力隊として、アフリカのマダガスカルにボランティアをしに行ったことが当時の私にとってとっても印象的でした。
 
 
世界の地域格差、貧困を高校、大学で学ぶにつれ、私はこのまま日本に留まって何も知らないまま、普通の生活を送っていいのか疑問に思うようになり、コロナが落ち着いたこのタイミングで挑戦してみようと思いました。
 
 
実際にフィリピンに来てみて、現地の人、子どもたちに触れ合ってみて、当たり前の有り難さを感じると共に、想像の何倍もの愛、笑顔、幸せを肌で実感出来てとても嬉しかったです。
 
 
どこかでスラム街で暮らしている人たちはかわいそうだというイメージを抱いていましたが、彼らにとってはスラム街など存在せず、彼らの家と家庭があるだけなんだなと思いました。
 
しかし、子どもたちの体の傷、ご飯、洋服、住居をみていく中で、彼らの生まれた場所がそこであったという理由だけで私たちが享受しているものとこんなにも劣悪な環境での生活を強いられている事に対して疑問も抱きました。
 
 
今まだ、私にはこの経験を家族や友人に発信する事しか出来ません。
 
しかし、発信する事で1人でも多くの人にこの問題について考えてもらって、1人でも多くの人が問題解決に向けた行動に小さな事でもいいので動いてくれるように頑張りたいです。
 
 
そして、将来的には、実際にまた現地に訪れて地域の人と直接対話しながら、問題解決に向けた行動が取れる大人になりたいです。
 
 
今回はこのような機会を作ってくださりありがとうございました。
 
大学生活の中でもう一度、このグローリアセブのボランティアに参加してみたいなと思います。

 
 
2022年8月
 
 

 
 

 
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