英語が苦手で海外ボランティアを迷っている大学生
海外ボランティアに興味はあるけと英語が苦手で参加を躊躇っている大学生は多いと思います。
この記事では、英語が喋れなくても海外ボランティアに参加できる理由と、これだけ覚えておけば大丈夫な英語をわかりやすくお伝えします。
短期の海外ボランティアなら挨拶程度の英語ができれば十分です。
短期なら少ない英単語で充分
学生時代に海外でボランティアをしてみたい
海外の困っている人の役に立つことをしたい
でも英語が苦手でうまく話せない自分にはムリかな。
ボランティアの内容を英語で説明されてもたぶん良くわからないし、質問されてもきっと返せない。
日本人は中学3年間で1,200の英単語を学んでいます。
高校では1,800語
合わせて3,000語
でも、日常生活では使わないので覚えているのはその1割くらい。
海外でのボランティアなら30の英単語で充分。
少ない英単語でも組み合わせや身振り手振りを添えることで相手には十分伝わります。
海外ボランティアに参加している大学生で、英語が堪能な人は10人にひとりもいません。
発展途上国の人も英語は苦手
英語が国語または公用語として使われているのは世界人口のたった7%。
世界の93%の人たちは英語を話しません。
海外でのボランティアを何度も経験している方ですとアフリカへ出かける人もいますが、アメリカやイギリスなど英語がネイティブの国に出かける人は稀。
海外ボランティアの行き先で多いのは東南アジアです。
例えばアジアの発展途上国で英語が使われているのはフィリピンだけ。
他の途上国は日常的に英語は使われていません。
フィリピンでは英語は使えますが、フィリピン人はネイティブのようなスピードと発音では喋りません
日本人に聞き取りやすい英語。
難しい単語も使わない。
これがアメリカ人やイギリス人の英語だったら、英語初心者にはきっと聴き取れないと思います。
ボランティア先の東南アジアで使われている英語は、実践的に英語を使っていない日本人のレベルと大差なし。
海外への短期の渡航でしたらで英語をあまり意識する必要はありません。
子どもは英語が喋れない
先進国や英語圏は別としてボランティアで行く海外は発展途上国。
義務教育もしっかり受けていない貧困層や子どもは英語をあまり話せないので、必要なコミュニケーションは身振り手振りや表情、行動で示します。
大人でも日本人が学んでいるような文法通りの英語は使っていない。
短くてシンプルな英語です。
海外ボランティアの目的は上手に英語を話すことではありません。
英語に悩む前に、発展途上国の人たちに役立つ支援に一生懸命取り組んでください。
海外ボランティアでは英語力よりも現地の人たちと触れ合おうとする積極性が大切。
目があったら笑顔で「ハイ」と言葉を交わすだけで打ち解ける。
子どもを笑顔にするのに英語は必要ありません。
海外ボランティアで覚えておきたい英語
現地の人たちとコミュニケーションをする機会が多い海外ボランティアなら簡単な英語だけ。
自己紹介では名前と年齢。
苗字は言わず、下の名前かニックネームで。
ちょっと余裕があれば大学生なら専攻(Major)や将来のなりたい職業。
社会人なら現在の仕事を添える。
子どもたちとの交流が多いボランティアでは、What?の問いかけや、okなど簡単な意思表示で充分。
英語が喋れない幼い子は、きっと現地語であなたに話しかけてくるハズ。
そんな時は子どもの表情で判断する。
大人との会話も簡単な言葉で。
もし、相手の言ったことがわからなかったらsorryと言って聞き返す。
恥ずかしいことではありません。
現地の人たちは日本人が英語が得意でないことは知っています。
例え話を用いて改めて簡単な英語で話てくれるでしょう。
折角の海外ボランティアですから、現地の言葉も覚えるのも楽しい。
世界で使われている言葉は日本人に馴染みの英語やフランス語、スペイン語だけではなく、聞いたこともないような言語が6,500種類も。
挨拶やありがとうなどの言葉を子どもたちから教わってください。
英語が話せなくても簡単な現地語を話せた方がコミュニケーションが深まります。
英文法を気にしたら喋れない
食事や買い物、交通機関を利用するときは、さすがに一言も英語を喋らないわけには行きません。
海外ボランティアでは活動中よりも日常生活の時間の方が英語を話す機会が多いかも。
英語を話すときは正しい文法などは考えず単語だけでもok。
目的は相手に自分の意思を伝えることですから、たどたどしくしゃべるくらいなら英単語を並べただけの方が相手に伝わります。
英語が相手に伝わるかどうかは発音がポイント。
頭の中で考えながら話すと、日本人はカタカナ発音になりがち。
だったら自分の使いやすい英単語で短く話した方がよっぽど相手は理解できる。
海外に長期に滞在する方は改めて英語を勉強することを薦めますが、1~2週間の短期海外ボランティアなら海外で使いそうな英単語だけいくつか復習しておくだけで良いでしょう。
短期の滞在で必要な最低限の英語は
挨拶とお礼
HelloとThank you
相手の話にうなづく
YesやOKでも大丈夫。
そしてこちらの希望や要望を伝える英語
I’d like to~
May I have~?
大切なのは正確な文法を意識して話そうとしないこと。
意識したら何も話せなくなるから。
英語を使いたい方は毎日の生活や人とのコミュニケーションで使いそうな単語だけ覚えてきてください。
完了形とか使役動詞とか、難しい文法なんか気にしない
それでも英語が不安な大学生は
海外では現地のコーディネーターの指示のもとに行う活動がほとんどです。
外国人とのグループ活動の場合も。
英語が話せなくて参加を迷っている大学生は、日本人が現地でガイドをしてくれる団体で日本人同士のグループで行うプログラムに参加すれば問題なし。
現地の日本人が活動の説明から日常生活まですべてサポートします。
参加者は全員日本人ですので困ったときには助け合うことも。
グローリアセブが募集している、フィリピン短期ボランティア、海外ボランティアに初めて参加する学生や英語が苦手な方におすすめのプログラム。
海外ボランティアに興味はあるけど、言葉のことを気にして躊躇うなんてもったいない。
行動すれば、英語なんてまったく気にしなくて良かったことを知るでしょう。
日本人の9割は英語初心者です。
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