マクタン空港
海外ボランティアに参加するときに、現地でサポートしてくれるスタッフの特徴について、フィリピン セブ島でのボランティアを例に解説します。

マクタン空港の送迎から

ボランティアやセブ留学、観光などでフィリピン セブのマクタン空港に到着したとき、最初に不安になること。

それは自分をピックアップやガイドしてくれる人とちゃんと会えるか、そしてその人はどんな人か。

みなさんの送迎や現地案内をしてくれる人は渡航目的によって呼び名が違います。

旅行の場合はガイド
留学はスタッフ
ボランティアはコーディネーター

そして空港でお出迎えする旅行ガイドやコーディネーターには3つのタイプが。
英語だけを話すフィリピン人、
日本語も話せるフィリピン人、
そして日本人。

語学留学の空港送迎に来るスタッフは日本人。
主にインターン学生が務めています。

HISやJTBなどの旅行会社の観光ツアーは日本語も話すフィリピン人。
送迎だけではなくオプショナルツアーを申し込めば基本的に同じガイドが同行します。

ボランティア参加の方を出迎えるのはちょっとだけ日本語が話せるフィリピン人。
日本語ガイドではありませんが日本人と多く接しているのでなんとなく覚えてしまいます。

日本語は話せなくても日本人の気持ちや行動パターンは知っていますのでとても親切。
英語が苦手な日本人のこともわかっていますので簡単な英語で話しかけてきます。

空港で待っている旅行ガイドは会社に関係なくみんな友達同士で、自分のお客さんではなくても待ち合わせ場所がわからずに困っている人を見つけたらサポートをしてくれます。
それが留学生でもボランティアでも。

迷った顔をしているとフィリピン人ガイドが旅行会社名や行き先を聞いてきて、場所を案内してくれる。
フィリピン人の持つ優しさです。

フィリピン人の長所短所

1週間前後のセブ滞在中、毎日顔を会わせる人。
コーディネーターの性格によってセブの印象が随分と変わってしまうでしょう。
活動先やセブについてわかりやすく説明してくれ、困ったときにはしっかりサポートをしてくれるコーディネーターでしたらのボランティア活動はさらに楽しくなります。

現地を一番知っているのはもちろんセブ在住のフィリピン人です。
英語が堪能な方であればフィリピン人ガイドでも良いでしょう。

但し日本人独特のニュアンスや気持ちは通じませんので、わかってもらいたいことが伝わらずそれが原因で後からトラブルになる場合も。

また、フィリピン人は外国人にはわからない現地の地名や人名、固有名詞を普通に使うので説明を聞いても良く理解できない場合も多々あるんです。

日本語を話すフィリピン人。
これは良さそうにも思うのですが彼らは独学で日本語を学んでいますので観光地やホテル、送迎など自分の仕事にかかわる決まった情報しか説明できません。

観光でセブに来る方でしたらそれでも良いのですが、ボランティアの場合は人々の生活や困っていること、貧困の背景など細かな情報が必要になります。
日本人ボランティアが知りたい質問をしても的確な回答を得るのは難しいです。

ボランティアコーディネーターの役割

ボランティアプログラムのコーディネーターは参加者を案内するだけではなく一緒に支援活動を行います。
これが旅行ガイドとの大きな違い。

グローリアセブのコーディネーターは参加者がいるいないに関わらず、スラムやゴミ山を訪問して食事を配給したり、ストリートチルドレンの教育を教えたり。
つまり支援活動に従事することがメインの仕事で、ボランティアが来たときはサポートもする。
こんな立場。

だから現地の貧困の暮らしや子どもたちのことを本当に良く知っています。

グローリアセブでは活動の同行や案内は日本人が行っていますが、セブを詳しく知ってもらうためにフィリピン人の女性コーディネーターも同行。
海外が初めての方や英語が得意でない方、また現地のことを詳しく知りたい方にも満足していただけます。

 
 
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